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◆社内報の目的とその役割とは?社員の意識を変える5つのポイント

社内報は、単に社内で情報共有するだけでなく、社員のモチベーションやコミュニケーション、企業文化の浸透に重要な役割を果たしています。社内報を作成する際には、その目的や役割を理解することが重要です。
ここでは、社内報の目的と役割を、5つのポイントに分けてご紹介します。
効果的な社内報づくりの参考になれば幸いです。

1.社内情報の共有と発信

社内報の目的は、社内の情報を共有し、発信することです。経営方針や企業理念、経営者のメッセージ、社員の紹介や活動、業務の成果などが掲載されることにより、会社のビジョンや方向性、社員の役割や貢献度が明確になります。また、社内報は定期的に発行することで社史のような役割も果たし、社内の情報をストックすることができます。社内報は、社員にとって必要不可欠な情報源になります。

2.社内コミュニケーションの促進

社内報は、社内のコミュニケーションを促進するための重要なツールです。他部署や他拠点の活動やメンバーを紹介し、社員の声や意見を集めることで、社員同士の理解や交流を深めることができます。さらに、社内イベントや表彰なども報告し、社員のつながりや一体感を高める役割を果たします。また、家族にも読んでもらうことで、会社のことを理解してもらい、社員のワークライフバランスを支えることもできます。社内報は、多様な情報を通じて、共感や納得を産み出す重要なメディアです。

3.企業文化や理念の浸透

社内報のもう一つの目的は、企業文化や理念の浸透です。経営理念や行動指針を繰り返し発信し、それに沿った社員の行動や成果を紹介することで、社員の価値観や行動に影響を与えることができます。
また、社内報を外部にも公開すれば、企業のブランドイメージを向上させ、ステークホルダーとのコミュニケーション戦略の一環として活用することも考えられます。ただしその場合は、個人情報や機密情報を適切にマスキングし、公開範囲を制限することが重要です。

4.社員のモチベーションの向上

社内報は、社員のモチベーション向上に重要な役割を果たします。社員の活躍や成果を称え、意見を反映させ、学びや成長を支援することにより、社員の自信ややる気を高めることができます。また、社内報を通じて感動や感謝を伝えれば、幸福感や満足度も高まります。社内報は、社員の心の健康を保つツールとも言えます。

5.採用や人材育成の支援

社内報は、採用や人材育成の支援に特化した役割も果たします。会社の魅力や働きがいをアピールし、社員の紹介や業務の成果を掲載することで、採用活動や魅力発信のツールとして活用できます。
さらに、社員の学び、成長の機会や支援策を紹介し、キャリアやスキルの向上に役立つ情報を提供することにより、人材育成の教育や啓発のツールとしても効果を発揮します。


このように社内報は、社内の情報共有やコミュニケーション、企業文化や理念の浸透、社員のモチベーションや幸福感の向上、採用や人材育成の支援など、多くの目的と役割を持っています。
社内報を効果的に活用するために、以下のポイントに注意し、読者に共感や納得を与える内容にしましょう。

• 目的やターゲット、テーマやコンセプトを明確にする
• 効果的なデザインや写真を
• 実務に役立つ情報や社員の声を入れる
• 社内報の効果的な媒体(紙・Web)や公開方法を工夫する
• 作成の際には社員の参加やフィードバックを求める

社内報は、社員の意識や行動を変える力があります。社内報の目的と役割を理解し、社員に読んでもらえるように工夫することが大切です。

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