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大いなる文化好尚 9曲レビュー【下書き】

ほんとうの前書き

 ずっとずっと前(と言っても2023年の初め〜秋ですが)にこの記事を書いて途中で放り投げていました。フォルダ整理していたらこの下書きが出てきたので、全方向に恐縮ですが公開させてください。秋ごろから私生活が忙しくなった結果として実況者界隈からフェードアウトした事により、この記事を書いていたこと自体をすっかり忘れておりました。まさかあの頃大好きだったグループ・界隈がこんな事になっているとは……。
 このプレイリストから沢山の「新しく好きな曲」に出会えたのは事実です。
例えばノーナ・リーヴスに関しては好みどストライクだったので鬱先生さんが紹介して下さった曲以外にも色々聴いて(アルバム3、4枚分程度かな?)今でもカラオケで毎回絶対歌うぐらいには好きです。特に『ガリレオ・ガール』とか『O-V-E-R-H-E-A-T』とか大好き。
ロボロさんのおかげで映画を観た後に音楽も楽しむ、という今まで無かった音楽体験に気付けたし、トントンさん、ショッピさん、ゾムさんのおかげでインスト曲の「良さ」を知れたおかげで今があるのです。コネシマさんの選曲から関連するものを調べていった結果として自衛隊音楽隊やスーザなどの行進曲に出会えたので本当に感謝しています。他のお3方の紹介して下さった曲も今まで聴いてこなかった系統の曲だったのにいつしか大好きになっていて、プレイリストにぶち込んであるので今でも定期的に聴いています。

プレイヤーの心を動かし、自身でも気づかぬ潜在的な感性と創造力と表現を呼び起こしてくれることを期待します!

とプレイリストの説明に書かれていましたが、筆者自身はゲームを遊んでいないにせよ新しい音楽/世界と出会えたのは事実です。感謝しています。
 今書いたらこんな拙い文じゃなくてもっと良いモノが書けるんじゃないか、とは思いますが当時の気持ちに手を加えるのも野暮なので本当に「下書きそのまま」を公開しております。段落構成も下書きゆえ迷子ですし、唐突に「メモ」や文章になっていない文章が出てきたりしますがお許しください。

それでは、本当に下書きで恐縮ですが何でも許せる方のみお読みください。


はじめに

 『すごろくや』という会社が販売している、『ディスクカバー』という一風変わった面白いボードゲームがある。
このゲームは『ランダムに曲を流して全員で曲に合う絵を選ぶゲーム』となっており、遊ぶ時に使える9曲セットのオリジナルプレイリストが公式サイトにて沢山公開されている。選曲者によって中身の系統が大きく異なっており、適当に選んで再生するだけでも新たな音楽に出会えてとても楽しい。
 ところで、そのうちの一つを「〇〇の主役は我々だ!」が作成しているのだが、14人のメンバー中9人が1曲ずつ選曲したことで方向性がバラバラな9曲の寄せ集めになっていて非常に面白いのだ。
このプレイリストで「ディスクカバー」を遊んでいる人を横から見たい願望が出る位だ。誰か筆者の見える所でやって下さい
選曲コメントとして

主役は我々だより組織人が各々の趣味趣向を押付けました。プレイヤーの心を動かし、自身でも気づかぬ潜在的な感性と創造力と表現を呼び起こしてくれることを期待します!

とある通り、おそらくこのプレイリストを再生した誰もが、自分では気が付いていなかった新たな好みに出会えるのではないだろうか。
少なくとも、この系統の9曲の組み合わせを連続で聴く機会など人生でこのプレイリストからしか無いだろう。
 今回は、そんなプレイリスト「大いなる文化好尚」の各曲のレビューを書いてみようと思う。
〇〇の主役は我々だ!が好きな方もそうでない方も、是非通して聴いて9曲それぞれの魅力を味わってみて欲しい。

・Spotify
https://open.spotify.com/playlist/1iBtVaONDCjJSjX7k1obbo?si=e49aef1ff1344bd8&nd=1

・Youtube Music
https://music.youtube.com/playlist?list=PLLRxkaH3oxUoBN2-m3TTOIg0zhWVTS5uw&feature=share

⚠️

 失礼ながら、ほぼ全ての曲やアーティストが初見です。
使われている楽器を音から判別するのも苦手なので、色々間違っている可能性が高いです。暖かい目でお願いします。
また、映画のテーマ曲やゲーム内BGMなどに関してその曲が使われている物を一切知らない為、曲自体を聴いた純粋な印象を書いております。
一応調べながら書いてはいますが、楽曲情報等に間違いがあれば遠慮なくコメントやtwitter等で教えて頂けると助かります。


9曲レビュー

『HANA-BI』 久石 譲

選曲:ロボロ

 この曲は、1998年1月24日に公開された映画「HANA-BI」の為に作曲された映画音楽だ。
 最初のフレーズではピアノが細かい装飾音の付いた軽やかな印象のメロディラインを奏でており、「この曲はピアノがメインで、オーケストラがハーモニーを奏でる事でピアノを支えている曲なんだな」と思った。しかしそれは次のフレーズで弦楽器だけになった事によりすぐ覆される。途中途中でピアノにリードが渡ったりまた弦楽器に戻ったりと繰り返されており、メロディラインがまるでバトンのように自然に受け渡されている事に驚きを感じた。本当に「いつの間にか」伴奏とメロディーの楽器が入れ替わっている。


【メモ】
中盤でピアノが和音でメロディを奏でるパートでは、弦楽器が弾むような細かい音(ピチカート?あとで用語調べる!)で装飾を加えており、水の音のようだと感じた。

細かい装飾音が所々についたピアノを引き立てるように弦楽器の音が壮大に鳴り響く

弦楽器メインでいつの間にかピアノが伴奏に

又主導権がピアノに 和音を奏でる それを装飾するような細かい弦楽器の音 まるで水音だな〜と思った

クライマックス!また弦楽器に主導権が渡る→またピアノへと行き来する

クラシックの優しい感じを煮詰めたような曲(語彙力)
クライマックスで盛り上がってから最後の音を伸ばして終わる終わり方に余韻が感じられて心地良い終わり方だと感じた。
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クラシック系の曲だからか、全ての音の音質が柔らかく落ち着いた雰囲気だった。
特にピアノの音が非常に鍵盤を優しく撫でるようでありながらしっかりと芯も残ったような音で耳心地が良かった。久石さんが作曲した他の曲もこれから是非沢山聴きたいと思う。


『Lets Study(Moranbong Band)』 North Korean Archives

選曲:コネシマ

〇〇の主役は我々だ!好きには某人気動画の3曲目でお馴染み、そうでない方には絶対に驚かれるであろう曲、牡丹峰楽団(モランボン楽団)の『学ぼう』だ。
 このプレイリストの中で明らかに1番異色な存在だろう。誰が何と言っても異色だ。
この曲のヴォーカルは最初から最後まで明るく元気な感じなのだが、イントロからアップテンポで華やかなサウンドになっており違和感無く歌部分に入る事ができる。
伴奏を奏でる主な楽器が硬めの音を出す電子楽器らしきもので揃えられており、統一感のあるサウンドとなっている。音が沢山重ねられているが、それでいて一つもうるさい印象を受けなかった。
イヤホン等で右耳側に集中して聴くと、細かく裏打ちがされているのが分かる。この音の存在によって、細かな事だがより自然と体がリズムを刻めるような曲に仕上がっていると思う。
筆者はハングルやその発音に非常に疎いのでなんとも言えないが、フレーズ毎の音の切り方を長く伸ばす部分とスッと力を抜くように切る部分の使い分けが綺麗だと感じた。語尾を伸ばすか伸ばさないかで単語の意味が変わるとかそういう物なのだろうか。ともかくメリハリが効いており曲の前向きで明るい雰囲気にぴったりだと思う。
曲を聴いていて誰しも「ここのハモリ無い方が……」などと思った経験は一度や二度はあるだろう。しかし、この曲には一切それがない。複数人居ると思われるヴォーカルの方の声質の系統が似通っている上、歌のタイミングがぴったり揃っている。リエゾンやハモリも音程の組み合わせも非常に心地良い。


【メモ】
中盤あたりの間奏(ハミング直前)の感じ好き
歌のフレーズの後同じ旋律を伴奏が奏でてくり返すの好き
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伴奏含めメロディーの全てが非常に計算し尽くされた曲であるのを感じる。
 これは蛇足になるが、この曲を聴いてDPRK-POP(NK-POP)に興味を持った方はSpasskaya Tower 2019における軍楽隊のパフォーマンスの動画を是非調べて観てみて欲しい。
完璧な程に揃ったドリル演奏に加え、中盤あたりで儀礼用のサーベルを持った女性たちがキレキレのダンスを踊る姿は圧巻だ。


『時の回廊』 光田康典

選曲:トントン

 この曲は、スクウェアから発売されたRPG「クロノ・トリガー」において、古代王国のマップでBGMとして用いられている曲である。
 最初の一音で「何だこの楽器!?」となった。筆者は具体的に何の楽器か分からなかったが、跳ねるような感じの音を出している事から打楽器系統だろうか。
この最初の楽器だけではなく、全体的にあまり聞いたことの無いような面白い楽器が使われている。複数の楽器が入れ替わり立ち替わりでメインのフレーズを奏でているが、伴奏となっている楽器を含めどの楽器も力強いサウンドで、一音一音から前に押し出すような強さを感じる。筆者は特に低音で一定のフレーズでリズムを刻み続けている太鼓のような楽器の音が気に入った。


【メモ】
パーカッション(?)がずっと反復されてる。
2回繰り返されるフレーズの中で、上から下にグリッサンドっぽく入る音が気持ちいいと感じた。
力強い感じの楽器が入れ替わり立ち替わりでメインのフレーズを奏でている。
一音一音から非常に力強い印象を受ける。何かの儀式を彷彿とさせる。
どっちかというと横ノリの曲かな。低音のパーカッションが一定のフレーズを繰り返しててめちゃ気持ちいい
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曲の最後は遠ざかっていくようなフェードアウトで終わる。ゲーム音楽という先入観からかもしれないが、シーンが終わって次のシーンをロードする時のような、「曲が終わってしまったな」という少しの寂しさと「次は何だろう」というワクワクする感覚を同時に受けた。


『WRC Theme(Album Mix)』 Marco V

選曲:ショッピ

 この曲は、恐らくWRC(世界ラリー選手権)公式テーマ曲をMarco Vがリミックスした曲だ。2009年にリリースされており、自身のアルバム用にリミックスしてある物だと思われる。(自信が無いので詳細な情報持ってる方いらっしゃったらコメント等でお願いします!!)
 曲の最初から最後まで、音が非常に細かく配置されているのがこの曲の1番の特徴だろうと思う。一定のリズムで響く低音とパーカッションが縦ノリできる感じで心地良い。
全体的に使用されている音域は低めで、体の芯まで響く感じのサウンドである。かといって全ての音が低い訳ではなく、例えば電子メトロノームのような少し高めの電子音が左耳側に寄せて細かく入っているのが面白いと感じた。「音」として入っているか若干自信は無いが(パーカッションの音同士が干渉し合った結果「聞こえるような気がする音」として生まれている疑惑もある)ともかくそんな音が聞こえる。

オクターブを多用した同じようなリズムのメロディーが、細かい変化を加えながら反復して乗せられているのが癖になる曲だ。特にC(ド)の音が全体に渡って多用されており、若干の不安定さを持つ旋律をまとめる軸になっていると感じる。軸となる一音が存在することで、そこからどんな風に外れても必ず戻ってくる構成が曲に安定感をもたらしていた。

各フレーズにおいて、メロディラインはそのままでその他の音が終わりに向けて盛り上がっていく。そのせいか、全体としても落ち着いた気分の所からじわじわとボルテージが上がっていくような曲だと感じた。


【メモ】
所々壮大な音響になっているのが良き。
気分が一気に上がるんじゃなくてじわじわと上がっていく系の曲。
音の組み合わせが若干の不安定さを持つのに、綺麗にまとまっている。
その上でメロディーが軽やかに踊ってる(しかし単なる軽やかではない)
フレーズの終わりに向かって背景の音がぐーって上がっていくのが次のフレーズへの高まりを感じさせてきてめちゃワクワクする!!!
フレーズとフレーズの間に1拍分の休符がある所がが好きすぎて好き その間が良い!!!

段落構成あとで考える!
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音をわざと歪ませてノイズをかけたりリバーブをかけたりするなど、様々な音響効果をふんだんに使って電子音楽の良さを全部詰め込んだ曲であるような感じがする。
聴けば聴くほど「こんな音も入ってるんだ!」と新たな発見がある。
何度でも細かいところまで聴き込みたくなるスルメ系の曲だ。


『ワンダーウォール』 Oasis

選曲:チーノ

 この曲は、イギリスのロックバンド「オアシス(Oasis)」から1995年10月30日(日本盤は11月23日)にリリースされた楽曲だ。
 まず、出だしの1音でギターの音色に魅せられた。入りは少し硬くて、でもその後は柔らかく伸びるようなアコースティックギターの『丁度良い』音色に心を掴まれた。筆者の好みのど真ん中の音だ。ギターの音色の好みには多分派閥があると勝手に思っているが(大きく分けるとクラシック、アコースティック、エレキ)、筆者は圧倒的アコギ派なので非常にテンションが上がった。
優しい感じの男性ヴォーカルが歌い上げる英語は、イギリスのバンドだからか所々でイギリス英語の少し平べったい感じの発音になっている。それがビブラート無しの真っ直ぐ伸びたロングトーンと合っていると感じた。
 曲の1番では、Bメロからそれまでギターとヴォーカルだけだった所にベースとドラムが入って来る。
若干先にベースが入って、そこに音をそっと足していくようなイメージで増えてくるドラムは、意識していなければ「あれ、いつの間に入った?」と一瞬疑問を抱かせるような自然さである。


【メモ】
韻の踏み方がはっきりと聴く側に伝えるように踏んでいる感じではなく、わざとらしく無いさりげなさが綺麗だと感じた。
 例:maybesaves me、after all, you’re my wonderwall、Bメロの最初の2文など
1番と2番の間の少し静かになってからAメロに入る繋ぎ方が「間」があって好き

*歌詞にもっと言及したい!!!考察するか……?
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 全体の印象が「柔らかい」と「優しい」に尽きる、ゆったりとした曲だ。矛盾するような表現だが、この曲を聴いていると盛り上がった気分のワクワク感はそのままで穏やかな凪いだ気分になるような、そんな気がした。
 曲の始めと終わりにレコードを回す環境音が取り入れてあり、曲自体を「一つの作品」としてまとめる効果があってとても良いと思った。聴き終わった後に「あぁ、曲の世界が終わったんだ」という夢から覚めたような感覚があって筆者は非常に好きだ。


『麗しのブロンディ』 ノーナ・リーヴス

選曲:鬱先生

 この曲は、日本のバンド「ノーナ・リーヴス(NONA REEVES)」から2017年10月25日にリリースされた楽曲だ。
 イントロ無しで急にヴォーカルと伴奏が同時に入る所がキャッチーで印象に残る。声質が柔らかく伸びる感じで非常に惹きつけられた。広告で流れて来たらスキップを思い止まって最後まで聴いてしまうような、初めのワンフレーズで持っていかれる系の曲だ。この表現で伝わるだろうか。
 最初の頭サビが終わった後の軽快な旋律の間奏、そしてその後に続く軽く跳ねるようなAメロから「金髪の彼女」を探してまるで踊るようなステップで軽やかに夜の街並みの中を歩く主人公が見えた気がした。
歌詞全体から痛々しい程の片想いの気持ちが伝わってくる。きっとたとえ冷たい返事を返されたとしても「彼女」と一言二言話せただけで舞い上がってしまうような関係性なのでは無いだろうか。
「摩天楼」という単語が歌詞の中にある。これは英語のskyscraper(超高層ビル)の訳として作られた単語だ。skyscraperという単語には、「空を擦るもの」、つまり空の天井をまるで擦るような程高い建物というニュアンスがある。だからこそ、ここで歌詞に「摩天楼」を使うことで、「彼女」の高嶺の花感が演出されていて非常に素敵なワードチョイスだなと感じた。ラスサビで「摩天楼 ビルをかすめた星が」とある部分が1番好きだ。星が掠めるようなほど高い超高層ビルに、どうやっても手が届かないけれど追いかけていたい「彼女」のイメージがぴったり重なっていると感じる。

 曲名にも入っている「ブロンディ」は、曲中にも複数回入っているフレーズだ。細かい事だが、このブロンディの「ロ」を、日本語的なR音に少し近い音ではなくよりL音に近い発音をして歌っている事でフレーズ全体が柔らかい印象にまとまっていると感じた。


【メモ】
裏打ちで入ってるパーカッション好き〜〜〜〜
個人的に間奏の音好き
めっちゃずらしたハモリ(エコー?)好きだわ 仕草に〜あたり
染めるの「る」のビブラート好き
圧倒的横ノリ曲だな
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曲の最後はフェードアウトで終わるが、これが最終部分の歌詞として入っている「Fading in the light」に合わせてあるのが良いと思った。まるで聴いているこちら側も、曲が光の中に遠のいていったような気分になる。
是非主人公には幸せを見つけて欲しい。

『Mystic Core』 Falcon Sound Team jdk

選曲:ゾム

 この曲は、日本ファルコムから発売されたRPG「英雄伝説 碧の軌跡」において、イベント・終章オルキスタワー中枢でBGMとして用いられている曲である。
 開始早々、大きめの音から始まるので聴く度分かっていても一瞬吃驚する。
風のような音が特徴のパーカッションに、硬めの高音でメロディが乗せられて壮大で少し悲しい雰囲気を感じる。


【メモ】
風を感じるようなイントロに、硬めの高音が乗る。
イントロはどこか悲しげで、でも強そうな雰囲気がする
この原因ってキーンと鳴るようなメロディの楽器のせいだと思うな!!!
風っぽい印象って多分パーカッションのシンバルかなと思う 違うかも!!!!!!
最初はロングトーンが多いから壮大な感じが描写されているけど、中盤から表に出てくるパーカッションのおかげで一気にアップテンポ系になる キラキラとした音色のサビ前 気付いたら走り出したくなる。
サビ部分に向かって一気にテンション上がって盛り上がる
メロディがずっと硬めの音質の楽器 とはいえ途中(サビ前?)で色々楽器が変わっている

詞の無い曲ゆえサビという表現が適切か分からないが、
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曲の終わりは盛り上がった所からフェードアウトで終わっていくが、もっと続きを聴きたかった感が残った。あるはずの無い「その先」の新たなメロディを求めてしまう程に非常に良い曲だったと思う。


『BEAUTIFUL DREAMER』 GLAY

選曲:シャオロン

 この曲は、日本のヴィジュアル系(※諸説あり)ロックバンド「GLAY」から2003年10月16日にリリースされた楽曲だ。


【メモ】
ギターとベースだろうか、2つの楽器を用いてオクターブずれの柔らかい音で奏でられる元気な感じの旋律のイントロから曲が始まる。

これもアップテンポな曲〜
バンドの曲だからか、筆者は体全体を揺らしてノるというよりかは頭と腕を前後に振りたい感じの印象を受けた。縦ノリか横ノリかは聴く人や気分によって変わるような気がする。(実際眠い時は横ノリかな〜ってなった  ってことはこの曲は「どんな気分にも寄り添える」って書けるのでは!?!?
少しこもったような掠れ声のヴォーカルが優しい感じ(柔らかくはない いや柔らかいけど)あるのに曲調が少し激しめ(ってか元気)で、異なる2つがミックスされてより良いものになってる感がすごい
所々語尾が抜けるような不安定感のあるヴォーカル良き
間奏も1オクずれの2音が重なってて元気な感じ
耳にずっと残って口ずさみたくなるような旋律だな〜と思った

「俺たちはなぜお互いを守りたかっただけなのに傷つけ合うの?」の歌詞からこの曲の主人公はすごく優しい人なんだなって思った

伝えたいメッセージ:多分「自分らしく美しくあれ」なんだよな〜〜〜
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『Lily』 Dragon Ash

選曲:エーミール

 この曲は、日本のミクスチャー・ロックバンド「Dragon Ash」から2013年11月27日にリリースされた楽曲だ。
 「リリィー(Lily)」は、英語でユリの花、もしくは清純な人、という意味を持つ単語だ。ユリの植物としての「水をやって綺麗な花が咲く」というイメージに、人が「泣いたり傷付いたりしながらも、未来に向かって進んで行く」というイメージが重ね合わされている。


【メモ】
エレキギターの音だろうか、硬めで明るい音から曲が始まる。

若干掠れた抜けるような特徴的な声の男性ヴォーカル、良き
語尾の切れ方、長めの語尾息好き
数文字ずつ切れて韻踏んでる言葉の組み方がずっとリズム良くて好き
全体通して韻めっちゃ気持ち良いな

サウンドの中で特に注目するならドラムかなと思う。
細かく刻んでるスネアとハイカット(だっけ?あの閉じた状態で叩くシンバル)だったり3つのタムを流れるように叩くタム回しがフレーズに味をつけてる気がする
ラスサビの前に音伸ばして小さくなって「このまま終わるのかな」って思わせといてラスサビ持ってくるのめっちゃ好き〜〜〜!!!絶対盛り上がるやつ〜〜〜
最後の英語フレーズめっちゃ気持ちいい
こう、「咲き誇れ」って命令形で訴えてくる歌詞がすんごく良いなって思ってて、前を向け!!って背中押してくれるような感じがする そういうの好き だからこのプレイリスト聴き終えた時に明るい気持ちで終われる
歌詞めっちゃ良い〜〜〜〜泣ける
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Bメロの最後の1行の『僕らそれでいい』がまるで自分自身に言い聞かせるようなフレーズになっており、「弱くたっていい、泣く時は泣いたっていい。それが守るべき人を守る強さになるから」という曲全体のメッセージが強く心に響いた。
この曲は、決して一度も「頑張れ」と歌っていない。しかし決してただの後ろ向きな曲ではなく、そっと横で支えてくれるような優しさがある。
今のままで良い、だから前を向いて咲き誇れと背中を押してくれるこの曲は、きっとプレイリスト「大いなる文化好尚」を締めるのに最も相応しい曲だろう。


 初の楽曲レビューなのですが、どうだったでしょうか?
ここまで書き終えた感想としては、とにかく道のりが長かったです。はい。
プレイリストを1周聴くだけではなく、各曲を何度も聴き込む必要があり超大変でした。でもおかげで好きな曲が増えたのでやって良かったかなとは思います。
そもそも楽曲レビューなんてした事無いよ!何をどうやって書くんだ?の状態からここまで何とかそれっぽい形にできたのでちょっと自信が付きました。
実は途中で一回挫折していて、数ヶ月放置していた下書きを引っ張り出して加筆修正した代物なので、最後までちゃんと完成させられて本当に良かったです。(2024年11月注釈:完成させられると思っていたんです……この一文を書いた時、丁度1年前は…………)
 あまりにも大変すぎるので今後は楽曲レビューなんてしない!と言いたい所ですが、多分性格的にやるんだろうとは思っています。実行するかは置いといて、計画だけは既に色々思い付いてるんですよね。
それでは、ここまで長々とお付き合い頂きありがとうございました〜!


本当にこんな時期にこのようなものを公開してしまい大変恐縮です。(第一次)〇〇の主役は我々だ!の皆様、本当に楽しいコンテンツをありがとうございました。皆様を応援していた日々を振り返れば本当に楽しかったです。
大好きでした、ありがとう。
これからの(第一次)メンバーの皆様全員の人生に幸多からんことを。

2024年11月4日 薄あさぎ

何かあればTwitterまで。
Twitter:@usu_asagi3 (我々だ!垢:@asagiiro__wrd)