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ひな祭りに思うこと

この週末、2人の女の子がいる我が家では、ひな祭りのお祝いをしました。
ひなあられを食べたり、ちょっとしたご馳走様を食べたり。

(脈絡なく語り始めましたが、お風呂や家のサステナブルチャレンジも続いております。また書きますね!)

どうなんだ、ひな祭り!

そんな楽しいひな祭りですが、あえて今日は「どうなんだ、ひな祭り!」な話をしようかと(爆)

ひな祭りといえば、女の子の健やかな成長を願う行事ですが、私にはちょっと気がかりなところがあるのです。。

<ギモン その1> 女の子オンリー?

キッズみんなの健やかな成長を祈ってもいいんじゃ‥?(こどもの日も同じく)
調べてみると、桃の節句を女の子の日、端午の節句を男の子の日と定めたのは江戸時代だそうで。それまでは、ひな祭りに男女の区別はなかったようなんです・・!

<ギモン その2>「女の子の幸せは良い結婚」的な表現、いかがなもの・・?

ひな人形は宮中の結婚式を模したもの。
我が子たちに、暗にメッセージを届けてしまっていないかしら。。

あー、なんだか細かいことを気にする面倒な人っぽい‥と思いながらも、モヤモヤ。

伝統という名の固定概念の刷り込みなんじゃないか?!という気持ちが毎年交錯していたわけなのですが、今年は2つのことに救われました。

<希望 その1> 娘の言葉

「おひなさまは、なんでおだいりさまと2人なんだろうね?」
お雛様を飾った日、5歳の娘に聞かれました。

こんな質問を受けるとは・・!
私はここぞとばかりに鼻を膨らませ(ていたと思います笑)、「そうだよね、五月人形は1人だよね。昔は、女の子はいい結婚をすることが幸せなことと思われていてね。でもいまはもう、結婚する人もしない人もいるよね。だからちょっと古いよね~。」という主旨の話をしました。娘も、うんうんと。

そして娘は「でも、おひなさまはとってもきれいだから、お人形としてはいいよね」と言いました。それは私も同意。

最近つくづく思うのですが、育児は「社会をよりよい方向に変えていくための親の学び」だなあと。(いきなり深い話風・・)バイアスのない娘に教えてもらったり、背中を押してもらうことが多いなと感じています T^T

ひな祭りやひな人形について、娘とこんな会話ができたことが嬉しく、ブログにも書いてみようという勇気をもらった母なのでした。

<希望 その2> いろんなお祝い方があっていい!

モヤモヤしていた私は、同じように感じている人はいるか、探してみました。ひな祭りについて、なにか前向きになれるヒントがほしかったのです。そして見つけた記事がこちら

一人ひとりが、これからの自分の行動が、後世に受け継がれる日本文化をつくっていく自覚をもって行動することで、変わっていけるはずです。

例えば、楽しみ方を緩やかにするところから、新しい文化を創造する一歩を踏み出してみるのはいかかでしょうか。つまり、年中行事をそれぞれの人が楽しめるように、カスタマイズするのです。自分の好きなやり方、やりやすいスタイルで年中行事を祝い、四季折々を楽しむ。

そういったことが普及すれば、LGBTの人たちだけではなく他の誰かを傷つけずに、年中行事をはじめとした文化を未来に繋いでいけるのではないでしょうか。

NOISE ライター投稿型 LGBT情報発信サイト
「日本の年中行事に隠れたLGBT差別」

こちらを読んで、前向きな気持ちになることができました!

ひな祭りを、女の子に閉じずに子供たちの成長を願う日として捉えたい。
いろんな生き方があることを子供たちと話しながら、楽しみたい。
そう思いました。

過去にとらわれずに、現代の新しい風も吹きこみながら文化を未来に繋ぐ。
いろんな年中行事がありますが、こんな意識を持っていけたらいいですね。

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