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自己中を気付かせたい!自己中な人の特徴や対処法を解説

身近に自己中な人がいると、嫌な思いをすることも多く、どのように関われば良いのか、悩みは尽きないものです。
そこでこの記事では、自己中な人の特徴をはじめ、自己中を気付かせる方法をご紹介します。
自己中な人への関わり方に悩んでいる方は、ぜひ最後までお読みください。

■そもそも自己中な人ってどんな人?

自己中とは、「自己中心的」の略称です。
自分のことばかりで他人の気持ちを考えられない、何でも自分の意見や都合を通そうとする、自分中心に物事を考える自分本位な人を指す時に使われます。
遊ぶ予定や仕事の計画を立てる時、おしゃべりをする時は、自分だけでなく、周りの予定を確認したり、相手がどう思うか相手の気持ちを考えて発言したりするのが一般的です。
しかし、自己中な人は、周りの人のことを考えて行動したり発言したりすることができません。
なぜ相手がそう言ったのか、これを言ったら相手がどう思うのかといった意図をくみ取ることができないのです。
そのため、身近に自己中な人がいると、計画通りに物事が進まないだけでなく、トラブルの原因になることも少なくありません。

■自己中な人に共通する特徴とは?

自己中な人は、「わがまま」「自分勝手」と言われることもあるように、物事を自分中心に考えてしまう傾向にあります。
以下では、自己中な人に共通する特徴をご紹介します。
自分や身近な人に当てはまる項目はないかチェックしてみてください。

・空気が読めない発言をする

自己中な人は、「空気が読めない」のも特徴の一つです。
普通の人は「この発言をしたら相手がどう思うか」を考えられるため、意味もなく人を傷つけるようなことは言いません。
しかし、自己中な人は他人への関心が低く、相手の気持ちを汲み取ることができません。
また、「相手がどう思うか」ではなく、「自分が思ったこと」を口から出してしまうため、周りから「空気が読めない人」と思われます。
何が悪いかがわかっていないので、同僚や部下だけでなく、上司に対しても躊躇なく空気の読めない発言をしがちです。

・承認欲求が強い

自己中な人は、「承認欲求が強い」ことも特徴の一つです。
承認欲求とは、「周囲から認められたい」「自分の価値を認めてほしい」といった欲求のことです。
「自分の話を聞いてほしい」「褒めてほしい」といった感情も承認欲求であり、これは誰にでも備わっているものです。
しかし、自己中な人の場合、承認欲求が強すぎる傾向にあります。
「褒めてほしい」「認めてほしい」といった感情をコントロールできず、自分のことだけを考えて行動します。
周囲への配慮ができず、「自分が!自分が!」といった行動ばかりになるため、その結果、周りから嫌われ、避けられる傾向にあります。

・自覚がない

自己中な人は、自分の立場からしか物事を考えません。
周りからどう思われているかを考えないため、自分の行動が他人に迷惑をかけていることに気づかないのです。
そのため、例え周りから常識がない、ありえないと思われるような行動をしても、「恥ずかしい」という気持ちがありません。
また、自己中な人はプライドが高く、自分にとって都合の良い話しか聞きません。
「自分が間違っている」「自己中である」と自覚できないのも自己中な人の特徴です。

・自分中心で物事を考える

自己中な人は、自分は尊重されるべき人間であるという根拠のない自信を持っています。
そのため、自分が尊重されていない、ぞんざいに扱われたと思うとすぐに傷つくと同時に、感情的になり相手を攻撃します。
基本的に自分中心でしか物事を考えられないため、自分が他の人に対し、同じことをしたとしても、気付くことはなく相手を攻め続けます。
自分を客観的に見ることができず、全ての原因が相手にあると思い込むのも、自己中な人に共通する特徴といえるでしょう。

■自己中であることに気付いてほしい!自己中な人への対処法

身近にいる人が自己中の場合、関わらないわけにはいかず、どうしてもストレスを溜めてしまいがちです。
また、不要なトラブルを避けるためにもできれば、自分が自己中だということに気づいてもらいたいものです。
そこで、以下では、自己中であることを気付かせる、自己中な人への対処法をご紹介します。

・自己中であることを指摘する

事実を相手に伝えるのは非常に勇気がいりますし、相手との関係に何かしら支障が生じるかもしれません。
しかし、相手に自己中であることを気付かせるには、はっきり指摘することが有効です。
今まで甘やかされて育ってきたり、誰も指摘してくれる人がいなかったりしたために、自分でも気づかないまま自己中心的に過ごしてきてしまったという人もいます。
この場合、自己中であることを指摘することで、自分の考えや行動を改めるきっかけになる可能性があります。
ただし、自己中な人はプライドが高い人が多いため、言い方に気を付けること、あくまでもあなたのことを心配しているというスタンスで伝えることが大切です。

・同じことをやる

自己中な人は、自分を客観視することができないため、自分もしていることであっても、相手にされると怒ることも少なくありません。
そのため、自己中な人がやったことと同じことをそっくりそのままやり返すのも一つの方法です。
それに対し、相手が何か言ってきたら「あなたと同じことをしただけです」と伝えれば、反論できず、ようやく自分のやっていることがどういうことか客観視できる可能性があります。
ただし、相手によっては認められず逆切れしてくることもあるため、見極めることが大切です。

・相手にせず放っておく

自己中な人の良い部分を聞き入れ続けてしまうと、行動がどんどんエスカレートしてしまう恐れがあります。
自己中が悪化し、取り返しのつかない状況になる前に、「受け入れない」「ありえない」と相手の行動を拒否する姿勢を示すのも1つの方法です。
自分の思うように物事が進まないことで、自分が自己中であることに気づく可能性があります。

・時には徹底的に詰める

自己中な人とはあまり関わらないようにして、適度に距離を保つのが望ましいです。
しかし、野放しすることで、相手の行動がエスカレートしたり、迷惑を被ったりする場合は、相手と徹底的に戦うことも必要です。
とはいえ、自己中な人は、自分を正当化することに長けており、ちょっと責められたくらいでは自分の非を認めることはないでしょう。
言い訳が多く、話がなかなか進まないことも想定した上で、相手が反論できないよう徹底的に詰めるのがポイントです。
自己中な人の中には、自分が自己中であることに全く気付いておらず、悪気なく周囲に迷惑をかけている人も少なくありません。
そのような人には、配慮や思いやりにかけていること、このままでは周囲に嫌われるという現実をしっかり伝えることが大切です。 


周囲の人のことを一切考えず、自分本位なふるまいをする自己中心的な人が身近にいると、嫌な思いをしたり、迷惑を被ったりすることも少なくありません。
知らず知らずのうちにストレスが溜まり、心身に悪影響を及ぼすことも少なくありません。
いっそ関わらないのも一つの方法ですが、そうはいかない場合、自己中であることを気付かせてあげるのも優しさです。
自己中な人が身近にいる場合は、今回紹介した内容を参考に、相手との関係を見直し、適切な対処法を試してみてください。

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