【アルバート、はなして】 たぶん稽古を4,5回やった。
稽古は続いている。ペースは人それぞれ。
今はまだまだ耕す時間。台本も今、今回のために書き換えられている。
稽古の時間をもっと遊びに費やしたい。まだ2ヶ月ある。可能性を探る稽古。遊びとは、答えに向かってないように見える「実験」という意味だ。当然、なんの脈絡もなく遊んでいるだけでは成立しない。けど、遠回りが結果、近道になる事は関川さんと作った「夜、ナク、鳥」で知っている。一見、ゴールに向かってない稽古が、豊かさを育むのにとても重要だと思う。僕らは演劇という「無駄」を作っている