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デイリー富士口Vol.6「未だにライジングインパクトを手放せないジャンプ」

最近になって録り溜めしていた「七つの大罪 戒めの復活」をちょくちょく見ています。原作は2014年秋に放送していたアニメ第1期でやったところあたりで読むのをやめていましたが、やはり絵が動いて声がつくと面白いです。

ところで、この日記を書いている2018年6月15日に七つの大罪と同じ鈴木央先生の過去作である「金剛番長」の新装版第1・2巻が講談社より発売されました。

スジが通らねえぜ!! 鈴木央の熱血痛快アクション「金剛番長」が新装版に - コミックナタリー

個人的にはこっちの方がケレン味が効いてて大好きでした。主人公である金剛番長を始めとして、念仏番長に居合番長、剛力番長に卑怯番長と魅力に溢れる番長たちの戦いに興奮したものです。

さて、「金剛番長」とその一つ前に連載していた「ブリザードアクセル」(こっちの方はあまり覚えていません。最後で5回転半したことくらい)が講談社から新装版が発売されたことによって、サンデー(小学館)とは完全に縁が切れたと言った形になりましたが、未だに七つの大罪以前のヒット作である「ライジングインパクト」は集英社が今だに権利を持っていますし、ちょくちょくジャンプ+の一挙無料作品に登場しています。(確かジャンプPARTYでも読めていた気がする)

アニメ化→蜜柑→完全版→続編→雑誌休刊に伴って打ち切り、という波乱万丈な運命を辿った「シャーマンキング」は武井宏之先生がマガジンエッジで連載後、講談社に渡したのに、「七つの大罪」がヒットして完全に講談社作家になった鈴木央先生の「ライパク」はどうして未だにジャンプが手放さないのかが不思議です。

今ジャンプで連載している「ROBOT×LASERBEAM」が、「ライパク」を超えるヒットを叩き出せれば安心して講談社に渡せると思ってはいるのですが、今の展開を見る限りそろそろ終わりそうなのでまだ手離せなさそうだな、と思いつつ時間切れです。ちくしょう。



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富士口勇生
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