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故・岩井良明社長に言われた質問の続報❷

 岩井社長と出版社を繋ぐ日は年明けの5日に決まった。

 人財版「令和の虎」では条件なしで岩井社長の出版実現に関する業務委託契約の話が決定し、出版社の社長も商業出版にGOサインを出した。
 この頃は先に有料で出版コーディネートをしていた安藤功一郎社長の出版は佳境に入っていて、年明けの出版が決まっていた。
 その成功体験を持って臨んだのが人財版「令和の虎」だった。

 アポは取れた。
 後は著者の岩井さんと出版社の社長が顔合わせする場に立ち会うだけで僕が番組で提示した「100万円+税」が手に入るはずだった。

 が、年末に突然、鬱の波がやってきた。
 奇しくも「令和のウラ」で岩井社長が言及した通りの結果になったのだ。それも年が明ける前に。


 こうして僕抜きで社長と岩井社長は会談し4月に『猛虎を束ねる主宰論』が出版されたのだった。
 ちなみに、本は出たものの業務委託契約は結んでいないので100万円+税は逃してしまった。

 更に周知の通り秋には岩井社長も亡くなってしまった。
 僕は3月頃から社会生活を送れるようになったものの岩井社長が亡くなってから最近まではまた沈んでいたため「お別れの会」にも行けていない。
 こうして文章にすることで追悼にかえさせていただく。

 結果的に「令和の虎」を作った岩井社長の遺作となった本のきっかけを作ったわけだ。これは自分の人生の中でも特筆すべき貢献の1つだと言えるだろう。
 今後は令和の虎の安藤社長、岩井社長の出版に関わったこと(他に水道橋博士、平田良介さん、井上裕之さん、原田翔太さん、氏原英明さん、浜崎憲孝さん、中村文也さんなどの出版に関わっている)を実績の1つとして、新たな著者の発掘をすると共に、本の販売の方でも著者に貢献できるよう影響力をつけたい。

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