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【夜、ナク、鳥】 演出がマコトシヤカに動き出した。

いただいたマスクと消毒スプレーをありがたく使わせてもらっています。

各シーンの詰め稽古。ペアのやりとりを重点的に。

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少しずつ確実な、演出からの細かな指示がつきだした。
全てのリアクションのタイミングを少し遅くする。とか、どこどこの台詞は絶対に外さない。とか。どこどこの台詞からはかわさずに向き合って話す。とか。それによって、作品全体から見たときの一つ一つのシーンの意味が決まってきているように思う。その点と点を繋いでいき、最後に大きな線にしていく作業が始まっているのだろう。

まだ固まらないシーンもある。核となる部分に何か足りないものがありそうな、だからどうにも定まらない。ふとした瞬間に思わぬところへ飛んでいってしまう。そんな雰囲気。静と動。表と裏。光と闇。相反するものを共存させるための鍵はなんなのか。人間とは矛盾を孕んだ生き物なんだなぁと、改めて感じる。一貫性なんてものはなく、立場や状況で考え方や態度が変わって当たり前なのだ。誰しもがやっている事で、誰しもが意識していない事。それを如何に意識し、理解し、さらに如何に無意識で表現するか。そんなことを役者はやっているのだ。あ〜大変。

今日の稽古は女性のみ。女性同士で物語のキーになる芯の部分を深掘りしていくみたい。僕は仕事でお休み。現場に居合わせられないのが申し訳ない。自分のシーンでなくても稽古場いたいと、思わせられる現場もなかなかにない。

どうしようもない状況にならない限り本番は行います。
団体としてもコロナ対策はしっかり準備した上で、
ご来場を心よりお待ちしております。

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立花裕介
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