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ゾウがしあわせに暮らせる世界を作る【Happy Elephant】の洗剤を使ってみた

近ごろよく聞く環境問題。
何かできれば…と思うものの、難しいことはおっくうだし、続けられる自信もない。
そんなズボラなブランド担当が試してみた、お気に入りのエシカルアイテムやサービスを気ままに綴ります。今回は【食器用洗剤】です。

毎日使う食器用洗剤。これを環境に良い製品に変えたら、簡単にエシカルな行動にスイッチできそう…

そう思いたどり着いたのが【Happy Elephant(ハッピーエレファント)】の食器洗い機用ジェル。
3年半以上愛用しているハッピーエレファントのお気に入りポイントを(勝手に)ご紹介!

Happy Elephantについて


環境に配慮した洗剤といえばのSARAYAさん、から販売されている洗剤シリーズ。原料生産地ボルネオ島の環境と人権を守り、持続可能な原料調達から得られた植物原料と発酵技術を掛け合わせて、様々な用途の洗剤を発売されています。

お気に入りポイント

✔️100%食品由来成分でナチュラルながら、十分な洗浄力
食器洗いなので、食品由来の成分で作られていると安心。

✔️RSPO認証油を採用
原料となるパーム油は、環境と人権に配慮されて生産されているRSPO認証のものを使用しています。

✔️生分解性が高い
排水後、すばやく分解され地球にかえる。生分解性試験では、排水後22日で二酸化炭素と水に完全分解されたそう。

✔️パッケージがカワイイ
パッケージのロゴ、よく見るとゾウの周りにいろいろな動物と植物が集まったイラストがカワイイ(カワイイ見た目の日用品って少なくないですか…)

それまで使っていたアイテムと遜色のない洗浄力を発揮するので、ストレスなくスムーズに置き換えられました。

水といきものの未来のために、様々な活動をしている!

「洗剤の名前に、Happy Elephant(幸せなゾウ)…?」と少し不思議に思いませんか?
この名前に込められた想いとは…

植物原料の生産地のひとつ マレーシア ボルネオ島の熱帯雨林には、約16,000種※もの動植物の生息が確認されており、「アジアの肺」と呼ばれるほど多くの二酸化炭素を吸収し、酸素を多く生み出しています。

そんな多種多様な生命が息づくボルネオ島ではアブラヤシ農園が無秩序に拡大し、その影響で熱帯雨林が伐採され動物たちがすみかを追われています。そのような中、私たちは、農園を荒らされることを嫌った農民の仕掛けた罠にかかりけがをしたゾウを目の当たりにしました。

ゾウがしあわせに暮らせる世界を作りたい。
そんな想いから、ハッピーエレファントは誕生しました。

「植物油=環境にやさしい」を単純に言い切れない現実と、危機に瀕する生命。
植物油を使い洗剤を作る会社として、原料調達から排水にいたるまで、人といきものがお互いの生活を守り共存する方法はないか考え商品を開発しました。

Happy Elephant公式HPより

ボルネオ島のゾウが人為的にケガをさせられている事実を初めて知り、少なからず衝撃が。

この事実を知った後では、ゾウをたくさんの動植物が囲むイラストが少し違って見えてくる気がします。

「植物由来だから環境に優しい」と思われがちですが、調達する環境や経路も含めて判断する必要がありますね。

ハッピーエレファントは、原材料の調達から使用後まで一貫して真摯に取り組んでいる姿が本当に素敵です。
製品作りや排水への影響削減に加えて、売上の1%がボルネオ保全トラストを通じてボルネオ島の環境保全に使われます。

ボルネオ保全トラスト:野生生物局の関係者や生物学者らによって設立されたマレーシア・サバ州政府認定の環境保全団体。伐採された熱帯雨林を回復させる「緑の回廊プロジェクト」、住民が仕掛けた罠で傷ついた野生動物を救出、治療し森へ帰す「野生動物の救出プロジェクト」などの活動をサポート。

ほかにもいろいろな取組みをされています。公式HPもぜひ見てください!


製品のすみずみまで、水といきものの未来のためのこだわりや取組みが行き届いたハッピーエレファント。
毎日使うだけで、遠く離れた場所の環境保全に貢献できるってちょっと誇らしいです。これからも使い続けます。

大型スーパーにも置かれていたのですが、最近は棚落ちしてしまったのか見つけられず…。欲を言えば、もっとハッピーエレファントが身近になってほしい!

あなたのお気に入りのエシカルアイテム・サービスも教えてくださいね。


<おまけ>
天然洗浄成分ソホロに惹かれ、似た構造の成分でメイク落としができないか…?と挑戦したことがあるのですが、原価が高くなりすぎて断念。

でも、落ちがよくて生分解性の高いメイク落としができたら良くないですか?
諦められず、今もひっそり開発中です。


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