夢をかなえる
今日はせら課長が発案の「夢祭り」の日だ。X(旧Twitter)にはハッシュタグ夢祭りのポスト(旧ツイート)が溢れている。
僕は夢をかなえたい。
20代の頃に勤務していた予備校のミッションの中に「夢の実現を目指す日々を誇りと喜びとする」という言葉があった。
そのミッションを毎日唱和しながら業務を開始するのだが本気で夢の実現を考えていた社員はどれくらいいたのだろうか。
僕はその会社にいては夢はかなわないと思い転職した。
数年後、その会社が倒産した報道をTVで見た。
コメンテーターがいい加減なことを言っていたので、「それは違うだろう」と元職員の目から見た倒産の本当の理由のようなものを書いたら武田塾の創業者の林尚弘さんの目にとまった。
アポを取るのが得意な僕は何の面識もなかった林さんにすぐに会いに行った。
程なくして僕が企画編集した『無印本命 いつまでもザコと思うなよ』が出版された。その本の中には当時林さんと仲がよかった女子大生が書いた武田塾訪問記が載っている。
それから12年と半年の歳月が経ち僕は「令和の虎」の189人目の志願者となった。
『夢をかなえるもう』を出版したいから100万円出資して欲しいと志願した僕の前には5人の虎が並んでいた。その中に林さんがいた。
僕が会いに行った頃は大学生が起業したどこにでもあるような小さな塾の経営者だった。
が、この頃には年商100億円を超える立派な虎になっていた。
場を笑わせることには成功したものの結果的に目標金額には20万円足らず危うくnothing(不成立)になりそうだったが、林さんから条件付ではあるが救いの手が差し出された。
配信後1週間で800冊の予約が入れば出資するという条件だった。
数々の奇跡が重なりこの条件をクリアし100万円の出資が決定した。
これで夢がかなうと思ったら「賭けポーカー事件」が起きたり、僕がメンタルを病んだり、共著者や出版社とのやりとりの中でいろいろあったりで本ができるまでは難産だった。
様々な試練をクリアして現在『夢をかなえるもう』シリーズは2巻まで発売されている。
僕には「このシリーズを100巻まで出したい」という夢がある。
そして、本当に100巻まで刊行できるならシリーズ累計売り上げ100万部も夢ではないと思っている。つまり夢のミリオンセラーだ。
作家になりたいという夢を持った人が思うことの1つが印税生活、もう1つがミリオンセラーではないかと思う。
現時点では夢物語ではあるが、こうしてSNSを通じて夢を発信していくことで、夢を実現したい。
そう、以前の勤務先のミッションの言葉のように「夢の実現を目指す日々を誇りに思い、喜びを感じながら」。
夢をかなえるもう!