榊Putterが製品化されるまでの物語Part5

第7章 メッキの時代からコーティングの時代へ

これまで榊Putterの性能やこだわりについてお話ししてきましたが次のモデルについてお話ししたいと思います。

今回製品化する予定のパターはノッメッキとお話ししましたが、

それをベースモデルとしその上のモデルの制作に着手しています。

それは塗装です。

先にお話ししておきますが、榊PUTTERのベースモデルはノンメッキ。
メッキ加工してあってもなくても性能は全く変わりません。

しかし、ノッメッキだけでは何か少し寂しい。

そんな方の為に着手したのがT Design モデル。

T Design のTは榊原社長の下の名前の宗のイニシャルです。

シリアル#もRではなくTシリアルとなっています。

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そして本題の塗装についてですがこの塗装に関しても最高のこだわりがあります。

始めに取り掛かったのはやはりメッキからでした。

サテン・マットブラック・銅・銅燻など

しかしどれを見ても特にインパクトのあるデザインには見えませんでした。

そこで榊原社長といろいろと相談している中である技術に辿りつきました。

それがコーティング技術。

コーティング技術とは450°度の熱処理によって着色します。

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コーティング技術はの耐熱温度は650°つまり夏場でも鉄を変形させる心配を軽減できます。

もちろんメッキ加工だからと言ってパターの形が変わってしまう事はありませんが
コーティングの方がノンメッキのベースモデルのフィーリングを最大限に引き出すことができると考えています。

しかしこのコーティングはメッキ加工にかかるコストの約5倍。

しかしコーティングならではの輝きを楽しんでいただける事は間違いないでしょう!

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