私たちが衣服を送り出す意義とは、大切に身につけてもらうためにできることとは
このモノが溢れている時代に新たにモノ作りを始めることの意義とは、
事業をスタートする前も、スタートしてからも常に考えていることです。
ありふれている時代にあえて作らなくてもいいのではないか。
すでにある素晴らしい衣服たちを愛用しつづけるだけで十分ではないか。
あえてモノつくりをスタートする意義とは。
_____________________________________________________
ファッション産業は、技術の進歩により、大量生産、過剰生産となり、
生産時からエネルギーを大量に排出しています。
さらに、原料が石油の合成繊維は、綿の3倍近いCO2が排出されるとも。
また、合成繊維から発生するマイクロファイバーによる海洋汚染等、
そのほか、綿花栽培時の化学薬品使用や大量の水の問題等しかり
環境負担の要因となることが多いのは事実。
_____________________________________________________
産業全体として持続可能な方向へ進むようベクトルを合わせなければならない。
ただ発信して伝えるのみではなく、実際に事業者として
持続可能なものづくりが行えることを伝えたいのです。
ただ、サスティナビリティをうったえるのではなく、
衣服の魅力、本質的な価値を伝え。
産業の伝統技術・人材育成の活性化を促すものづくりを。
需要に見合ったものづくりを行います。
衣服はただ身につけるものではなく、
身につける方の感性を育み、生活に潤いや豊かさを与え、希望や勇気を与えてくれるモノ。
気持ち、心、身につけるものを輝かせる力があると信じています。
そのためにも
子供、孫、次世代にも、価値、技術を紡ぐ。
それは私たちの使命です。
そのために、私たちができることとして
①価値を伝えます。
繊維の機能性や特徴を伝え、上質なものを長く愛用する価値とは何かを伝えます。
②商品を送り出します。
上質な時代を超越したオリジナル素材にて、素材の魅力が伝わるものづくりを行います。
③体感してもらいます。
試着や商品説明会にて商品に直接触れてもらい、着心地や風合いを、五感で感じてもらい、その価値を伝えます。
④つくる責任を果たします。
メンテナンスサービス、リ・デザインサービスを行います。
⑤繊維・アパレル業界の持続可能な産業化を促進します。
lerondus.com