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秋キャンプの魅力とは?寒さに注意して満喫しよう!

キャンプは様々な季節で楽しめますが、中でも秋キャンプには魅力がたくさん詰まっています。
夏と比較すると過ごしやすく、日差しを気にせずアウトドアを楽しめるはずです。
そんな秋キャンプの魅力をご紹介すると共に、注意点も解説していきます。
楽しさが詰まった秋キャンプですが、注意点を理解していないと後悔する可能性もあります。
楽しく安全に過ごすためにも、秋キャンプの楽しみ方を知り、アウトドアに活かしてみてください。

■秋キャンプの魅力

まずは、秋キャンプの魅力をご紹介していきます。

・過ごしやすい

秋は夏と比べると暑さが和らいで過ごしやすいです。
9月ごろにはまだ暑さも残っていますが、日が沈む頃には気温も下がり、さらに過ごしやすくなります。
10月になれば台風も少なくなり、日中から過ごしやすい気温となるため、秋キャンプをより楽しめるはずです。
また、冬と比較すると寒さも和らいでいるため入念な寒さ対策も必要ありません。
雪が降る時期のキャンプは景色が美しいという利点がありますが、キャンプ場によっては凍結対策で水道が使用できないケースもあり、寒さ対策グッズと併せて水も用意する必要があるため、荷物が多くなる欠点があります。
春の時期は比較的過ごしやすくキャンプにも向いていますが、花粉が多いため花粉症の方だと思うように楽しめない可能性があります。
どの季節よりも過ごしやすいのが秋だと言えるので、キャンプをしたいと考えているなら秋の時期を狙って楽しんでみてはいかがでしょう。

・紅葉を堪能できる

秋と言えば紅葉の季節です。
茶色や黄色、オレンジや赤など、色とりどりの紅葉を楽しめるので、キャンプでよりリフレッシュできます。
チェアやハンモックに揺られながらの読書はのんびりとした時間を過ごせるのでおすすめです。

・美味しい食材を楽しめる

「食欲の秋」と称されるほど、秋には美味しい食材が揃っています。
キノコやさつまいも、栗や柿、サンマや牡蠣など、秋ならではの食材を持ち寄って、バーベキューを楽しんでみましょう。
海岸に近いキャンプ場の周辺では、旬の魚介類を手に入れられる可能性もあるので、海の幸を堪能したい場合におすすめです。
また、秋が旬のさつまいもは種類が豊富です。
様々な品種のさつまいもを用意して焼きいもを作れば、食べ比べも楽しめます。

・虫が気にならない

秋は虫が気にならない時期です。
キャンプをしたくても、虫が苦手だと挑戦を躊躇してしまう方もいます。
夏の時期には蚊やセミなど、様々な虫が活動していますが、涼しくなると気にせず過ごせるはずです。
鈴虫やコオロギといった美しい鳴き声をした虫が中心となり、風情を感じられるキャンプを楽しめるでしょう。

・秋キャンプの注意点

楽しさや魅力が詰まった秋キャンプですが、注意点もあります。
キャンプ場に着いてから後悔しないためにも、下記のポイントに注意をしてキャンプの準備を進めていきましょう。

・日没時刻に注意する

秋は夏と比較すると日暮れの時間が早まります。
夏だと18時以降になっても外が明るいですが、秋になれば17時を過ぎると暗くなるので注意が必要です。
キャンプ場は街中と違って街灯が少ないため、より暗さを感じます。
特に森の中は日差しが遮られるので真っ暗になり、足元が見えない場合もあります。
来た道がわからなくなるケースもあるため、森に入って遊ぶ際には暗くなる1時間程度前にはキャンプサイトに戻るようにしてください。
特に子どもがいる場合は、1人で行動させないようにしましょう。
また、暗くなれば夕食の準備にも影響を与えてしまいます。
ライトが少ないと手元が見えにくくなるため危険です。
手元や足元を照らせるライトを複数持ち込んでキャンプを楽しんでください。

・カセットボンベの使用温度に注意する

カセットボンベには使用温度があります。
一般的なカセットボンベは、10度ほどになると火力が弱まり、5度以下になると使えなくなります。
そのため、秋キャンプをする場合は低温用のガスボンベを用意する必要があります。
特に寒くなりやすい11月の秋キャンプでは、用意したカセットボンベが使えなくなる恐れもあるので注意してください。

・寒暖差に注意する

秋キャンプは暑さがなく過ごしやすいですが、ポカポカした陽気の日でも、日が沈むとグッと冷え込んでしまいます。
風も冷たくなるので、秋でも寒さ対策は必須です。
冬ほどの入念な対策は必要ありませんが、寒さによってキャンプを楽しめないケースもあるため対策を施すことが大切です。

■秋キャンプの寒さ対策

秋キャンプは寒暖差に注意しなければいけません。
ここからは、秋キャンプの寒さ対策をご紹介していきましょう。

・標高が低いキャンプ場を選ぶ

キャンプ場といっても、様々な場所に施設があります。
秋キャンプで寒さ対策をする場合は、標高の低いキャンプ場を選ぶことが大切です。
標高の高いキャンプ場は気温が下がりやすく寒さ対策をしないと体調が悪くなるケースもあります。
標高が100m高くなるごとに0.6度程度気温が下がると言われているので、できる限り標高の低いキャンプ場を選んで過ごしてみましょう。

・重ね着は必須

寒暖差による冷え込みにも対処できるよう、防寒具は必須のアイテムです。
フリース素材のジャケットやダウンなどがあれば、急に寒くなった時にもサッと羽織れるので便利です。
また、重ね着用のインナーやミドルウェアを用意しておくのも安心です。
厚手の靴下があると、足の冷えからも守れます。

・湯たんぽやカイロを用意する

就寝後、寒さが強くなれば目が覚めてしまうことも考えられます。
そのため、湯たんぽやカイロを用意しておくと朝までぐっすり眠れるはずです。
湯たんぽは、お湯を沸かして入れるタイプを選ぶと沸かしたお湯を使えるため便利です。
湯たんぽはシュラフの足元に置き、カイロは衣類やシュラフに貼ると温かさを感じられて眠りやすくなります。
毛布を活用すればさらに暖かくなるのでおすすめです。

・保温性のあるアイテムを使用する

秋キャンプでは保温性に優れたキャンプアイテムの用意が必須です。
テントやタープ、シュラフなど、秋冬用の厚手のものを使用すれば、寒さを抑えられるので過ごしやすくなります。
テントの下に断熱材を敷いたり、コットを使用して地面からの冷気を防いだりと、様々な寒さ対策で冷えから守っていきましょう。

・暖房器具を使用する

秋キャンプでも、地域によっては冬のような寒さを感じるケースもあります。
そんな時でも過ごしやすいよう、暖房器具の活用もおすすめです。

◎ガスストーブ
◎石油ストーブ
◎カセットガスストーブ

上記のようにテント内を素早く温められる暖房器具は複数あるので、秋キャンプを満喫するためにも活用を検討してみてください。

・電源付きのサイトを選んで宿泊する

コンセントが備わった電源付きサイトのあるキャンプ場を選べば電化製品を使用できます。
暖房器具を使用できるだけではなく、ホットカーペットを用いればテント内の保温に最適です。
屋外用の延長コードを用意すれば、電源とテントに距離がある場合も設置がしやすくなります。
 

今回は、秋キャンプの魅力や注意点をご紹介してきました。
過ごしやすく美しい紅葉を楽しめる秋キャンプには様々なメリットがあります。
しかし、寒さによって思う存分楽しめない可能性もあるため、秋キャンプでは寒さ対策が必須です。
今回ご紹介したように、寒さ対策となるアイテムは複数あります。
秋のキャンプをより楽しむためにも活用を検討してください。

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