見出し画像

知床の朝に拝む北方領土と雲海

世界自然遺産の“知床”

北海道の東、斜里郡斜里町と目梨郡羅臼町にまたがる知床半島に位置する。


火山活動により形成された急峻な知床連山、山麓を覆う原生的な森林、切り立つ海岸断崖、多様な湿原・湖沼など様々な景観が凝縮され、優れた自然美を有している。

自然遺産登録の対象は、知床半島とその沿岸海域となっており、日本国内で初めて海洋を含む自然遺産の登録となった。


日本とは思えない気候と環境


2021/6/20の知床、最高気温11℃最低気温9℃
札幌を半袖で出た私でしたが、寒すぎて上着が欲しくなりました。

日の出時刻は日本の標準時刻である兵庫県明石市に比べて約1時間早い。
この写真は午前3:00すぎに撮影しました。

出迎えてくれたのは野生のヒグマ。

知床には多くのヒグマが生息しているらしい。


1年の半分は通行止め

知床を上から拝みたく、知床峠展望台を目指しました。
信号はもちろん、建物も人も全くない、ただただ知床連山が果てしなく広がる。
都会とは比べ物にならないくらい綺麗な空気に、思わず深呼吸をしました。

この山頂付近23.8km間は10月下旬~4月下旬まで通行止めになる。
つまり、1年の半分は一般人が立ち入ることのできないエリアなのだ。



初夏の名物、雲海


初夏の知床は昼夜の寒暖差が激しく、太平洋や湿原で湿った空気が知床連山にぶつかり、雲海を拝むことができる。



雲の下にあるのは羅臼町と太平洋である。
実際に羅臼町側へ下ってみると濃霧であった。
そして、雲の先に顔を出しているのが北方領土である。

展望台から見えるのは北方四島の1つである国後島

天気が良ければ国後島が見える。
というのが前情報だったので、私はラッキーだったみたいです♪

雲海と国後島が見えた気象条件

6月上旬、まだ昼夜の寒暖差が激しく、夜の釧路湿原には濃い霧が出ていました。
もちろん夜も朝も快晴で、時刻は3:30~4:30ぐらい。

もちろん周囲に人はほとんどいません。
3密とは無縁の地、是非訪れてみて下さい!




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?