ロシア・中欧旅行#7~リトアニア・ビリニュス街探検編~
3連休は私用で旅行記更新お休みしちゃいました。
また今日から旅行記再開していきます!
今回はリトアニアの首都、ビリニュス&その中にあるウジュピス共和国の街中探検編です!
前回までの旅行記まとめはこちらから。ロシア→エストニア→ラトビアまで来ています。
それではさっそく、リトアニアの首都ビリニュスです。
到着は確か夜21時頃。もう真っ暗です。バスターミナル前すら大きなお店や街灯もなく、暗い感じ。
幸いにもホステルがめちゃ近かったのですんなりチェックイン。
一度部屋に荷物を置き一息。ホステルのそばに夜中でも開いているチェーンのピザ屋があるらしいのでそこへ行くことに。
ちなみに道は暗いですが、夜に一人で出歩いてもあまり危険な感じはしませんでした。
さて、ここでプチトラブルが起こります。
ホステル入り口のドアが全然開かない。外から人が帰ってきて、ドアを開けない私を外から不思議そうに見ています。見られたって困ります、開かないんだから。
結局フロントの方が力ずくのタックルで開けていて、建付けが悪かったんだなぁって。
入ってきたおじさん、アジア系だなとは思っていたけどまさかの日本人。
自分たち以外の日本人みかけるのが久々すぎて、たどたどしい応答になってしまった。
気を取り直して。
リトアニアまで来てボルシチ。ビーツの千切りたっぷり、具材シンプル、素直においしいです。
思わず握りこぶしと比べてしまった。鶏肉のグリルなど。
お腹すいていたのでぺろり完食でしたが、思い返すと量多いな~。
ささっと済ませて宿に帰ります。水シャワー健康法再来だったけど、もはや感情は「無」。水のまま浴び続けました。
翌朝!朝になって街並みをよく見ると、これまたエストニアのタリンやラトビアのリガとは全然違う。
わーお。好きだ。(確信)
てくてくてくてくとね。これはホステルからKGB博物館までの道。
謎のSUSHI。リトアニアにおける寿司認知について多少の理解を得た気がします。それにしてもどこが「SUSHI city」なんだろうか。
これ。笑
今考えると、この下歩いているときに上から何も落ちてこなくてよかったなぁという気持ちしかないですね。
ビリニュス旧市街へ行きます。
ラトビアのリガよりは広いけれども、エストニアタリンの旧市街よりはコンパクトといったところでしょうか。
全体的に広場っぽいところが多いです。
飲食店やお土産屋さんもそれなりにありますが、観光客に対してお店が少ないのか飲食店は混雑気味でした。
気温10度くらいしかないのだけど、みなさん気にせずオープンテラスでお酒など飲んでいました。私には耐えられない寒さです…笑
お昼は「GEORGIAN HOUSE」という一軒家レストランでまたまたハチャプリを食べました。
ハチャプリ初回は上から。
舟形の生地にチーズ、バター、卵黄。
おいしいに決まっている悪魔の食べ物です。
これを…
こうだっ!!
お昼を過ぎると徐々に風が強くなり、日が陰り、寒くなってきました。
どれだけ寒いか。
ユ◯クロのウルトラライトダウンの下にもちろん長袖がっしり着こんでいるのに、「宿に帰るのすら辛いからいっそその辺のベンチで寝て意識飛ばしたい…。」って思うくらいです。まだ死にたくないのでやりません。
寒さに凍えつつもまだ行きたいところはあったのです。
ウジュピス共和国。
ご存じですか?私はビリニュスに向かうバスの中で初めて知りました。
ここは「リトアニアから勝手に独立した国」。
勝手に独立しただけなので、検問所や出入国チェックはもちろんありません。
※独立記念日の4月1日(エイプリルフール)だけはパスポートがないと入れません。(;'∀')
残念ながら小雨が降り、夕方でもあったのでゆっくりみてまわることはできませんでしたが、特筆すべきは「アーティスティックが過ぎる街」だということ。
ここがメインの広場。銅像が象徴的な存在なのでしょうか。
街の入り口がもうこんな感じでした。
感情的には「迷いこんだ」が妥当です。
おしゃれなカフェやレストラン、雑貨屋さんがとても多い。
雑貨屋さんではウジュピス共和国のマグネットや絵葉書、他にもアクセサリーや本などおもしろいものがたくさんあります!
個人的には雑貨屋さんでかかっている音楽が最高にツボでした。
BGMのセンスが欲しい。(切実)
出ていく橋まで個性が強い。鍵だらけの橋…いつか落ちたりしないのだろうか。(対岸がウジュピス共和国)
そして入ってきたところとは別のところから出てきたら…なんか裏道感あふれる、人通りの全然ないところ(;・∀・)
道の舗装も不十分で、小雨の後なので靴が汚れる…。
(ヤバイヨヤバイヨ~~~。)
と、もっと怖がるべきなのかもしれませんが…流れる不思議な空気感に呑まれて高揚感が勝りました。
人通りがないだけで、危ないという感じはしなかったので…本能的に…。
どれほど頼りになる本能か知らないが…。
※危ないのでマネしちゃいけません。
※身の安全確保は最優先。
ぼろぼろに崩れてしまった塀から垣間見える街。
有名な詩人の詩が書いてある階段。
下から登ってきたので途中まで気づきませんでした。笑
左奥に見えているのがウジュピス共和国。
これはなにやら博物館のご様子。
夕方なのでもう閉まっていた。
ひーん…(´;ω;`)
全然人の気配がないよぅ…。
ずっと一本道だし、引き返していたらどこかで暗くなってしまうよぅ…。
ちゃんと帰れるのか?!この道に終わりはあるのか?!
抜けたっ…!(´▽`)
夜明けの門を通って宿に帰ります。
それにしても建物や街並みがもう、ツボ。ドストライク。
(言葉はいらぬ…。)
こういう街並みに普段日本で暮らしている人間がわくわくするのはそらそうだろうと思うんですよね。
去年エストニアに行ったとき、ドイツ人に「ヨーロッパの街並みが好きなの?どこいってもたいして変わんないのに。それよりアジアは国や、同じ国のなかにも全然違う家があってよっぽど面白いと思うけど。」
って言われて、「なるほどなぁ」とはおもったのです。
気にかけてもみなかった日本の住居文化に初めて目を向けるきっかけの一言かもしれません。
反面、そんな多様な住居のあるアジア出身者にはそれでも、このような石畳の道やレンガ造りに花壇のある建物、この色使い、やはり物珍しく感じるのです。
2日目は全体的にどんよりした空模様だったけれど…雨上がりの、建物の輪郭がくっきりとしている中を歩くのがとても好きなのでよかったかも?
宿に戻り、預けていた大きめの荷物を回収。
リガではぎりぎりの時間にホステル戻ったら受付のお姉さんが席を外していて、「荷物庫鍵かかってるね?!荷物取り出せないね?!どうしよう?!」と大焦りしたので、ビリニュスでは問題なくてよかったっすほんと…。
夜行バスの時間までちょっと時間があったので、初日に夜ご飯食べた店でお茶でもして待とうかなってね。
はい、ドーーーンッ。
キャラメルナッツラテみたいなやつ。
~大量の生クリームを載せて~
~グラスの後ろには砂糖2袋を添えて~
…いや、砂糖はどう考えてもいらんて!!笑
半分くらいを生クリームが占めているのでもう「甘さ」の入り込む余地はありませんよ…??
とはいえ、普段甘党ではない私ですが、意外とイケるなと思ってしまいました。旅先マジックか?
このあとバスターミナルに向かい、バスに乗るのですが…まぁそこでもトラブルが起こらないはずはないっ。
トイレでのヒヤリハッとに加え、バスの乗り場が分からない事件まで…笑
どうしても街紹介だけ抜き出すと平坦な文章になりがちですが、その分次回は博物館で感じたことと、バスターミナルでの事件の2本立ての、感情の揺さぶりを楽しんでいただけたらなと思います。
リトアニアのビリニュス、あまり行ったことある方多くはないのかな~と思うので、今回の街紹介でどんな街なのか想像してもらえたら嬉しいです。
あわよくば、次の旅行の候補に…!
次回はビリニュス2日目にまわったKGB博物館、リトアニア国立歴史博物館をまとめ、ビリニュスを出ます!
ロシア→エストニア→ラトビア→リトアニアときて、次はポーランドのワルシャワへ!
盛りだくさんのボリューム満点な2日間、こちらもお楽しみに!
3日間更新途絶えてしまいましたが、、、また再開しますので気が向いたら読んでいただけると嬉しいです。
おやすみなさい~。