海外レストランでサーバーとして働くメリット、デメリット
こんにちは。
ご覧くださりありがとうございます。
海外で0から働くことを考えたときに、サーバーは候補に上がりやすい職種かなあと思います。わたしも実際そうでした。
ここでサーバーで働くメリット、デメリットについて、わたしの実体験をもとに記述していきたいと思います。
※あくまで個人の感想です
メリット
①採用されやすい
他の国や都市では知りませんが、最低でもわたしが住んでいる地域では日本食がかなり、人気です。
日本食のレストランがたくさんあります。
もし日系レストランで働きたいと考えた場合、働き口がたくさんあるし、求人もたくさん出ています。
そして採用する側も、「日本人なら大丈夫」と思うのか採用されやすいように感じます。
わたし自身、1件しか面接を受けてないのにすぐ合格してしまいました(マジ
か)
面接も超ゆるかった↓
それでも同僚に日本人がいないのが不思議で仕方ありません。。
②同僚に移民が多いのでお互いに英語の練習ができる/情報交換ができる
わたしの同僚は国籍豊かな移民で、タイ、韓国、ネパール、ミャンマー、メキシコなどさまざまな国の出身です。
彼らにとっても英語は第2言語なので、わたしの英語を自由に使えないもどかしさを理解してくれているのか、たくさん話しかけてくれるし、わたしの英語も理解してくれようとしています。
また、違う国出身の人の価値観や文化を聞くのも楽しいです。先日の二日酔いの次の日に何を食べるかという話をしていて、メキシコ人の同僚はトルティアチップスに自家製の辛いソースやチーズをたくさんかけて食べる、それでたくさん汗かいて悪いものを全部出して二日酔いがスッキリすると言っていて、どんだけ胃が強いんだ。。とびっくりした記憶があります。
③チップがもらえるので収入が多めに見える
日本人の感覚にはない「チップ」
払う側としては少々複雑になるこの慣習も、もらう側となれば話は別です。
時給に加えてチップがもらえるので、時給だけで働く他のパートタイムの仕事に比べると給料が高いと思います。
そもそもこのチップ文化が、わたしがサーバーとして働きたいと思った大きな理由の1つです。
アメリカ暮らしが長い方だと簡単にチップを払うイメージがあるのですが、どんな気持ちがそうさせているのか知りたくて。
サーバーになってチップをいただくようになってから、少しだけわかったような気がします。わたし自身、正当な額のチップを払うように心がけるようになりました。
デメリット
①給料のほとんどがチップなので収入が不安定
先述したようにサーバーはチップをいただくため、時給自体は最低賃金よりも低く設定されていることが多いです。
そのため、お客さんが多い日や、チップ払いのよいお客さんがいる日なら多めにもらえますが、そうでない日の給料はかなり低いです。
しかもそれは全く予想できないので、収入はかなり不安定です。
②キャリアアップ感は全く持てない
サーバーとして働き始めると、基本的にはずーっと同じ仕事をするので、昇給することはほとんどありません。
また、新しい仕事を教えてもらったり、勉強させてもらうこともないので、自分の成長機会が得られる仕事ではありません。
同僚の多くは、大学の学費や親の住宅ローン、将来の夢など、明確な理由で短期スパンでお金が必要な人です。
③せまい人間関係がしんどい
レストランは会社のように大きい組織ではなく、わたしの同僚も10人ほどしかいません。
基本的にはみんな気持ちよく働きたいのでお互いナイスに接しているわけですが、「いない人の悪口」を聞く機会は日本より多いかもしれません。
とはいえ、悪口の内容は仕事のパフォーマンスについてなので、パフォーマンスが改善されれば悪口もなくなるはずなのですが、そうなると「相対的に」仕事ができない人が恒常的に言われるようになって。。
そんな話でした。