【第二外国語紹介】韓国朝鮮語(文系)
大学で履修する第二外国語はもう決めましたか?
この記事では、東大で開講されている第二外国語の難易度・勉強法・試験の様子、それぞれのクラスの雰囲気をまとめました。「まだ第二外国語を決めかねている…」という人は、悔いのない選択をするための参考に、「もう決めた!」という人は予習がてらに、ぜひご一読ください!
この記事は、2018年度文一・二韓国朝鮮語クラスに在籍していた一部の学生への取材に基づいて作成しています。クラスの雰囲気やクラスの男女比は年度によって異なる可能性があるのでご了承ください。
基本情報
2018年度の場合、韓国朝鮮語クラスは文一~文三で1クラス、理一1クラス、理二・三1クラス。クラスの人数は年度や科類によって大きく異なり、1クラス50人程度になることも25人程度になることもある。
男女比は年度によって大きく異なる。2017年度入学クラスの場合が男女比がほぼ1:1だった一方、2018年度入学クラスでは男子:女子=5:1だった。
韓国朝鮮語について
韓国朝鮮語を選んだ理由
・K-POPが好きだから
・韓国にルーツを持っているから
・韓国への留学経験があるから
・韓国の政治や日韓関係に関心があるから
・韓国語は習得するのが容易だから
韓国朝鮮語の難易度
文字:ハングル文字を新しく覚えなければいけない。ハングルは母音と子音を組み合わせて表記する表音文字。
文法:文法は日本語とほぼ同じ。しかし、時制や敬語に関するルールは日本語よりも厳しい。相手の性別や立場に応じて動詞や助詞が変化するため、それを覚えるのが大変。
発音:ルールがたくさんあり、覚えるのが大変。少し発音が変わると別の単語になるため発音をマスターするのは難しい。
語彙:日本語と似ている単語はあるが、それほど数は多くない。
概して、文法以外は新しく覚えなければいけないものが多い。
勉強の方法
韓国朝鮮語の場合は、文字や発音を習得してから単語を覚えていく。語順が日本語と同じなので、単語を覚えることがとにかく大切。
クラスの雰囲気
クラスの仲はいいが、クラスの友人で遊びに行くというよりは、日常生活の中で交流することが中心である。クラスの中で固定の「仲良しグループ」ができるわけではなく、個人を大切にしながら、流動的で緩い人間関係を維持している。また、サークルがあるからクラスには積極的に関わらなくて良いと考える人も一定数いる。
クラス会はどは1年生の間には3~4回開催される。しかし、2年生以降は各が自分のことに時間を費やすようになるため、クラス会の回数が減る。
2年生以降は、クラスメイトと受講する必修や準必修の授業がなくなるので、クラスの繋がりは薄くなる。そのため、予定を合わせてクラスメイトと会うことは少なく成る。
所属している課外活動の種類は様々である。運動会に所属している人や文化系サークルに入っている人、ゼミや学生団体に所属している人がいる一方で、サークルに入っていない人も散見される。
勉強に関しては、真剣に取り組む人もいれば単位を落とす人もいるなど人それぞれである。少人数クラスではあるが、シケプリ(学生が作成する試験対策プリント)は集まり、試験前にシケプリに困ることはなかった。また、履修は個人で決めることが多く、それぞれの学生が受講したい授業を履修していた。
韓国朝鮮語を選択するメリット・デメリット
メリット
・K-POPをさらに楽しめるようになる。
・語学を勉強した成果が日常生活でわかるので嬉しい。K-POPを理解できるようになったり、韓国料理のメニューがわかるようになったりする。
・少人数なのでクラスの仲がよく、居心地がいい。
デメリット
・マイナー言語である韓国語クラスの雰囲気は、スペイン語やフランス語のクラスによく見られるキラキラとした雰囲気とは少し異なる
・クラスの友人と遊ぶことはあまりないので、「仲が良くない」と思われることもある。
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