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1株投資で自分年金お試し(1):年金2000万円問題

こんにちは と です。

これから数回にわけて株での資産運用による自分年金のお話をしていきたいと思います。

※ 投資をお勧めするものではなく、私の場合を書き残しています。ご自身で投資する場合は、自己責任でお願いいたします。

昨年は金融庁が出した報告書を端に発する「年金2000万円問題」が話題になりました。

金融審議会 市場ワーキング・グループ報告書
「高齢社会における資産形成・管理」https://www.fsa.go.jp/singi/singi_kinyu/tosin/20190603/01.pdf

報告書によると、標準的な生活をするには公的年金以外に月5.5万円足りない。老後の期間を30年とすると、

5.5万円 ✕ 12ヶ月 ✕ 30年 = 約2000万円

という計算で、年金以外に2000万円のお金が必要になるそうです。

この「標準的な生活」の内容に疑問は残りますが、それは別の機会にお話できればと思います。

公的年金を補うために

ご自身の老後を不安に思い、iDeCo や つみたてNISA を始めた方もいらっしゃると思います。

iDeCo は、以下のような税制面で大きな恩恵を受けられます。

 ・所得税・住民税の節約

 ・利息・運用益が非課税

 ・公的年金控除・退職所得控除の対象

税制面では非常に魅力的なのですが、60才まで引き出すことができません。見方によっては、長期で資産がロックされてしまうというデメリットがあります。

つみたてNISAは、利息・運用益が非課税です。iDeCoと比較し、税制面の恩恵が弱いようですが、引き出し・解約は好きなタイミングで行えます。

一般的に、公的年金を補う部分を資産運用で構築するには、上の iDeCo か つみたてNISA が選択肢になるかと思います。

私の資産背景をふまえ、もし2つの手法をつかうなら、iDeCo は、守りの積立(安定性狙い)。つみたてNISA は、攻め積立(運用益狙い)。と使い分けをすることになります。

いずれの方法も、定年時までに積立て、老後に ”切り崩し” ていく事を想定しています。

株の配当を毎月受け取る

資産の切り崩しではなく、運用益を毎月受け取れる方法もあります。それは、株や債権、投資信託の配当や分配金の受け取れるタイミングを12ヶ月に分散する方法です。

ここでは、株を中心に自分年金を構築することをお話します。

株を発行している企業には、それぞれ決算月があります。各企業で決算月はさまざまです。

この記事を書いている今月1月は、積水ハウスが決算月です。

1月末が決算日なので、その3日前 2020年であれば1月29日に積水ハウスの株を持っていれば配当を受け取る権利を得られます。

2019年末の株価で配当利回り3.47%。利回り的には悪くありません。

2月が決算月の企業は、ローソンなどです。

ローソンの配当利回りは、2019年末の株価で、2.42%です。

1月から12月各月決算日を迎える企業の株を保持すれば、毎月 配当を得られることになります。

次回以降、探し方や、私の購入株などをお話します。

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