しゅんすけ
小学校に上がって二人目の友達がしゅんやった
学校帰り、雨上がり、家の前の公園。
川路と二人で泥まみれなって遊んで、川路が帰って俺一人、ランドセル放っぽってぬかるんだ地面に仰向けで寝転がってたら真上から顔覗きこんできたのがしゅんやった。
目の前の団地に住んでるお前に何号室か聞いても部屋番号のシステムを理解してなかったよな。だから確認して708号室って二人で覚えた
俺の誕生日みたいや!って覚えたせいで何回807号室のインターホン押したかわからへん。
毎日一緒に登下校して土日も朝からお前の家のインターホン鳴らしてた。
そこで謝りたい事がある。
当時、小学校低学年の自分は遊ぶのが好きすぎて寝てる時間が勿体無いと感じてた。だから常識すらわからずに朝6時にインターホン押したらいつもお母さんかさあやが出て来て「まだしゅん寝てるから後で来て。」って目を擦りながら優しく対応してくれてた。
一人で公園で遊んで、そろそろ起きたかな?って何回も確認しに行った時のことを今でも俺は思い出せる。
10分置きにずっとインターホン押してた。
なんなら下の公園とか家に戻って時間潰すでも無く、7階の踊り場でジーッと待って、待ちきれんくて2分ぐらいで鳴らした事もある。
家族みんなにごめんって言ってて欲しい。
時折流れ弾喰らってた807号室のおっちゃんにも
それと、お父さんにもね
それとありがとう。陽南太と仲良くなって今も一緒におるのはしゅんのおかげ。
陽南太としゅんが幼馴染でずっと仲良かったからこそ俺も陽南太と仲良くなれて、そこから小4、しゅんが転校するまでいつも3人で一緒におったあの時間は今でも色褪せへん思い出として大切にしてる。
中学で再会して昔ほどは遊ばんくなっても中身は変わってなくて、お前が海外ばっかで日本に帰って来てない今でも変わってなくて。
いつ会ってもしゅんと話すとバカみたいにデカい声で笑ってしまう気がしてる。
嫌いになったことも友達として安く見たことも無い、そんな素敵な友達で居てくれてありがとう。
そんなお前との関係性上やっぱりこれを読むことがあってもお前には笑っていてほしいです。
考える?考える??、、、、。
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