10代最後の夏を振り返る-立ちはだかる4つの壁
どうもこんにちは、
夜にコーヒーを飲みながらゲームをしたら寝れなくなっています、すらいむです。
何をしてんねん。
早いもので9月も一週間が経ち、涼しい日が増えてきました。季節もすっかり秋に向かって歩みを進めているように感じますね。
僕は大学生という社会的に恵まれた身分に属しているため、『夏が終わっても夏休み』という奇妙な現象が発生していますが、やはり暦の上では『秋』になるわけでございます。
「暦の上では」と聞くと「ディセンバー」と言いたくなる朝ドラ大好き小学生だった僕はクソガキです。
(伝わらなかった人のために小声で言うと、『あまちゃん』という朝ドラの挿入歌である『暦の上ではディセンバー』という曲のことです。)
この曲を歌っているのは『ベイビーレイズJAPAN』というアイドルグループで、僕が一番好きなのは『夜明けBrand New Days』という曲。
死ぬほどぶち上がります。ちなみに僕はこの曲しか知りません。
というわけで、今回は僕の10代最後の夏を勝手に振り返っていきます。インスタに投稿するLJK(Last Joshi Kousei)の気持ちが少しわかるような気がします。
最後にして『壁』がてんこ盛り
9月になって、いろいろ思い出してみると、
『とにかく乗り越えた』
一ヶ月だったように感じます。
もともと数が少ない友達に、現在も猛威をふるい続けている某疫病が拍車をかける形で、僕のカレンダーは真っ白な状態になっていました。
『こりゃ、暇な夏休みになるぜ...(キメ顔)』
みたいな雰囲気で大学生2度目の夏休みに突入しました。
...したはずだった。
それなのに、気づけば目の前に壁が立ちはだかっていました。しかも、たくさん。
毎日エアコンが付いた部屋で扇風機を回しながらゴロゴロしたり、ゲームをしたりするような、なーんにも考えない日々を送ると思っていました。
が、
それは、大きな間違いでした。
立ちはだかる4つの壁のことを毎日考えながら、どうしたらいいのか悩みに悩んで、行動して、
「気づいたら9月になっていた」という感じです。
それでも、ひとつひとつの壁をしっかり乗り越えて『圧倒的成長』した夏になったと思います。
進研ゼミかな?
①突然始まった新しいバイト
大学の定期試験が終わり、残りはレポートだけになった7月の最終週。僕は一日一本のレポートを消化することで、ゆっくりと、しかし確実に夏休みに近づいていました。
そんなある日の朝、いつものようにコーヒーを飲みながらYoutubeを観たり、ネットサーフィンをしていた僕は、突然思い立ちました。
『人前でしゃべりたいなぁ』
イカレ野郎です。
どんな生活をしてきたらこんな思考が発生するのでしょうか。
マジレスするとYoutubeをしているからです。
当時は、僕が運営しているチャンネル登録者数が500人を突破した時期でもあり、ようやく
人に見られている
という実感が出始めていた時期でした。
徐々に再生数が増え、コメントが増え、高評価が増えた。徐々に話している実感を感じ、それと同時に、多くの人に伝えるという行為がとても楽しくなっていました。
特段バイトもしていなかったし、僕は日々『暇』な状態に自分を置いているので、行動に迷いはありませんでした。
『暇』についてはこの記事で熱く語っているので読んでください。この記事よりはためになると思います。なんてこと言うんだよ。
僕はすぐさま「集団塾の講師アルバイト」に応募しました。
全てが、朝コーヒーを飲んでいる間に完結してしまいました。
ここからの流れは非常に早い。
申し込んだ次の週の月曜日に面接が行われ、その日の夜に採用通知。2日後の水曜日に雇用契約を締結。さらにその2日後から研修に参加し始めます。
スピードが過ぎる。
そして、研修が始まるやいなや、いきなり『模擬授業』をさせられます。相手は社員さん+同じく研修を受けている数人。
初日にいきなり『模擬授業』として人前に立たされて、いきなり授業をする。
いくら『人前でしゃべりたいなぁ』と思っていたイカレ野郎でも、これは望まない人前。前に立っただけで足はガクガク。教材として持っていた一枚の紙はブルブル震えて音が経つ寸前でした。
もちろん、うまくいくはずもない。
声や話し方や授業の進め方、ありとあらゆる点をダメ出しされました。
こんなんで、授業できるようになるのか...?
不安という不安が募る研修初日となってしまいました。
しかし、人間とは面白いものです。
研修2日目にして、もう慣れました。
もしかしたら僕が早すぎただけかもしれませんが、既に人前で授業をすることに慣れてしまいました。
初回では、人前に立っただけで全身が震え上がっていたのに、2回目となると、どこも震えていませんでした。
心は震えてました(冷めるからそういうこと言わないで)
そして研修3回目、4回目、5回目と回数を積んでいき、気づけば僕は
『プロ講師の顔』
をしていたのです(当社比20%)。
堂々としたふるまい、話し方、スムーズな授業運びに自信のある物言い。すべてが、研修初回に教わった理想的な授業だったのです。
ただ自画自賛をして終わってしまいましたが、要するに、1つ目の壁は無事に乗り越えられたということです。
一つ目の壁は、
『ひたすらに経験を積む』
ことで、乗り越えることができました。
この記事を読んでいる皆さんも、今、悩んでいた李不安に思っていたりすることがあると思います。
しかし、安心してください。
不安というのは、経験を積めば積むほど、減っていくものなのです。
だから、
迷わずにたくさん挑戦していきましょう。
(ドヤッ)
ちなみに先日、生徒を前にした『本物の授業』をしてきました。多少不慣れな点もありましたが、無事に完遂することができました。
経験は嘘をつかないですね。
②登録者1000人目前のプレッシャー
8月に入ると、僕が動画投稿をしているYoutubeチャンネルの登録者数が急激に増え始めました。
理由は、8月に入って最初に投稿した動画が爆伸びしたから。
今までは1日に数人、多くて10人。というペースで増加していたのに、その動画を投稿してから1日に30人とか、今までとは比べものにならないペースで増加していきました。
めちゃめちゃ嬉しかったです。今まで続けてきたものがようやく芽を出し始めたように感じられました。
しかし、それと同時に『大きなプレッシャー』というものも感じ始めていました。
今までは、少し手を抜いても「どうせそんなに観られないし、自己満だし」というような気持ちがあり、好きな動画を好きなように投稿していた節があったのですが、チャンネル登録者数が1000人に近づくにつれ、
「おもしろい動画を作らなきゃ、伸びるコンテンツを作り続けなきゃ。」
という思いが先行してしまうようになりました。
そのため、動画のネタ作りが難航し、なかなか動画制作に着手できなかったり、動画編集に今までよりもこだわってしまったりと、動画制作に割く時間が今までよりも圧倒的に増えてしまいました。
そして、今までは2週間後に投稿する動画のストックなんかも用意していたのですが、気づけば投稿予定日の2日前にようやく動画の書き出しが完了するというありさま。
要するに、『日々の暮らしに余裕がなくなってしまった』のです。
動画制作に割く時間が増えていったのと時を同じくして、上で述べたように、新しいバイトの研修でダメ出しをされる日々を送るわけです。
どんどんとプレッシャーが高まっていく日々。
それでも、なんとか動画を投稿し続けました。
そして無事、8月24日にチャンネル登録者数1000人を突破することとなりました。
一年近くずっと背負い続けていた肩の荷が下りたような思いでした。
深夜に一人でYoutubeのアナリティクスと向き合い、突破した瞬間には思わず両手を空へ突き出してしまいました。
「深夜になにしてるんだろ...」とは心のどこかで思いましたけど。
その日はよく眠れました。
二つ目の壁は
『時間が解決してくれた』
という感じでした。
時には、自分の努力を信じてグッと待つことも大切ですね。
(ドヤ顔タイム)
それじゃあ今は完全にプレッシャーを感じずに動画を作れているの?
と聞かれたら、そういうわけではありません。今もめちゃめちゃプレッシャーを感じています。
それでも、「俺は登録者0人から初めて、1000人までいけたんだ!」という、圧倒的な自信を盾にして、なんとか戦っているという状態です。
人に見られることで成り立っている以上、死ぬまでプレッシャーを感じ続けるんだろうなとは思っています。
③襲い掛かってくる腹痛
8月に入って、体に妙な異変を感じていました。
お昼ごはんを食べた後、どうもお腹が痛くなるんですよね。
原因はよくわからないけれど、なぜだかお腹が痛くなる。しかも、食後けっこう経ってから、それもそんなに痛くない。
だから、違和感は感じていたけれど、そこまで気に留めてはいませんでした。
しかし、徐々に徐々に、その違和感は大きくなっていきました。
お昼ごはんを食べた後だったのが、夜ごはんを食べた後にも起こるようになり、少しずつ痛みも大きくなっていきました。
そして、気づけば
あまりの痛さに食後は横になって苦しむようになってしまいました。
ヤバい。
いや、実際ヤバかった。
食後は毎回お腹が痛くなり、数時間は何も手につかなくなるような生活が幕を開けたのです。
しかも、困ったことに何を食べても痛くなる。
白いご飯を食べても痛くなる。納豆と味噌汁だけの夜ごはんを食べても痛くなる。丸一日何も食べなかった次の日に、少しご飯を食べても痛くなる。
絶望しました。
おそらく、理由はストレス。
実は、高校生時代にも似たような状態になったことがあります。
あれは高校1年生の冬。ある日突然、お腹が痛くなり学校を欠席、病院に行くと
胃潰瘍と診断されました。
正確にいえば、「胃に穴が開く寸前」という感じでした。
どうしてこうなったのか、正確な原因はわかりませんが、とりあえずいろいろあってストレスが溜まっていたのでしょう。
なにはともあれ、その後数週間は毎日蒸しパンとゼリーのみを口に入れながらの学校生活を過ごしました。
そんな状況に似ている気がしました。
ストレスもなんとなく思い当たります。
そうです。上で述べた「新しいバイト」と「登録者数1000人のプレッシャー」です。
8月に入り、急激にいろいろなものを抱え込んでしまったからなのでしょうか。
なにはともあれ、
何も食べられなくなりました。
さあどうしましょう。
とにかくスープを飲みました。粉のやつです。一箱に何個も入っているあの安いやつです。あれでエネルギーを補給していきました。液体なら痛くならなかった。
次に食べたのはゼリー。確かに、病気の時には定番ですよね。しかも僕には、かつての高校時代をゼリーで乗り切った経験もありますから、信頼も上々。ゼリー1つを20分かけて食べていました。ゼリーをあんなに噛んで食べたのは人類史上僕が初なんじゃないでしょうか。
さらに信頼のおけるものといったら蒸しパン。高校時代はゼリーと蒸しパンの二刀流で冬休み前の時期を乗り切った実績があります。しかも、蒸しパンはおいしい。
スープとゼリーしか口にできていない僕にとって、蒸しパンはおいしい。いつもはスルーしがちな蒸しパンだけど、みんなに伝えておきたい。
蒸しパンはおいしい。
さて、少しずつ僕の食生活が固まってきました。もちろん、お腹の痛みや違和感はゼロではありませんでしたが、それでも、今までよりもはるかにダメージは少ない。
おかげで、朝はゼリーを飲みながら動画編集、午後はゼリーを(めっちゃ少し)食べてからバイトの研修というように、外面では一般人のような生活をすることができていました。
今思えば盛りだくさん過ぎる。というかひとつひとつが絡み合い過ぎてる。
濃密。
ちなみに、僕の食生活バミューダトライアングルが形成されてからだいたい一週間後に、新たな食べ物が緊急参戦してきました。それが、
O・KA・YU
そう、『おかゆ』
おかゆとは白飯よりもたっぷり水を使って炊き上げる、日本に古来から伝わる米料理ですよね。
おかゆなら、食べられました。食後にお腹が痛くならなかった。いや、時々は痛くなってしまいましたが、それでもついつい食べてしまいました。
あまりにおいしかったのです。
おかゆに塩を振れば、圧倒的なクオリティを誇る一品料理として君臨できるし、しょうゆをかければ、『和』を感じられる最高の食べ物になりました。
しょうゆでびちゃびちゃにして食べるおかゆはマジでよかった。みんなもお試しあれ。
こんな食生活を2、3週間、ストイックに続けていった結果、僕のお腹は少しずつ改善していき、今では普通の食事をすることができています。
上で述べた2つの壁を徐々に乗り越えていったことで、少しずつ体にかかるストレスが減っていったことも大きな要因です。
ふつうにご飯が食べられる幸せってすごいんですよ。というか、満足にご飯が食べられない状況だと、人間の活動に支障がでます。
イメージとしてわかりやすいのが、睡眠不足。
眠い時って、寝ることばっかり考えちゃいませんか?
『眠い』という感情で頭がいっぱいになりませんか?
食べることができないと、似たような状況になります。
毎日食べ物のことばかり考えてしまいます。いつも食べるあれがおいしかったとか、治ったらあれが食べたいとか。
考えすぎて、8月中に料理系Youtuberを2人も登録してしまいました。
頭から食べ物のことが離れなくなってしまいます。
本当に体調管理には気をつけてください。そして、ストレスはためこまないようにしましょう。
ドヤりポイントは特にありませんでした。
④突如メンヘラ化する彼女
本当は書かないつもりでいたのですが、気分が乗っているので書いちゃいます。なんか酔っ払ったら言っちゃいけないことも全部言いそうなテンションですごく嫌ですね。
そして、もしかしたらこの記事を読んでいるかもしれないそこの彼女(意味としては"she"ではなく"girl friend"にあたる)。
許して。
さて、許しを請うたところで書いていきましょう。
みなさんにもここまで見てもらった通り、8月の僕は、
①新しいバイト
②チャンネル登録者数1000人のプレッシャー
③飯が食えないほどの腹痛
という三重苦に絡めとられていました。
そんな状況下にもなると、日々の生活が厳しくなっていきます。
さて、僕には彼女がいます。突然のマウンティング行為です。気分を害された方がいらっしゃったら申し訳ない。今後の人生の幸運を祈るばかりです。
当然、付き合っているわけですから、連絡を取り合ったり電話をしたりします。
しかし、地獄のような生活をしている僕は、そこまで手が回らなくなっていきました。
日々のLINEはどこかそっけなく、日々の電話はどこか冷たくなっていってしまいました。
(僕としてはそこまで変わったという自覚はないのですが、返信の頻度がいままでの1/2くらいになっていたのは事実でしょう)
そして、ある日の通話。相手から『関係解消』を切り出されました。
ヒエッ
2日前にも楽しく通話したばっかりなのに?どうして?急に?そんなことに?
訳がわかりませんでした(率直な感想)。
話を聞くと、どうやら
僕のLINEの返信頻度が減ったことに加えて、内容的な面でも以前よりそっけなさを感じてしまい、あれこれ悩んだ末に「自分が負担になっている」という結論に至り、最終的に『関係解消』に至ったようです。
ヒエッ
2日間という短い期間に加えて、直前まで全く悩んでいるような素振りを見せないまま行われた、突然の宣告。
これが第4の壁でした。
普段であれば、受け入れてなだめて安心させることができたかもしれませんが、上記の通り3重苦の真っ只中にいた僕にはそこまでの余裕がありませんでした。
「とりあえず、僕の体調が治るまで待ってもらっていいですか?」
僕の頭の中は、食べ物が8割、Youtubeの動画が1.5割、バイトが0.5割という状態。キャパが足りなさ過ぎました。
また、体調が戻れば単純によりたくさん連絡を取り合うこともでき、相手を安心させることができると考えたわけです。
うん、賢い。
というわけで『関係解消』の提案は丁重にお断りしたうえで、僕が体調を整えるために時間を設けていただきました。
そこから2週間くらい、LINEで連絡する頻度を落とし、電話は一切しないという休業期間になりました。
結果として、現在は僕の体調も戻ってメンヘラ化も無事終了。
彼女(="girl friend")の側でも、自分のメンタルヘルスを整えるように努力していたようで、涙が出そうになりました。
すばらしい。
(ここからは恒例のドヤ顔タイム)
というわけで、課題にぶち当たってしまったときは、むやみに結論を急ぐのではなく、少し時間を取って、冷静にじっくりと考えることが大事ですよね。
長期的な目で「本当にそれでいいのか」落ち着いて考えようね!
終わり良ければすべてヨシ!
というわけで、僕の10代最後の夏を振り返ってみました。
改めて文字にすると、めちゃめちゃ濃い一ヶ月だったなぁという感じがします。
しかし、この4つの壁に立ち向かって、乗り越えたことで得られたものは計り知れません。
確かにしんどかったけど、結局乗り越えられので、僕は満足です。
終わり良ければすべてヨシ!ということで、また9月からも頑張っていきたいと思います。
いい感じの締めが思いつかなかったのでこの記事はここで終わりです。
Youtubeチャンネル「うしゃすらいむ【ガジェット紹介】」を更新していますので、よかったらチェックしてみてください。
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