小さな体にスゴいパワー。紅タデの魅力を伝えたい!!
こんにちは。ご訪問いただきありがとうございます。
ひとと地球の無垢をめざすライフスタイルブランド、USS by papawash(アス バイ パパウォッシュ)です。
ボトルエッセンスに配合されている、清流が育んだ美容成分のひとつ『朝倉紅タデエキス』。原材料となる紅タデは、小さな体にとてもパワフルな機能を隠し持つ植物です。
「もっとたくさんの人に、紅タデの魅力を知ってほしい…!!」
そんな想いを込めて、今回の記事では紅タデの魅力を語りつくしたいと思います!!
紅タデってどんな植物??
紅タデは、日本原産の植物。ヤナギタデという植物の新芽です。
日常的に目にすることは少ないかもしれませんが、出会える確率が高い場所は、和食屋さんのお刺身のお皿の上。薬味のひとつとして添えられている紫色の小さな葉が、紅タデです。
食べるとピリッとした辛味が特徴的。辛味成分ポリゴジアール(別名タデオナール)には殺菌・抗菌作用があることから、生ものの臭みや痛みを抑える用途で使われてきました。また、日本では古くから解毒・虫よけ・下痢止めとしても活用されていたそうです。
植物の新芽には、これから成長するうえで必要な様々なパワーが秘められています。ブロッコリースプラウトなどが有名ですが、紅タデも同じようにスゴいパワーを秘めているのです。
紅タデは、新芽のためまだまだ未熟な状態。葉緑体を守るために、日傘のような防御機構をもっています。この機構が、人間にとっては高い抗酸化力となって働きます。
また、紅タデに特異的に含まれる硫酸化フラボノイド(ポリフェノールの一種)は、細胞のpHバランスを調整する働きが知られています。
pHは生物が生きるうえで重要な要素のひとつ。植物は、ナトリウムイオンを吸収してアルカリ性に傾きがちになるため、みずからpHバランスを調整して中性にしています。この機能は、植物ならではの生きる知恵と言えそうです。
紅タデを摂取することで、これらの様々なパワーを体内で活用し、健やかな状態を維持することができるのです。
美容成分としての作用
紅タデから抽出したエキスは、抗酸化、抗糖化など様々な機能をもちます。そのなかでも、2つの作用に注目しています。
①幅広い抗炎症作用
日々の生活のなかで、様々なダメージを受けている肌。ダメージの元は、紫外線や空気中の浮遊物、摩擦や酸化皮脂など様々です。
紅タデエキスには、幅広いダメージの元から肌を守る作用が確認されました。UVBによる炎症反応の予防や、アレルギー反応の初期反応もストップ。炎症やかゆみを防ぐ効果が期待されます。
②メラニンをつくりにくい肌環境に整える
メラニンを作りだす酵素チロシナーゼは、中性に近づくと活性化されます。紅タデエキスは、チロシナーゼが存在しているメラノソームを酸性にする機能が確認されました。
チロシナーゼに直接働きかけるのではなく、チロシナーゼの周辺環境を改善するのが紅タデエキスの特長。チロシナーゼが存在する場所のpHを酸性側に戻すことで、チロシナーゼが働きにくい状態に変えていきます。こうして、メラニンをつくりにくい肌環境に整えていくのです。『環境改善』という考えがUSSらしくて、勝手ながら親近感を抱いています。
紅タデエキスがあることで、無理のない素の美しさ、無垢な状態に近づけるような気がしてきませんか?
持続可能な生産で、紅タデをまもる
紅タデエキスの原材料の紅タデは、福岡県朝倉市で栽培されているものを使用。朝倉での紅タデ栽培は30年続き、年間150万パックを出荷する一大産地です。
紅タデの栽培は難しく、鮮やかな紅色を出すには床作り、水やり、収穫まで繊細な作業の連続。門外不出の技術です。また、専用の床が必要になるため、紅タデ農家さんは他の作物は作らず、紅タデ専業で栽培しています。
こんなに機能の高い紅タデですが、生鮮食品の物流スピードが向上したことで、食品の抗菌用途としての利用は減少しています。
さらに、コロナウイルス感染症による飲食店利用の減少で、食としての利用も減ってしまいました。いま、紅タデの持続的な生産に危機が迫っているのです。
このままでは、培ってきた生産技術もろとも失われてしまう…!
使用用途を増やし、持続可能な紅タデ生産を目指すために、2年の歳月をかけて開発したのが、紅タデエキス。しかし、まだまだ足りない、もっともっと広めたいと思っています。
そんな思いで、USSはJA筑前あさくら紅タデ部会のみなさまと共同で、クラウドファンディングを立ち上げました。集まった支援金は、紅タデの種子購入代になります。
おかげさまで、プロジェクトは目標金額の130%を達成!今回のプロジェクトは終了してしまいましたが、これからも支援できるような仕組みを考えているところです。
紅タデを食べてみたい!と思ったら…
とはいえ、こだわりぬいて栽培された紅タデは、やはり食べてもらうのが農家さんにとっていちばん嬉しいこと。紅タデはインターネット販売もされているので、手軽に手に入れられます。
農家さんはサラダに足したり、お味噌汁に足したりして召し上がっているそう。USSからも、紅タデをつかったレシピをひとつご紹介します。
炭酸水で割ると、綺麗なロゼ色に。暖かい時季にぴったりな、さわやかな味わいでおススメです。
いかがでしたか?
小さな体ながらパワフル、にも関わらずお刺身の傍らにひっそりと控える健気さに、胸を打たれませんか…?
私は紅タデを知った後、お刺身についてくる紅タデを残さず食べるようになりました。(食品ロスにも繋がりますね!)
とても惚れ込んでいる紅タデの魅力が伝わっていたら嬉しく思います!少しでも紅タデのことを覚えていただけますように。
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