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演劇の話

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#小劇場演劇

「ラルカノウッド」 10/13稽古所感

最終稽古。  各シーンをより鮮明にしていく。  ラストシーンの段取りが変わり  役の感情に何か新しいものが 生まれる兆し。  彼は務めを果たすのだろう。  本番が近づくにつれ 不安が大きくなるが 僕も務めを果たすしかない。 面白いか面白くないかは 見た人それぞれが感じてくれる事だろう。

「ラルカノウッド」10/4稽古所感

通し。 通しを終えたという達成感と まだまだ荒削りだという焦り。 細部まで行き届かせるための 稽古が必要。 擦り合わせなのか、回数なのか。 挑戦はしたが、よかったのか悪かったのか判別つかず。 必要なものと不要なもの。 本筋と遊び。 時間との戦い。 自分との戦い。 10/15(金)〜17(日) インディペンデントシアター2ndにて。 配信もございます。 ご来場、ご視聴お待ちしております

「ラルカノウッド」9/30稽古所感

個人的に、この物語は分断の物語だと解釈している。 分断はそこにあり無くならない。 ではどうするのか。 人は違いを認め合う事ができるのか。 必ずしも認め合わなくてはならないのか。 分断が可視化されていく今、その分断とどう向き合えばいいのか。 そんな考えが浮かんでくる。 これはあくまで一方面から見た、僕個人の感じた事。 取りようは人それぞれだし、立体化していく上で別の解釈が生まれてくるかもしれない。 舞台に立つ人間のそれぞれの想いが折り重なり、膨らみのある作品に

「ラルカノウッド」9/29稽古所感

人数を制限してのシーン稽古。後半を詰めていく。 自身のイメージと演出のイメージの擦り合わせ。 イメージの食い違いは多少あり。 軌道修正。 役のイメージ、シーンのイメージがより具体化していく。 狂気の連鎖。 まだ実感のない台詞があるが、前のシーンからの流れの中でしか掴めない気がするので、これはまた後日。 鬱々とした世界の光であれるよう。 10/15(金)〜17(日) インディペンデントシアター2ndにて。 配信もございます。 どうぞよろしくお願いします。

【アルバート、はなして】 たぶん稽古を4,5回やった。

稽古は続いている。ペースは人それぞれ。 今はまだまだ耕す時間。台本も今、今回のために書き換えられている。 稽古の時間をもっと遊びに費やしたい。まだ2ヶ月ある。可能性を探る稽古。遊びとは、答えに向かってないように見える「実験」という意味だ。当然、なんの脈絡もなく遊んでいるだけでは成立しない。けど、遠回りが結果、近道になる事は関川さんと作った「夜、ナク、鳥」で知っている。一見、ゴールに向かってない稽古が、豊かさを育むのにとても重要だと思う。僕らは演劇という「無駄」を作っている

【夜、ナク、鳥】 埋もれてイッテしまうのはイヤだから、せめてツイッターに残ってるやつだけでも貼っておく。