夏の肌トラブルにご用心!皮脂をケアして無垢な肌へ。
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ひとと地球の無垢をめざすライフスタイルブランド、USS by papawash(アス バイ パパウォッシュ)です。
8月に入って、暑い日が続きます。暑い夏、とくに気になるのは『テカリ・べたつき・毛穴の汚れ…』。夏の肌トラブルの原因を知って、無垢な肌をめざしましょう!
夏、皮脂量は〇倍に
気温が上がる夏には、皮膚温も上がります。皮膚温が4℃上がると、皮脂分泌量は2倍になるという研究結果も。
夏は身体の体温調節機能が働き、発汗量が増加。皮脂と汗が混ざりあって流動性が高まり、皮脂膜が肌表面に広がりやすくなります。
皮脂と汗は絶えず肌の表面に分泌されるため、ティッシュオフしてもタオルで拭いても、数時間後には皮脂膜で覆われるのです。これが「テカリ・べたつき」の原因です。
皮膚温って、そんなにあがるの?
8月4日~10日の、東京の平均最高気温は33.5℃でした。
一方、室内の冷房は28度が推奨されています。それぞれの環境で、皮膚温はどのくらいになると思いますか?
8月10日の14時に、サーモグラフカメラで測定してみました!
気温33℃の屋外(左図)では、皮膚の表面温度は40.8℃。何回か測定しましたが、だいたい40~42℃の間に収まる結果となりました。
一方で、冷房28℃設定の室内(右図)では、皮膚の表面温度は37.6℃。こちらも何回か測定したところ、おおよそ平熱に近い値に収まりました。
もちろん簡易的な実験なので、この結果がすべてとは言えませんが、屋外では皮膚温は外気温よりも高い温度になり得るということがわかりました。
涼しい室内(28℃)から暑い屋外(33℃前後)へ出るだけで、外気温の差は5℃。皮膚温はそれ以上に、ダイナミックに変化していると考えられます。
この一時的な温度変化も、皮脂分泌を促す原因になっているかもしれません。
皮脂は変質する
分泌された皮脂は、時間の経過とともに変質していきます。皮脂の中のスクワレンが最初に酸化され、過酸化脂質となり、他の脂質の酸化を促します。
さらに、皮脂に紫外線が当たることでも、活性酸素が発生し過酸化脂質へ変化。
過酸化脂質は、炎症を引き起こし、肌荒れや毛穴の開きの原因に。さらに影響は真皮まで届き、ハリ弾力までも低下させます。
夏は皮脂分泌量が増えることで、相対的に過酸化脂質も増加します。
テカリ・べたつきだけではなく、将来の肌悩みの引き金にもなる過酸化脂質。すっきりケアしましょう。
皮脂ケアのポイントは3つ。
✓糖分や脂質をとりすぎない
✓抗酸化物質を積極的に摂る
✓朝と夜、洗顔料で皮脂汚れを落とす
糖分や脂質は皮脂を作るもとになるので、とりすぎ注意です。夏野菜のゴーヤやトマトは、抗酸化物質ビタミンC、ビタミンAを含むのでおススメですよ。
そして、発生してしまった過酸化脂質はしっかり落としましょう。脂汚れをすっきり落とすためにも、ぜひ洗顔料を使ってくださいね。
いかがでしたか?
普段は乾燥から守ってくれる皮脂も、多すぎたり、変質してしまっては肌に悪影響を与えてしまいます。
もう少し続く夏の日も、きちんとお手入れして無垢な肌を維持しましょう!