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7月のふりかえりと、8月の目標

7月も日々日記を書いた。が、最後の1週間は家族が体調を崩し、あまりにも忙殺されていたために、日記を書く時間が取れなかった。

振り返って読んでみる。

7月のふりかえり

1週目は、劇団贅沢貧乏の公開稽古に行ったり、整体に行って「腸腰筋がめちゃくちゃ弱いですね」と言われるなどしたりして、自分の関心のある活動や、セルフケアのために色々と動いてみている。

育児タイムの時に襲ってくる苛立ちを「イライラ悪魔がやってくる」と表現している。どれだけこの悪魔をからだに通りにくくするか、これをつくるのが日々のルーティンとして大切なのだよなと思う。

パートナーと対話し、とにかく子どもに不必要な苛立ちをぶつけないよう、よく休むことを約束する。

2週目は、パートナーと子どもが実家に帰り、ぼくは有給をつかって1人でしっかり休むことにした。友達に会いに行き、海辺で遊んだり、飲みながら映画の話を延々としたりして、自分を取り戻す時間が流れた。

ユトレヒトに行ってかわいいZINEを買ったり、贅沢貧乏の稽古場にもう一度遊びに行き、劇団の理念をめぐる対話をファシリテーションしたりした。それはとても、良い時間だったのだ。

子どもたちとパートナーが実家から帰ってきて、また家族での暮らしに戻る。しかし、子どもの送り迎えやお風呂、食器の片付けなどのタスクを減らしてもらい、自分の部屋で仕事後に休む時間をもらうことになった。その結果、当然パートナーの負担が増える。これはなかなかハードだ。

そんなおりに、ぼくはベル・フックスの本に出会う。これがあまりにも良い本で、胸を熱くしながら読んでいる。元気になりたいと思う。

でも、しっかりまずは苛立たないペースを保つことだ。

髪の毛を切ったり、大きな机を導入したりして、自分の身体や環境を変えてみている。しかし、パートナーも子どもも熱を出したりして、体調を崩してしまう。僕の子育てのタスクも減らしてもらったままだが、少しずつ以前のペースに戻している。

また、7月第5週は日記をかけずじまいだったが、松戸市で準備していた中高生向けのコーヒーをテーマにしたワークショップがついに動き出した。

ぼくのキャリアにおいても、最も重要な活動の一つになると思う。丁寧に育てて行きたい。

またもう一つ、朝ランを今週から始めた。3日連続朝ランして、今日は休み。脳よりも体を疲れさせることで睡眠を充実させようという魂胆だ。この習慣がどこまで続くかわからないが、試してみたい。

8月の目標

8月はぼく自身の夏休みがあったり、子どもも幼稚園が休みだったり、ふわふわした時間が続く。特に遠出する予定はないが、小さな思い出はいくつか作りたい。

また個人の仕事でも、森美術館のファミリーアワー企画、松戸市のコーヒーワークショップと、自分にとって重要な活動が続く。加えてMIMIGURIでも下半期を9月から迎えるための準備が走っている。

仕事は少々慌ただしいが、とても楽しく充実している。子育ては、イライラせずに過ごせる日を、1日でも多く過ごすこと。不足感を充実感に変えること。

そんなわけでここからは、今週の日記です。

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