UT-BASEで「社会課題解決」??
突然ですが、皆さんは、この記事、読んだことありますか?
実は、この記事を書いたり管理したりしているのが、私です。
初めまして。UT-BASE記事コンテンツ部門の部門長と、UT-BASE高校生向け企画の統括をしています、高崎千実です。「さっきの記事読んだことあるよ!」っていう人がいたら泣いて喜びます笑
私は、「自分の手で社会をよりよくする」ことを軸にして大学での活動をしています(めっちゃ壮大ですね...😅)UT-BASEもその一環です。このnoteでは、なぜこのような想いが生まれたのか、そしてUT-BASEでの活動がどのようにそれに結びついているのか、少しお話ししたいと思います。
中学時代 〜お祭りのロンドンと、その裏側〜
中学時代、私は地元の派遣事業を使って、イギリスに2週間の研修旅行へ行きました。そこで見た光景が、私はずっと忘れられません。
セントパトリックデーのロンドン。その日は運が良かったのか、曇りの多いロンドンでも雲ひとつない快晴でした。大道芸人やアーティストがあちこちにいて、街中にお祭りのような明るい雰囲気が漂っていました。
その中で1人、おばあさんがぽつんと佇んでいました。
ブリキ缶を手に、通りすがりの人に物乞いをしていました。
そのおばあさんには、鼻がありませんでした。
事件に巻き込まれないように「物乞いをされても絶対に何も渡してはいけない」と教えられていた私。どうしたらいいかもわからないまま、友達と一緒にその場を立ち去りました。
目の前に困っている人がいるのに、自分は何もできない。そんなやるせなさが泥のように心の底に沈んでいきました。
「もう見て見ぬふりをしたくない、自分が困っている人を助けられるようになりたい。」
そのような気持ちから私は、「社会問題の解決」に漠然と興味を持つようになりました。
高校時代 〜ディベートの楽しさとその限界〜
高校に入学し、社会課題についてもっと勉強したいと思った私は、英語が得意だったということもあり、社会問題をテーマに英語で議論を行う英語ディベートの活動を始めました。
最初はゆるっと始めた活動でしたが、試合の緊張感とチームでの連携、勝利の喜びに魅了されてあっという間にのめり込み、気づけば明けても暮れてもディベートに打ち込む日々。大会でもそれなりに満足がいく結果を残すことができ、達成感を感じて私の部活ライフは終わりを迎えました。
しかし、その時ふと思ったのです。
「あれ?私がディベートしても、社会は何も変わってなくない?」
確かに、試合の準備を通して社会課題について知ることもできましたし、大会での優勝を目指してチームメイトと試行錯誤した毎日は何にも変えられないほど楽しかったです。しかし、それでも困っている人は困ったままで、結局何も変わってない。その状況に対してもどかしさが燻っていました。そして、「大学では実際に社会に存在する課題を解決したい」と思うようになりました。
大学時代 〜「自分の手で、社会をよりよく」〜
大学では、後ろ髪を引かれつつもディベートをやめ、「自分の手で社会をよりよくする」ことを軸にして活動をしています。具体的には以下のような感じです。
川人ゼミ:社会問題を現場目線で知るために、社会的弱者に焦点をあてたフィールドワークを企画したり参加したりしています。
NPO法人カタリバ(b-lab):中高生の「学校でも家でもない第3の居場所・成長拠点」を作る活動に参加しています。
ホームレス支援のNPO:家を持っていなかったり、生活に困窮していたりする人に対しての炊き出しや生活相談などを行うボランティアをしています。
TURE-TECH:ソフトバンクが主催する、地方創生インターンです。9月には実際に福岡県嘉麻市に足を運び、その地域が抱える課題についてグループで解決策を提示します。
そして、UT-BASEでの活動も、「自分の手で社会をよりよくする」ことに結びついています。
UT-BASEでの「社会課題解決」と「自分の成長」
UT-BASEは、私にとって「社会課題解決」と「自分の成長」を両立できる場所だと思っています。
①社会課題解決→「高校生にUT-BASEを」
皆さんは、こんな経験をしたことがないでしょうか?
・東大に興味があるけど、身近に東大生がいなくて、東大が実際にどんなところなのかわからない...
・「東大に合格する」ことを目標に勉強していたけど、入学したら燃え尽き症候群になってしまった...
・進振りがこんなに大変だなんて知らなかった...
・合格最低点だけで科類を選んだけど、希望する学部に行きづらいことが入学後に分かった...
東大に入学してからというもの、私の周りにはこのような声が絶えませんでした。そして、進路選択で発生するミスマッチや、高校間の情報格差、東大合格後の燃え尽き...に課題意識を持つようになりました。規模は小さいかもしれないけれど、これも立派な「社会課題」です。
このような問題を少しでも減らすために、私はUT-BASEの記事コンテンツ部門長を務める傍ら、高校生向けの企画を統括として進めています。
この企画は、UT-BASEが東大生向けに発信している「学部学科紹介」「サークル・団体紹介」「プログラム紹介」に加えて「科類紹介」「進振り紹介」「高校生お役立ち団体紹介」「東大生インタビュー」を、東大に興味を持っている高校生にも届けようというものです。高校生の進路選択におけるミスマッチをできる限り少なくするとともに、「東大でこんなことしてみたい!」というワクワクを高校生に届けることを目標にしています。(今夏に、高校生向けサイトを開設する予定です!!!)
自分が感じた社会課題を深ぼって分析し、その解決策を自分の手で実行する。
やることは山積しているし、悩むことも多いですが、非常にやりがいを感じています。
※おまけ:UT-BASEのベンチャー精神
実はこの企画、私がUT-BASEに入会してわずか2ヶ月(1年生の10月)で始めた企画です。
私:「(先述の課題感と企画内容を伝え)こういうことやりたいです!!」
代表:「じゃあそれ高崎が統括になってやってみなよ!」
このやりとりでこの企画はスタートしました。
そして、同じ課題意識を持ったメンバーや先輩にも、たくさん企画に対してのフィードバックや協力をしていただきました。
こんなふうに、入ったばかりの1年生が「やりたい!」と言ったことを受け止め、全力でサポートするベンチャー精神がUT-BASEにはあります。
②自分の成長→大量の情報・多様なメンバー
UT-BASEは「東大生の情報拠点」です。それゆえ、UT-BASE編集部のslackには毎日大量の情報がいち早く流れてきます。東大の公式プログラム・面白いインターン・履修に関する速報...
これらの情報を毎日滝のように浴び、自分に興味のある活動をいち早く認知し、それに参加することができます。カタリバもTURE-TECHも、実はUT-BASE経由で知りました。
また、UT-BASEには個性極まる素敵なメンバーが揃っています。
・ほぼ初対面なのに「ロケット」と「飛行機」の違いについて熱く語る先輩(今は研究室で人工衛星開発に勤しんでいます)
・私が発案したキャラクターの3Dモデルを3日かけて作る先輩(優と優上を掻っ攫っていきます...)
・レポートを書くはずがいつの間にか数学の問題を面白がって解くことに時間を費やしてしまう同期
・丸の内のカフェでお茶していたらいつの間にか「教育格差」について2時間以上議論していた友人...(これ以上書くと止まらなくなるので自粛)
みんなUT-BASE内外で活躍していて、かつ「学び「成長」に対してすごく貪欲な人たちばかりです。(今年の夏はUT-BASEメンバー数名で論文会読や統計に関する勉強会などを行います)
一緒に「課題解決」と「成長」しませんか?
・今、「課題解決」というワードにビビッときた人
・面白い人たちと一緒に活動したい人
・社会貢献と自分の成長を両立したい人
UT-BASEで一緒に活動しませんか?(高校生向け企画も絶賛新メンバー募集中です!笑)
もし少しでも興味のある方は、こちらのフォームからぜひUT-BASEに遊びに来てください!
個性豊かなメンバーたちが待ってます😊