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NVDAに次ぐAI市場の覇者はだれだ!?

皆さん、こんにちは!アメリカ株式義塾です。
やはり今年一のホットトピックといえばAIですので、本日はAIの話を持ってきました。

「もっと前にエヌビディアのこと知っておけばよかったのに・・・・・・」
と思っている方もいらっしゃると思います。(実は私もそうですが笑)

だけど、今買うにはちょっと高い気がするんだよな‥と、やはりなりますよね。

少し視野を広げてみましょう。NVIDIAが圧倒的とはいえ、この巨大な市場に有意なことをやっている企業が、他にもあるはずです。



2番手を見つけよう

2023年、AI(人工知能)が世界市場に旋風のように登場してから、AIに対する激しい競争が繰り広げられています。競争の勝者が誰か、その結果はある程度出ており、NVIDIA(NVDA)とMicrosoft(MSFT)が誰もが認めるAIブームの最前線にいる、トップ銘柄として選ばれ、その次に2番手の株がいくつか続いています。

ここで言う2番手の株とは、悪い意味ではなく、AIそのものを作り出しているNVDAやMSFTに次いでAIに最も本質的に近い技術をもつ企業を指します。1番目の次が2番目であるのは当然のことですからね。


Google

私達が2番手銘柄を選ぶ基準

AI分野で、アメリカ株式義塾が2番手銘柄を選ぶ際の基準があります。

AI分野で「AIを活用して何かをする」企業ではなく、「AIの発展そのものに寄与する核心的な装置を作る」会社です。簡単に言えば、半導体企業の中でAIに最も近づいている企業です。完全に半導体とAIを組み合わせた存在であるNVDAを除いて、次に重要視され、市場の期待を一身に集めている企業たちです。

なんだかんだいつも株価が低迷しているインテル(INTC)を除き、ブロードコム(AVGO)やマイクロン(MU)はNVDAほどではありませんが、NVDAが上昇するたびに一緒に上昇しています。
NVDAが何をしているかは、誰もが知っています。しかし、2番手銘柄に分類されるブロードコム(AVGO)、マイクロン(MU)、インテル(INTC)が何をしているかを正確に知っている人はあまりいないでしょう。 

白カブ部長:半導体…半導体の会社だと思うけど、AIとも確かに関わっている感じがする。でも、具体的に何をしている会社かと言われると、正確には答えられないな。

そこで、このnoteを準備しました!NVDAの次に続く他のAI半導体会社は具体的に何をしている会社で、AIとどう関わっているのでしょうか?少しだけ関わっているのか、それとも深く関わっているのでしょうか?

今日のコンテンツではそのすべてをお教えします。NVDAの大幅な上昇で利益を確定し、まだ上昇の余地がある関連株に移りたいと考えている米国株投資家の方々に特に役立つコンテンツだと思います。

NVDAの企業概要

Brandsit

まずは、NVDAが何をしている会社かを簡単に、必要な部分だけ復習してみましょう。

・もともとグラフィックカード(GPU)を得意とする企業。代表的な製品ラインにはGeforceシリーズがある。

・AIを学習するのにディープラーニングと機械学習が効果的だということが知られるようになり、この作業に適した半導体であるグラフィックカードが急上昇した。

・NVDAは好機を逃さず、AI専用のグラフィックカードを新たに開発し、さまざまなプラットフォームと共に、Google(GOOGL)、Microsoft(MSFT)、Amazon(AMZN)といったAI分野に新しく参入したいグローバルなビッグテック企業に提供して莫大な収益を上げるようになった。

このくらいの説明で十分ですし、これ以上の説明は必要ありません。それでは、単に半導体企業として知られているAVGO、INTC、MUはAIでどんな役割を果たしているのでしょうか?

fool.com

当然ですが、AVGO、INTC、MUは常にAI半導体の代表銘柄として市場参加者全員に認められています。NVDAが大きく上昇すると、通常この三銃士も一緒に上昇することが多いです。時価総額も最低で1,480億ドルから最大で8,120億ドルに達し、れっきとしたグローバル大企業です。それでは順番に見ていきましょう!


AVGOってどんな企業?

まずはYahoo Financeに記載されているAVGOの会社紹介を読んでみます。

「AVGOは、広範な半導体およびインフラソフトウェアソリューションを設計、開発、供給する多角化されたグローバル半導体のリーダーです。」

この一文を読んでも、AVGOがAI時代に具体的にどのような役割を果たしているのかは全くわかりません。より深い理解が必要です。どのような理解でしょうか?AVGOが行っている具体的な事業分野を知る必要があります。

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