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【MBA】アカウンティング基礎DAY3:財務諸表を読む

2024年にグロービスを卒業したので、これまで受講した科目を振り返り学びをまとめます。
一生に一度のMBAライフを楽しみましょう!
※本記事は自分自身の学びの整理で、授業内容全体の共有はしません。


テーマ

財務諸表を読む

授業内容

今回は実際に財務諸表を見て企業活動の全体を見ていきます。
財務諸表は企業の収益性、成長性、安全性、効率性といった面を体系的に把握するために重要です。
この授業では、実際に企業の財務諸表を見ながらROA(総資産利益率)やROE(自己資本利益率)といった重要な指標を読み解く力を身に付けました。
ROAやROEは日常業務でも使用する機会が多いため、これらの理解が深まったことは大変有益でした。
しかし、その他の財務指標や複雑な計算方法については、まだ十分に理解できていない部分も多いです。。
普段の業務で使用する機会が少ない指標については、まあ仕方ないことなので、今後も全体像をしっかり把握しながら学びを深めていきます!

自分の学び、自社への落とし込み

財務諸表からの分析方法

財務諸表の分析には、まず大きな指標から個別の要素に分解していくアプローチが効果的であると再認識しました。
ROEを例に取ると、まずは企業全体の自己資本利益率を把握し、次にその要因を分解して収益性(純利益)、効率性(総資産回転率)、財務レバレッジ(自己資本比率)といった要素を個別に検討することで、具体的な改善ポイントを発見できます。
自社においても、ROEの水準をまず把握し、収益性の改善策や資産効率の向上、財務レバレッジの最適化を図るために、個別の財務指標を段階的に見直す仕組みを導入する予定です。
大きな指標を分解しながら、具体的な施策を検討することが、経営改善の道標となると考えています。

事業活動に必要な指標

初めて知ったので目からウロコで、財務諸表を分析する際、成長性、収益性、効率性、安全性といった多面的な指標が重要であると学びました。
成長性は企業が市場において拡大しているか、収益性はその成長が利益に結びついているかを示します。
効率性は限られた資源をどれだけ有効に使えているか、安全性は企業が財務的なリスクをどの程度コントロールしているかを意味します。
企業の総合力が高いことを目指しつつも、各企業にはそれぞれの事業特性があるため、ある指標が強く、別の指標が弱いというバランスがあることも理解しました。
これは、企業の独自性や差別化要因としての可能性があると考えます。
自社においても、成長戦略に沿った指標の優先順位を明確にし、特定の指標で優位性を持たせることで、独自のビジネスモデルが財務諸表に反映されるような体制を整えていきます!!

統合報告書の作成と非財務情報の重要性

財務諸表は、企業の経営状況を数字で捉えるための重要な資料ですが、ROEやROAといった指標だけでは、企業の活動すべてを評価できないことも学びました。
特に、顧客からの口コミやコミュニティでの評判、社会的な信頼といった非財務的な要素は、財務諸表には直接現れません。
しかし、これらの要素が企業の長期的な成長に及ぼす影響は大きいと考えられます。
そのため、自社でも統合報告書を作成し、非財務情報も含めた総合的な分析を行う方針も考える必要があり、統合報告書は従来の財務指標では捉えられない企業価値を評価するための有効なツールであり、将来的な投資家やステークホルダーへの信頼を構築するためにも役立つので活用していきます!

全体を通しての所感

今回の授業を通じて財務諸表の基本的な分析方法を学んだことで、これまで以上に自社の財務状況を多角的に理解することができるようになりました。
また、授業で学んだ理論を実務に落とし込むことで、日常的な意思決定の精度を高めることが期待されます。
今後は、今回得た知識を基盤に、さらに財務分析スキルを磨き、長期的な企業価値向上に向けて効果的な施策を導入していきます!!

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僕は2022期東京校のセクションGです。
これまで先輩や後輩の皆さんと事業連携や相談を重ね、多くのサポートを受けてきました。
恩送りの精神を大切にし、グロービスのネットワークを活用していきたいと考えています。
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歌川貴之@企業顧問/シリアルアントレプレナー
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