合格予定体験記
大学院合格予定です。ありがとう。
彫刻科の学部4年間は発見だらけだった。
紆余曲折であった。
そして自分がやるべき事はやはり彫刻だと感じた。
学校へ来て木を彫っていると、不思議と、同じような夢を見るアーティストと人脈を作り刺激を受けた。
思い描いていた私の作風はこの4年間でだいぶがらりと変わった。過去の作品を見ても新しいものになるにつれてほとんどに成長感じる。
学校では盗難、嫌がらせ、寒い作業場、人と会う緊張感…そのすべてが私にとっては修行であり、社会を知ると言う観点でもはやとても役に立った出来事。
作ることが好き。
人を幸福にさせる作品を作り続けたい。
こんな理由でこの大学に入った。
それまでは作ってばかりで周りと触れて来なかったが、美術の世界の片鱗を覗き、まだまだ未熟すぎるが美術に貪欲になろうと少しでも思い行動することができた。
批判されることが怖くてなんとなく封じていた自分の世界を、この4年間をかけて少しずつ出していくことができた。
もっと常人ぶらず、理由も付けず、私がありのままでいられるために彫刻をしたい。私が生きているのに彫刻をしないのはもったいない。
もう、彫刻せずにはいられなくなってしまった。
彫刻を自分の過去にはしたくない。
作風や精密さや芸術の世界の勉強を模索しながらこの2年間を大事に過ごしていきたい。
拾ってくれてありがとう。この大学でまた2年、学び成長できると思うと、嬉しくて今すぐノミが研げます。
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