ロシア・中欧旅行記#4~サンクトペテルブルク(後編)~
こんばんは、うすしおです。
大学が始まるとやはり授業があり課題がありで…日付変わってしまいそうです。というか、変わってしまいました。(泣)
夏休みのロシア・中欧旅行の記録、今回はサンクトペテルブルクで狙われた話、そしてバスでの国境越えを中心に書いていきます。
サンクトペテルブルク初日はエルミタージュ美術館に6時間ほど滞在し、ジョージア料理を食べて終わりでした。
2日目はひたすら街中を歩き回りました。
狂ってるといえるほど、3万歩は歩いたでしょう…。
朝宿を出て、エストニアのタリン行きのバスは深夜です。
ひとまず疲れるまで街中を見て歩くことにしました。
とにかく橋が大好きな私には楽しくて仕方のない街です。
こんな今にも落ちるんじゃないか?と思えるような小さな橋から
こんな西洋風の橋や
こんな重厚で豪華な橋まで。
この橋はなんかふらふらしていたら偶然たどり着いたのですが、一本観光地から道それるだけでこんなに雰囲気かわるのか…?とちょっとびくびくしました。
こんな感じですね。
小さな子供を連れた女性が前から迫ってきて、突然寄付を求められたのはめちゃくちゃ驚きました。
ドキドキしながら観光エリアに戻ります。
気付けばエルミタージュ美術館に戻ってきていました。
「お、白と茶色の鳩だ。サンクトペテルブルクでは時々見かけるなぁ」
(パシャリ)
鳩事件、勃発です。
後ろからお兄さんに声をかけられます。まずロシア語。意味が分からないので無視をします。
するとお次は英語。やっとわかりました。
つまり「このハトは俺のものなので写真を撮ったら500ルーブル(約800~1000円)支払え」と。
あ~~~、はいはいはいはい!!!!
よくある着ぐるみと写真を撮るとお金を取られる、あれだ。
思わず舌打ちしそうになりましたねさすがに。
一応ごねてみたんですけど、「This is my job!!!!!!」といってひいてくれません。
しかもなぜか中国人のおじちゃんも加わり中国語で「彼の鳩だからお金払えば済むから」的なことを言ってくる。
これ以上混乱は御免です。
財布を開く…
「うわあああ、すまん。300ルーブルしか持ってない。」
(ほんとに英語で口に出して言いました。本当に300ルーブルしかなかったので。笑)
ちょっといらつきながらお兄さんは300ルーブルを持っていきました。
いらつきたいのはこっちだよねぇ~?
まだ日が出ているうちに一文無しになりました。
バス待ちの間にコーヒーでも飲もうと取っておいたのになぁ。
まぁ300ルーブルで撮った写真なのでね!!
これからガンガン使っていこうかなってね!!!!
てかほかの場所にもいたよ?!白いハトとか野生でいたよ?!
これはずるくないかなぁ?!
…気を取り直して、夜ご飯。
この先の旅程にチェコが入っているのに…フライングチェコ料理。
鶏肉のソテーとルッコラですね。ラズベリーソースがかかっています。
このソースがなかなかおいしかったですね。
こちらは「Czech dumpling」と書いてあったので餃子を想像したら蒸しパン(クネドリーキ的な。)が来てしまった様子。サワークリームのソースと、香草が入ったエスニックなソースの2種類につけていただきます。個人的にはサワークリームが好みです。
ご飯を食べ始めたころ雨が降ってきたのですが、食べ終わるころには上がったのでつくづく運がいいですね。
サンクトペテルブルクの夜道をずんずんと。
観光地から外れてちょっと遠いところにバスターミナルはあります。
この先、川を渡ると道が真っ暗で寒々しくなるので、おすすめしませんね。
バスターミナルの雰囲気も良くはないです。
一応入り口に警備員がいて、荷物検査もやっているのですが、いまいち効果は不明です。
おまけになにやら男性がずっと警備員と言い争っておりました。
なかはこんな感じで。寒いです。
いきなりキャンセルされたバスもあったので、気を付けましょう。笑
タリンまでは約7時間の予定。
途中で出入国審査があるので、実際ほぼ寝ないうちについちゃいます。
見えにくいですが国境付近です。
国境につくとまずバスの中に係の方が乗ってきて、全員のビザやパスポートチェックを行います。
その後バスから降りて、すべての荷物とロシア入国時にもらう入国証書のような紙っぺらをもってバスを降ります。
※入国した際謎の紙切れをもらうのですが、それは絶対に無くさないでくださいね。
出入国審査自体は空港などとさほど変わらず、スムーズです。
まわりはロシア人しかいませんが、ロシア語が全くできなくても困りはしませんでした。
※数人抜き打ちで別室に連れていかれて荷物検査をされていたので、やはり怖い方は電車や飛行機に課金しましょう。安心安全は課金制だと思っています。
みんなの審査が終わるとバスに戻り、エストニアで入国審査を行います。
それが終わるともうEU圏内、エストニアです!!
何とタリンには定刻より2時間近く早い3時半に到着!!
気温は5度でした!笑
エストニアは訪問も、バスターミナルを使うのも、泊まるホテルも2回目です。
旅の中で一番安心できる場所、出発から10日ほどたち、中間地点です!笑
次回、ロシア・中欧旅行記#5は私が愛してやまない再訪地エストニアの首都タリンです。
しかしここでも心の安寧はがらがらと崩れ落ちていきます…。
それでもほんとうに大好きな街なので、全力のタリン愛を見ていただけると嬉しいです!!笑
読んでいただきありがとうございました。