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デイリー富士口Vol.3「ボツネタ供養」

二日坊主にならずにすみました。(この序文も多分明日で最後です)

3回目にしていきなりボツネタ供養とは何事かと思う人もいますが、日記のことではないのです。ラジオの投稿コーナーで3回コーナーをやったのにも関わらず自分のメールが読まれなかったので、「あっ、これボツだな」と思い、供養としてそのメールを上げるとともに、なんでボツになったのかを考えていきたいと思います。

どの投稿コーナーにボツったのか

それは、TBSラジオにて毎週月曜から金曜の夜6時〜9時にかけて放送する「アフター6ジャンクション」の新概念提唱投稿コーナー「NO人望」である。

以下募集ページより。

「NO人望」
▼人から、「あいつは人望がある」と褒められたり、「自分には人望がなくて……」と落ち込んだり。人望のあるなしで人としての器を測る、そんな愚かな行為はもうやめにしませんか?
▼むしろ今の時代、人望がなくても強く生き抜くタフさが必要なのではないでしょうか?
▼たとえば、番組ディレクターのミノワダくんは、会議で大事な連絡事項を話していても、誰からも無視されている、という状態がしばしば起こる。しかしそれでも番組は毎週無事放送され、ミノワダDもちゃんと家族を養えている。
▼つまりNO人望でも大丈夫、いやむしろNO人望だからこそ、自由に生きられるのでは?
▼ということで、あなたのまわりにいるNO人望、もしくはあなた自身のNO人望エピソードを書いて送って下さい。来たる「人類みなNO人望時代」に向け、土壌づくりをしていきましょう。

といった感じで思ったより競争率が高いコーナーでして。(しかし、同番組の「サイレント・ディス」の方が倍率高い気がする)

このコーナーに送って見事ボツとなったメールがこちらです。

僕は、リアルでの人望はほぼ諦めていると言っても過言ではないほどのNO人望っぷりですが、
今回語りたいのはリアルの方ではなくネットの世界での自分のNO人望っぷりです。
・twitterでトレンド入りしようとハッシュタグをつけて面白いことをつぶやいているが、そのハッシュタグを使っているのは自分だけ
・twitterのアンケート機能でよく不特定多数に質問をしているが、総票数0(誰も投票していない)で終わったアンケートが1つや2つではない
・ブログに自分の好きなものの感想や推し記事を書いているが、エゴサをしても自分の記事を読んでくれる人がいない
という清々しいまでの「自分、つまらなくね?ネットの世界でも居場所がなくね?」と思わせるほどのNO人望っぷり。
それでも、いつも自分の好きなことを世界に発信したい、好きな作品が有名になってほしい、ただその一心で僕は文章を書いています。
その甲斐があって、最近は同好の士である僕のフォロワーが宣伝ツイートをRTやいいねをしてくれたりと
「それでも自分の記事を読んでくれる人はいるんだ」と思って少し嬉しい気分になりました。
これからもNO人望に負けず、みんながこの人の書く文章は面白いな、と思ってくれるものが書けたらと思っています。

といった具合で。

なぜボツになったのかを考えてみる

改めてこのメールを読み返して思ったのが、「こいつ、『NO人望』を恐れている奴じゃねえか」である。

さらに付け加えるなら、「こいつ、最終的にいい話に持っていこうと下心丸見えじゃねえか」である。

駄目押しに一つ付け加えるなら、「こいつ、実は募集要項読んでなくね?」である。

実際ラジオクラウドにてアップされている「NO人望」のコーナー(2018年6月12日現在、ラジオクラウドにログインすれば全てのエピソードが聞けます)のメールを聴いてみると、リアル世界でのNO人望エピソードを語っているのである。

私が語っているのはネット世界でのNO人望エピソードであり、このコーナーで語るべきNO人望エピソードとズレがあるのである。

このラジオのパーソナリティーであるRHYMESTERの宇多丸氏はtwitterをやっておらず、「アンケート機能?何それ」といった感じでtwitter界隈に疎い人物であるため、おそらくメールを読んだ後のトークに困るのもあり、ボツにしたのであろうと俺は考えている。

内容をパクってもいいけど自己責任で

なんでこんなことをしたのか?別のラジオの類似コーナーに送ればいいのでは?と思う人もいるかもしれないが、大抵の投稿コーナーのメール職人のレベルは高く、同じ内容を投稿してもボツになるのが目に見えている。

だから、あえてこのnoteで供養して次こそは採用されるメールを!と鼓舞するためにやったのである。

したがって、このnoteに記載されているメールを多少手直ししてどこかのコーナーに送ろうと思っていてもなんの報告も要りませんが自己責任でお願いします。

あ、明日の日記はFGOのことを書く予定です。イベント始まりますしね。


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富士口勇生
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