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脱・輪廻

輪廻転生という言葉をご存知だろうか。
ここ最近のスピリチュアルブームで「生まれ変わり」の概念が一般的になった。
前世という言葉も市民権を得たようだ。

そもそも。
仏教において、転生する生命がそれぞれに生きる世界がいわゆる六道と呼ばれる。
地獄・餓鬼・畜生・修羅・人・天の六つの世界に、生命はその行った善悪の行為によって転生を続けていくという。
それが“六道輪廻”である。

仏教の正統的立場は、この六道に輪廻し転生する生命のあり方を肯定するのではなく、“迷い”の中にある命とみる。

さて。
何故、冒頭からこんな堅い文章を載せたかというと、、、、
言い得て妙やなぁ、と感心したから。笑。


生まれ変わりも含め、
私達が考えている「この地球の仕組み」の概念を話してみようと思う。

それを説明するには大きな柱が2つ。

まず、この宇宙は完璧だという概念。
ここでいう宇宙は、この全次元の世界の大元となっている宇宙のことで
「神」という言い方も、「大いなるもの」や「大いなる源」という表現もある、
あの「宇宙」ね。
全体を指す言葉でもあるし、エッセンス(素粒子)を指す言葉でもあって
「はたらき」でもある。

宇宙は完璧で出来ている。
全体を見れば、無欠で完全調和の状態だ。

当たり前だけど
今、存在している全ての世界は、起こっている事も含め
例外なく
この「宇宙」から成り立っている。
でないと、存在できないからだ。
存在している時点で、完璧の一部ということになる。

私たちの目から見て、悪い事であったり
恐ろしい存在であったとしても
それも完璧の一部。

宇宙は完璧で
全てが、完全調和の中で動いている。

ここが一つ目の大きな柱。

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