どうでもいいけど気持ち悪い誤用
ちょっと気持ち悪い日本語の誤用。見かけると気持ち悪いけれど、いちいち指摘するまでもないものたち…。
ここに書いて供養したいと思う…。
わりと有名かもですが…。
募金
募金に対して寄付することを「募金する」と言っているケース。募金は「寄付を募る」側が言う言葉なので、寄付する側が「募金してきた~」などと言うのは誤用です。言葉は時代とともに変わるものだから…と、許容されるものではない気がしているので、これについては正しく「寄付した」と言ってほしいと、個人的には思っています。
課金
これも募金と同じパターン。しかしピンとくる対義語がないせいか、支払う側が「課金する」と言うのは、俗語としてすでに定着してしまっていますね。課税の対義語は納税なので、課金の対義語は納金?辞書には載ってるようですがあまり使わない単語ですね…。課金は新しい日本語ということで、もういいのかもしれない…(諦め)。
元旦
元旦というのは1月1日の午前中を指す言葉なので、午後にも使うのは誤用。元日であれば正しい。
新年あけましておめでとうございます
「新年」と「あけまして」が重複しているし、「旧年が明けて今年になるのだから、新年が明けるという表現はおかしい」など…。しかし、これはすでに非常によく見かけるので、誤用とは言い切れない…。と、NHKさんもおっしゃってます。
でも個人的には使わない言葉です。
ゲージ
ここからは日本語というか外来語になっちゃいますが。ペットなどを入れるカゴのことを、「ゲージ」と言う人が多いです。ケージが正しいです。「cage」と英単語で覚えてしまえば間違えることはないでしょう。ゲージというのは「目盛り」のことで、まったく意味が違います。
フォロワーさん
これはちょっと限定的な誤用なんですが、フォロイーを指して「フォロワーさん」と言っていると思われるケースが散見されます。多分フォロイーという言葉がマイナーなせい。私は「フォロイーさんが書いてるのを見た」という意味のことを言いたい場合、「TL(タイムライン)で見た」と書いてしまいます。無理にフォロイーという単語を使っても多分通じませんので…。