ソロキャンプって何がいいの?魅力や始める時の注意点は?不安や恥ずかしさを払拭する方法も伝授
ソロキャンプは度々話題になることから、気になっている方も多いのではないでしょうか。
ソロキャンプはグループキャンプなどと異なる魅力を持っているため、新たな趣味を持ちたいという方におすすめです。
今回は、ソロキャンプの魅力や注意点、不安を拭う方法を徹底解説します。
■ソロキャンプならではの魅力は3つ!
まずは、ソロキャンプならではの魅力を見ていきましょう。
・自由に過ごせる
ソロキャンプの最大の魅力は、自分のペースで自由に過ごせるという点です。
他の利用者に配慮さえしていれば、その他に気を遣わなければならないシーンは1つもありません。
グループキャンプとなると、他の人が作業をしている間は自分も何かしなきゃという思いに駆られ、なかなかリラックスできません。
しかしソロキャンプであれば、休みたい時に休む、食べたい時に食べる、帰りたい時に帰るといったことが可能です。
特に好きなだけ焚火を見ていられるという点を魅力に感じているソロキャンパーが多いようです。
・気軽に決行できる
ソロキャンプは、自分の都合さえよければ決行できるという魅力があります。
グループキャンプでは、複数人と予定を合わせたり、調整したりする必要があり、日程が数ヶ月先になってしまうことも少なくありません。
気軽にキャンプしたい、思い立った日に行きたいという方にとって、ソロキャンプはメリットが大きいと言えます。
・設営や撤収が楽
ソロキャンプの場合、持ち物は1人分の機材と食材のみになります。
キャンプするにも関わらず、かなり身軽な状態なので、電車はもちろん、徒歩でキャンプ場に移動することも可能です。
キャンプが敬遠される理由として設営や撤収の手間が挙げられますが、ソロキャンプであればそれらも楽々行えるので、ストレスも感じづらいです。
■ソロキャンプ成功を左右する要素はキャンプ場選び!
ソロキャンプには多くの魅力があるということが分かりましたが、実際ソロキャンプはハードルが高く、なかなか踏み込めないという方は少なくありません。
実は、ソロキャンプ成功のカギは、キャンプ場選びにあるとされています。
自分に合ったキャンプ場を選べば、不安を最小限に抑えられたり、よりソロキャンプを楽しめたりします。
ここからは、キャンプ場選びで押さえておきたいポイントをご紹介します。
・デビューは区画サイトがおすすめ
ソロキャンプデビューをするなら、区画サイトに分類されるキャンプ場を選ぶのがおすすめです。
区画サイトのキャンプ場は、その名の通り、利用できる位置が決まっているため、プライバシーを保ちやすいです。
キャンプ初心者となると、やるべきことや注意すべきこと、不安、興奮など様々な要素で忙しいため、他のキャンパーとコミュニケーションを取る余裕を持てないことが多くあります。
区画サイトでソロキャンプデビューすることで、ソロキャンプに集中でき、ストレスフリーで楽しめるはずです。
・スマホの電波が届く
キャンプ場の中にはスマホの電波が届かないところが多くあります。
焚火にあたりながら映画鑑賞したい、音楽を聴きながらお酒を飲みたいといった過ごし方を楽しみにしているのであれば、スマホの電波が届くかどうかしっかりチェックしましょう。
特に初めてのソロキャンプは不安に駆られやすいため、誰かと連絡を取れるような環境にしておくと安心です。
スマホの電波チェックについては、直接キャンプ場に問い合わせる方法が確実です。
・トイレ・炊事場・シャワーが清潔
キャンプ初心者の場合は、トイレや炊事場、シャワーがより清潔なキャンプ場を選びましょう。
特にトイレやシャワーがストレスになると辛いため、SNSなどで口コミをチェックしておきましょう。
また、清潔感だけでなく、広さや排水の良し悪し、開放時間なども確認しておくとより快適に過ごせます。
・売店で薪や食品が買える
キャンプ場によっては、管理棟や売店で薪や食品を販売しているところがあります。
電車や徒歩で移動する場合、できるだけ荷物を最小限にするためにも、薪などは現地調達できると良いです。
販売品はキャンプ場のホームページなどで確認できます。
・ゴミを捨てられる
ゴミを捨てられるかどうかはキャンプ場によって異なります。
捨てられない場合は持ち帰ることになるため、ゴミの処理方法を事前に考えておく必要があるでしょう。
臭いや汁漏れなどが気になる可能性が高いため、できるだけゴミを捨てられるキャンプ場を選ぶのがおすすめです。
ちなみに、ゴミを捨てられるキャンプ場であっても、有料のゴミ袋を購入しなければならない場合などがあるため、事前にチェックしておくと安心です。
・周辺施設が充実している
キャンプ場の周辺施設を重視するソロキャンパーも多いです。
コンビニはもちろん、スーパーやホームセンターが近くにあると心強いでしょう。
中でも周辺に入浴施設があるキャンプ場は人気です。
・ロケーション
キャンプ場は、サイトによってロケーションが異なることがあります。
サイトの種類としては、次のようなものが挙げられます。
*林間サイト
*海辺サイト
*湖畔サイト
*河原サイト
*高原サイト
サイトによって景色が違うため、ソロキャンプをより充実させるためにも好みのロケーションを選ぶのがおすすめです。
■ソロキャンプの不安や恥ずかしさを払拭する方法
いくらキャンプ場選びで成功しやすくなったとしても、ソロキャンプに不安や恥ずかしさを抱いてしまい、諦める人は少なくありません。
ソロキャンプは自分の中に新たな意識を芽生えさせてくれたり、自信をつけることにつながったりするため、そのような理由で諦めてしまうのはもったいないです。
ここからは、ソロキャンプの不安や恥ずかしさを払拭する方法をご紹介します。
・先入観を捨てる
まず、ソロキャンプの恥ずかしさを払拭する方法です。
ソロキャンプが恥ずかしいとされる原因は、キャンプ=大人数で賑やかに過ごすというイメージにあります。
実際にソロキャンプに興味がある方も、こういったイメージがあることを知っているからこそ、周りの目を気にしてしまうのでしょう。
しかし、これはあくまでもイメージであり、賑やかに過ごさなければならないという決まりはありません。
ソロキャンプは恥ずかしいという先入観を断ち切り、思い切って踏み出してみましょう。
・自己防衛術を押さえておく
調理用などのナイフを護身用に持っておく、防犯ブザーを身に付けておくなどの自己防衛術を押さえておきましょう。
何も準備せずソロキャンプに挑んでしまうと、無防備さから不安が余計にあふれてしまいます。
自分に合った自己防衛術をピックアップし、しっかりと準備しておくのがおすすめです。
・何かあった時の対処法を考えておく
野生動物が襲ってきた時、不審者が周りをウロウロしている時などの緊急時、サッと動けるように対処法を考えておくのもおすすめです。
より詳細な対処法を考えておき、頭の中に入れておくことで、いざという時もすぐに行動でき、危険を回避しやすくなります。
身の危険を感じた場合、撤収することも視野に入れておくのも大切です。
今回は、ソロキャンプの魅力や成功の秘訣、不安をかき消す方法などをご紹介しました。
ソロキャンプは自分のペースで好きなように過ごせるほか、非日常感を味わえるため、一般的な旅行とは異なるパワーを得られます。
不安や恥ずかしさから敬遠していたという方は、この機会にぜひ挑戦してみてください。