成瀬は天下を取りに行くを読んだ感想
いまさらながらですが、「成瀬は天下を取りに行く」を読みました。
読んだ感想としては、皆んなが一度は思い描いたこういった人になりたい。というものを集約したのが、成瀬そのものだなと思いました。
大きな信念があり、自分のやりたいことに全力で突き進む姿が今の自分に必要なことなんだと気づきました。
【良いと感じたこと】
1. 成瀬が逆境の中でもブレない姿勢
物語の中で、成瀬が重要な決断を迫られるシーンがありました。彼は周囲からの反対意見やプレッシャーに直面しますが、自分の信念を貫きます。この場面で印象的だったのは、彼が「信念があるからこそ、迷わない」と言い切る瞬間です。
良いと感じた理由:
Webディレクターの仕事では、クライアントや上司、チームメンバーなど、さまざまな意見を調整する必要があります。その中で、ただ要望をそのまま伝えるだけでは、単なる伝言係になってしまいます。これまでの自分は、相手から言われたことをそのまま流すだけになっていたと思います。成瀬の姿を見て、自分もまず受け取った内容をしっかり咀嚼し、深く考えることが必要だと改めて気づきました。こうした姿勢を持つことで、相手の本当の意図を理解し、より良い提案ができるようになると感じています。
2. 小さな行動を積み重ねる姿
物語の中盤、成瀬が大きな目標を達成するために、まずは小さな行動から始める場面があります。彼は「いきなり完璧を目指すのではなく、やれることからコツコツと」という考え方で、一歩ずつ進んでいきます。
良いと感じた理由:
Webディレクターとしての仕事も、完璧なプロジェクトを目指すあまり、最初の一歩が遅れてしまうことがあります。今投稿しているものも完璧な文章を求めすぎて、一つ一つのアウトプットが遅くなってしまうのですが、成瀬を見て、「今の自分にできること、「今の自分がやらないといけないこと」をしっかり目標に向かってコツコツ進めていかないと、現状から抜け出せないなと感じました。これからはアウトプットの量を増やすことを意識して、取り組んでいきたいなと思います。
「成瀬は天下をとりに行く。」は、信念を持ち、行動し続けることの大切さを教えてくれる本でした。この学びを日々の業務に活かしながら、私自身も一歩ずつ成長していきたいと思います。最後まで読んでいただき、ありがとうございました。この記事が誰かの参考になれば幸いです。