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不確かな明日の中に

⓪イントロダクション

「変わらずに、『変わり続ける人』でありたい。」
ーーーどんな時も、どんな場所にいても、誰と過ごしていても、明日の僕が今日の僕よりもちょっとだけ誇れる存在になっていますように。

初めまして、UT-BASEで活動している文科一類2年の保田優太です。


冒頭でご紹介した思いは、僕のある種の信念です。もし1ミリでも共感してくれた方がいたら、ちょっと手を止めて最後までこの文章を読んで頂けないでしょうか。今日は僕のこの信念がUT-BASEでの活動にどのように表れているのかをお話しできたらと思います。


①「ワカラナイコト」は好きですか?

さて、少しだけ自分の話をさせてください。

僕は早稲田高校出身です。(残念なことにしばしば早稲田実業さんや早大学院さんと混同されてしまうのですが)新宿区の早稲田駅から徒歩20秒、早稲田大学の設立以前から存在する男子校の中高一貫校です。(まあ楽しいし、結構いい学校だとは思います笑)

早稲田大学の系属校ということもあり、早稲田高校には150枠程度、早稲田大学への推薦枠があります。母校で炎上しそうなので少々書くことが憚られますが、僕はそれなりに真面目だったので、早稲田大学の政治経済学部や法学部への推薦はあまり大きな苦労をせずとも獲得できそうな状況だったのです。

そんな中、推薦という選択肢を切って、東大を受験することを僕は選びました。

なぜか??

東大でやりたいことがあったからでも、東大が日本一だからでもなければ、人から勧められたわけでもないのです。

「変わらずに、『変わり続ける人』でありたい」という信念がその道を選んだからにほかなりません。受験すれば落ちるかもしれない、挫折するかもしれない、不安で夜も眠れないかもしれない。でも、嫌だったのです、推薦を選ぶことで自分の変化が止まってしまうことが。

よく未来の自分の姿を完璧に描きたがる人がいます。自分がどういう人生を送るのかを予測したがる人もいます。否定はしません。でも、「それって面白い?」とは問いたい。

1年後の自分、10年後に自分、50年後の自分… 何をしているかも想像が付かない。生きているかも「ワカラナイ」。そのくらいの方が楽しいじゃないですか。要は「安全に」生きるのが嫌いだと解釈して頂いても構いません。

東大に入ってもその思いは変わりませんでした。1年生から早期の就活コミュニティに入ったり、周りが入ってるからという理由で伊藤塾に入ったりする選択肢もなかったわけではありません。(何ならそっちの方が親は安心したかもしれませんね笑)しかし、この信念に照らした時、そうした学生生活は僕の中での「正解」にはとても思えませんでした。


②UT-BASEは「ワカラナイ」だらけ

話をUT-BASEに戻しましょう。
2020年3月に設立されたUT-BASEには、予想外の事態ばかり起こります。活動の正解もわかりません。様々な局面で「ゼロから」考えなければならないことが多いのです。

僕が担当してきた事の中で言えば、合同新歓の運営がこの最たる例でしょう。事前連絡、ロジ作成、当日運営、FB… 合同新歓の開催は非常に骨の折れるものでした。1年生の冬にこの大きなプロジェクトを託された僕には、ほとんどノウハウもスキルもありませんでした。

このような事例はUT-BASE内で多く見られます。入会しておよそ3週間ほどでTwitter発信を主導する役目を担うようになった人もいますし、高校生向けのページを作りたいと語ってから数秒後にゴーサインを出された1年生もいました。

そう、UT-BASEは「不確実性」と共に生きているのです。それはもちろん、設立されてから1年半しか経過していないことや、活動範囲が広いことも理由にはあるでしょう。

しかし、このUT-BASEのカルチャーの源泉は、メンバーの好奇心の強さと行動力の高さにあるのではないかとも考えられます。「面白そうだからやってみよう」「じゃあまずは○○をはじめよう」といったテンポで新しいことに挑むのです。

やるべきことは増えます。失敗するリスクは大きくなります。それでもなお、チャレンジしてみようという部分。ここにこそ、自分の信念とUT-BASEのカルチャーの合致を感じています。だからこそ、僕はもっとこの団体で頑張りたいし、この団体での活動は楽しいと思えるのです。

一緒に活動してくれるという方は、是非こちらのリンクから話を聞きに見てください!


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