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そうだ、ここは「春匠」だった。

という事に改めて気づいた稽古。

「チョコレートケイキ」の大阪公演、東京公演に続いての春匠3回目の公演だと考えれば当然なのだけど、作品は広く一般的に「演劇」と言われるようなものではなくなろうとしている。春田さんの挑戦が本格的に始まった。と感じた。いや本当は、ずっと挑戦し続けていらしたんだろうから。「挑戦」がわかりやすく僕の中で明確化したというのが正しいのかもしれない。

稽古の度に、表現というものの根本を考え直すような、そんな稽古が続いている。偶然と衝動に素直に。ただ「生きる」という生命活動をする。虚構であるはずの舞台の中に、どれだけの現実を生まれさせるか。

つかこうへい氏の元で数々の舞台に立っていた春田純一氏は、一見、その対局のような舞台を創ろうとしていて、でもそれは全くもって対局ではない物なのかもしれない。まだまだこれから稽古で変わっていくだろうから、最後にはどういうものになっているかなんてわからない。

何が言いたいかというと、目指しているところが難しすぎて、まだまだついていくのに必死なのです。

1月18日(土)と19日(日)に公演予定の
「晴矢純三郎一座 歌謡ファミリー」の公演詳細はこちら↓↓

ご来場お待ちしております。


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立花裕介
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