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【マッチレポート】Fリーグ2024-2025 第5節バルドラール浦安vsフウガドールすみだ


試合概略と雑感

前説

前節で今シーズンここまで無敗、そしてチームとしても苦手な相手だったペスカドーラ町田相手に今シーズン初勝利。

第5節もここまで全勝のバルドラール浦安が相手。
昨シーズンのリーグ戦での対戦結果は0勝2敗。2020-2021シーズンに2勝して以降、引き分け3試合はあるものの浦安相手に勝っていない。

今シーズンの浦安はバンディエラだった加藤とこれからの活躍が期待された大島が引退、さらに過去にリーグ新人賞にも輝いた東出が退団。(シーズン中ではあるが長らくチームの守備を支えたディドゥダも退団)
補強としてはブラジル人のレアンドロ、攻守に玄人好みのプレイを見せる菅谷、一昨シーズンまで湘南ベルマーレのエースだったロドリゴを獲得。

ここまで菅谷は移籍初年度とは思えないほどにすでにチームにフィット、レアンドロとロドリゴはまだ本領発揮とはいえないまでも、個人技術の高さでで違いを見せている。

4連勝の浦安だがまだ上位陣との対決はない状況。前節の町田に続き勝利を収めたい。

試合概略

この試合先制したのはフウガ。前半開始1分で#63ショウタのゴールが決まる。
しかし、フウガが先制した直後から#6レアンドロの個人技や#1イゴールを使ったGK攻撃から浦安がチャンスをつくり、フウガが耐える時間帯が続く。

前半7分くらいにレフェリーのバックパスの判定を誤ったときに浦安#6レアンドロが僕が触ったよ、的なジェスチャーをしていた。素敵。

対するフウガも浦安のプレスをクアトロで回避しながら攻撃を組み立てる。
攻撃のリズムが出てくると守備のリズムも出てきて、前プレで浦安のボールロストを誘う場面が増えてきた。
その後もFKからフウガが何度もチャンスを作るが追加点は奪えない。

ここでこの試合初めて浦安が3rdセットを投入するとゲームの流れが変わり再び浦安のペース。
さらに浦安のGK攻撃によって数的優位の状態を作られる状況に加えて、フウガのBOXの対策を練られているようで、立て続けにサイドでの1対1からエンドラインまでえぐられてピンチを迎える。

そして迎えた前半残り5分のところでカウンターから浦安が同点。
さらに前半残り4分に自陣でのミスから浦安に勝ち越し点を献上する。

後半残り2分を切ったところで浦安は##7長坂14石田#9本石#41菅谷のセット。このセットは無限にボールが回る。

前半終了間際にフウガの5ファールによって浦安に第2PKが与えられるがゴールならず、前半は1-2と浦安がリードして折り返した。

後半3分。追加点は浦安。
前半から何度もチャンスを作っていたイゴールを使ったGK攻撃とサイドでのアイソレーションの形から。

後半7分には浦安のビッグチャンスも#2シンが見事にブロックするなど追加点は与えない。

フウガも#63ショウタのセットはクアトロで攻撃のリズムを作り、#9セイヤのセットはPIVOに当たるまではいくもののなかなかシュートまで持っていけない。
守備においても浦安がGK攻撃を多用する影響でボールを保持されてなかなかプレスがかけられない。

フウガは残り6分30秒ほどのところでPPを開始。
#5リュウタが復帰したがPPメンバーは#9セイヤのまま前節と同じ。
序盤から#9セイヤのブロックを使うか形で浦安のゴールに迫る。
そして、PPを開始して1分。フウガが完璧な崩しから#23ツルが得点し反撃開始。

浦安のPP守備は右前の#33外林の絞りが少し遅れているので、そこでボールを受けられるとフリーになれる局面が多く、#9セイヤがシュートを放つなど得点の匂い。
後半17分のカツのビッグチャンスもここでボールを受けた#23ツルからだった。

浦安も攻撃時にはまたまたイゴールを使いながらボールを保持する時間を増やし、フウガにPPをさせない。

後半残り10秒にもカウンターからチャンスかと思いきやボールがやや大きくなり得点ならず。
このまま2-3で敗れ、フウガは連勝ならず。

後説

ということで惜しくも敗戦。
浦安のPP守備がいまいちだったので得点できるチャンスもあったので残念。
それよりも。
完璧に崩された3失点目は仕方ないとして、1失点目と2失点目はもったいなかった。どちらかというと1失点目のセットプレーの終わり方のほうが残念。#ぱっと見どちらも#14ユウのエラーのように見えるなぁ。

ゲームの流れ的には浦安の3rdセットがポイントだったかも。
1stセットの完成度、2ndセットのロドリゴ-柴山ライン+長坂に比べると正直狙いどころだと思っていたが、逆に難しいことをせずにシンプルなフットサルで躍動されて浦安に流れが傾いた。

そういう意味では今のフウガにはいい意味でゲームを壊せる選手がいないのかもなぁ。

浦安はフウガに対してしっかり対策をしてきた感じ。
プレス回避とゾーンDFへの対応の双方への対応として#1イゴールをあげてのGK攻撃を多用してきた。
対策されるってことは脅威に思われているってことなので喜ぶべきことではあるのだけれど。

特に今期から取り入れているBOXゾーンは前節の町田戦に続き、各チームが対策を練ってきている感じ。
町田はブロックを使って逆サイドをフリーにする戦術だったのに対して、浦安は1対1で一人かわした後にカバーに来たもう一人もかわしてエンドラインまで突破する、って形が何度も見られたのでおそらくあれは狙ったものじゃなかろうか。

次節もここまで無敗の立川アスレティックFC。
昨シーズン得点王の新井とチームの潤滑油だった菅谷が退団したが、今期もここまで好調をキープ。
また、選手からの信頼が厚かった比嘉リカルド監督が退任した後釜には昨シーズンまで湘南ベルマーレでコーチを務めていたサバスを招聘。

一昔前にフィジカルモンスターをそろえて名古屋と互角の戦いを見せていた頃とは打って変わって、最近の立川は流動的なフットサルを展開。
同様に今期は流動的なフットサルを見せているフウガとの組み合わせは純粋に楽しみ。

1stピリオド試合経過

フウガのスタートはGKに#2シン、FIXOに#4ケンゴ、右ALAに#24バイク、左ALAに#23ツル、PIVOに#63ショウタのセット。


フウガドールすみだの得点(0-1)

前半残り18:43。フウガの攻撃。
#4ケンゴの浮き球のパスを前線でフリーで受けた#63ショウタが左足トゥーキックでゴールを決めて先制。

先制点はフウガのクワトロでのパス回しから。
#23ツルが自陣深くからドリブルでつっかけるも#24バイクとの息が合わずに一度後ろの#4ケンゴへ戻す。
その戻しのパスに対してプレスをかけてきた浦安#14石田を#4ケンゴがオープンコントロールでかわすと前線へ浮き球のパス。
#63ショウタは胸トラップで前に運ぶと浦安#1イゴールが前へ出てくるタイミングを少し外して左足でトゥーキックシュート。
これが#1イゴールの股を抜けてゴールに吸い込まれた。

浦安は#6レアンドロと#14石田がつり出されており最後尾は#41菅谷。#41菅谷の守備のエラーで#63ショウタがフリーでボールを受けた。
その前の浦安#14石田のプレスを回避し、浦安#41菅谷のエラーを見逃さなかった#4ケンゴは見事。


前半残り17:28。浦安の攻撃。
浦安#1イゴールがハーフラインまでボールを運ぶと#63ショウタが左からプレッシャー。
#1イゴールは中央の#9菅谷へ送り、浦安が3対2の数的優位を作りチャンス。
#41菅谷からフリーでボールを受けたレアンドロがシュートを放つもゴール右に外れる。

前半残り14:48。浦安の攻撃。
フウガの攻撃をカットした後のカウンター。
浦安#13田中からハーフライン付近の浦安#7長坂へボールがつながる。
#7長坂はピサーダで浦安#10ロドリゴへ落とすと#10ロドリゴがそのままドリブルで運び右足でシュートを放つもゴール左に外れる。

前半残り14:27。浦安の攻撃。
右サイドの浦安#7長坂からPIVOの#18柴山へ。
#18柴山は#23ツルを背負ったまま右足で反転シュートを放つもゴール左上に外れる。

前半残り13:14。フウガの攻撃。
自陣右サイドでパスカットした#24バイクがドリブルで持ち運びカウンター。
#63ショウタが斜めに抜けて浦安#6レアンドロの対応を迷わせると#24バイクはそのまま左に持ち運びシュートを放つも浦安GK#1イゴールが左足でブロック。

前半残り11:53。フウガの攻撃。
ゴール左45度10mの位置からのFKを#63ショウタが直接狙うも浦安#1イゴールがセーブ。
跳ね返ったボールをつないで今度はゴール正面から#14根本が放ったシュートはまたしても#1イゴールがセセーブ。

前半残り11:16。フウガの攻撃。
先ほどの同じような位置からのFK。
ゴール左ポストから右ポストへ移動してフリーになった#9セイヤが#36カツからパスをダイレクトでシュートするがまたまた浦安GK#1イゴールがブロック。

前半残り9:44。浦安の攻撃。
ハーフライン付近まで上がった浦安GK#1イゴールから右サイドの浦安#33外林へ。
フリーで放ったシュートは#2シンが足を伸ばしてブロック。フウガDFの守備ブロック形成が少し遅れた形。

前半残り8:21。浦安の攻撃。
浦安GK#1イゴールを使ったGK攻撃。中央の浦安#15吉田から右サイドの浦安#33外林へ。
#33外林はキックフェイントから右足でボールを舐めて$4ケンゴをかわし、エンドラインへ突破。
マイナスに折り返したボールをゴール前で浦安#11アサノが後ろ足で合わせるがゴール左へ外れる。

前半残り7:57。浦安の攻撃。
右サイドで浦安#7長坂が#36カツと1対1から縦突破。
カバーの#5リュウタもかわすとエンドラインからゴール正面の浦安#18柴山へ折り返す。
#18柴山がダイレクトで放った左足シュートは#2シンがブロック。

前半残り5:08。フウガの攻撃。
#23ツルが相手のボールを奪って単独速攻も少しタッチが大きくなり浦安GK#1イゴールが飛び出してクリア。


バルドラール浦安の得点(1-1)

前半残り5:03。浦安の攻撃。
浦安陣地でのフウガのキックイン。#14ユウからパスを受けた#63ショウタがゴール中央でボールを奪われ浦安のカウンター。
浦安#13田中から左サイドの浦安#18柴山へ。#18柴山が蹴ったボールはスライディングした#23ツルの足に当たりゴール左下に吸い込まれる。

#63ショウタが中央で背負いながらボールをキープするが奪われる。
その後#23ツルと#14ユウが必死で戻るもあと一歩間に合わずにゴールを決められてしまった。
ボールを奪われた際の配置は#4ケンゴは相手ゴール前。23ツルは逆サイドの高い位置。キッカーだった#14ユウはキックインの位置のまま。
リスク管理的にはおそらくキッカーの#14ユウがバランスをとってカウンター対応だったのではないだろうか。


前半残り4:36。浦安の攻撃。
左サイドで#4ケンゴを背負いながらキープした浦安#9本石。
反転しながら縦突破して折り返したボールは#4ケンゴの股下を抜けてゴール前へ。
#2シンが足でブロックしたボールがファーサイドの浦安#14石田のもとへ転がり、それをダイレクトでシュートするがゴール右に外れる。


バルドラール浦安の得点(2-1)

前半残り4:06。浦安の攻撃。
浦安#9本石のループシュートを#4ケンゴがゴールラインぎりぎりでオーバヘッドクリア。
クリアしたボールがクロスバーに当たったところを浦安#41菅谷が押し込み浦安追加点。

自陣ゴール前で#23ツルのピサーダが相手DFの足に引っかかり奪われる。
#23ツルとしては自身のDFがついてきた、#14ユウのDFが残った、のでピサーダの選択自体は間違っていない。
が、#14ユウがブロックでもカーテンでもなくただ抜けていったので浦安#41菅谷としてはただの1対1の状況
その前に#4ケンゴが中に入るように#14ユウに指示していてこれに対する反応が遅れたのも一因。
#23ツルも浦安#9本石が残っていたのでドリブルで運ばない選択をしたのだろうが、逆サイドの#4ケンゴに預けるてもよかったかもしれない。
また、あとはループシュートを打たれた後、#2シンが必死に戻って入ればもしかしたら間に合ったか?


前半残り2:22。フウガの攻撃。
右サイドの#36カツから#2シンに戻したところを浦安#9本石がプレッシャー。
冷静に左サイドの#15ジエイへ送るとダイレクトで逆サイドの#18ヒロキへ渡りプレス回避成功。
#18ヒロキがそのまま相手陣地までドリブルで運びゴール右45度10mの位置からファーサイドへシュートパス。
これを#9セイヤが空振りしゴールならず。ゴール中央で#36カツがスルーしたところで少しブラインドになったかも。

前半残り0:22。浦安の攻撃。
#63ショウタのパスを浦安#7長坂がカットして浦安のカウンター。
浦安#41菅谷から前線の浦安#9本石へボールが渡ったところでブレスバックした#5リュウタと衝突。
と、同時にゴール前に走りこんだ浦安#7長坂とプレスバックした#63ショウタが接触。
これがどちらもファールの判定となり、ここまで4ファールだったフウガは6つ目のファールとなり浦安に第2PKが与えられた。

浦安のキッカーは#10ロドリゴ。
フウガは#2シンから#38マツケンにGKを交代。

#38マツケンは駆け引きしながら大きな体を広げて5mラインぎりぎりまで出る。
浦安#10ロドリゴが放ったシュートは#38マツケンの右手のわずか外を通り、ゴールポストに当たりゴールならず。

2ndピリオド試合経過

後半残り18:54。フウガの攻撃。
左サイドで#63ショウタがキープ。
#24バイクが回り込んだところに#63ショウタが落としてシュート。
#14ユウがブラインドに入るが浦安GK#1イゴールがセーブ。


バルドラール浦安の得点(3-1)

後半残り17:20。浦安の攻撃。
浦安GK#1イゴールを使ったGK攻撃。
→サイドで#7長坂→#33外林と繋いで逆サイドのロドリゴがフリーで蹴りこんで追加点。

BOXゾーンの隙、というか穴をつかれた形か。
右サイドの#7長坂に対して右前の#36カツが対応。縦パス後の#33外林に対して右後の#18ヒロキが対応。中央の#18柴山に対して左後の#17クリが対応。
#9セイヤはマイナスの折り返しに備えて絞る、が、この位置には浦安の選手は誰もいなかった。
浦安が右サイドでパスを回している間に左サイドの#10ロドリゴがゴール前まで上がっていて、おそらくフィールドのメンバは誰も認知できていなかったっぽい。


後半残り14:28。フウガの攻撃。
相手陣地の右サイドで#5リュウタがボールを奪い、浦安GK#1イゴールと1対1になるも#1イゴールがセーブ。

後半残り13:02。浦安の攻撃。
フウガ陣地での#15ジエイのドリブルを浦安#41菅谷がカット。
そのまま#18のヒロキを股抜きし右サイドに運び、中央へ折り返す。
中央のレアンドロはワントラップで中に運び#13ニッシーのマークを外してシュートするが#2シンがブロック。

後半残り8:53。フウガの攻撃。
右サイドの#63ショウタからライン間の#36カツヘ。
#36カツはオープンコントロールでライン突破し、再び右サイドの#63ショウタへ送るがタッチが大きくなりゴールラインを割る。

後半残り8:18。フウガの攻撃。
自陣中央の#4ケンゴからフリーランニングした#24バイクへ中パラのパスが通るが戻ってきた浦安DFが対応。

後半残り6:38。フウガPP開始。


フウガドールすみだの得点(3-2)

後半残り5:37。フウガの攻撃。
右サイドの#23ツルからエンドライン際の#36カツヘパスが通る。
#36カツから#23ツルへ縦ワンツーが通り、ダイレクトで#23ツルがゴールを決めた。

#23ツルがボールと持つと#9セイヤがブロック。
そのまま#23ツルがつっかけて奥のDFを引き付けるとフリーの#36カツヘ。
#36カツに対して浦安#1イゴールが対応するが一瞬早くDFと入れ替わった#23ツルへボールが渡りフリーで決めた。
ファーサイドに#4ケンゴ、ゴール中央には#9セイヤ、バランスの位置に#63ショウタと完璧な形でのゴール。


後半残り2:23。フウガの攻撃。
左サイドの中央の#4ケンゴから左サイドの#23ツルへ。
なぜかフリーだった#23ツルは浦安DFの前2枚の撤退が遅れた隙をついて逆サイドの#36カツへパス。
フリーのカツが左足でシュートを放つがゴール上に外れる。

後半残り2:00。フウガの攻撃。
#36カツの素早いリスタートからゴール正面の#9セイヤがフリーでシュートを放つがゴール左に外れる。

後半残り0:09。フウガの攻撃。
浦安の攻撃を奪ってカウンター。
ハーフライン付近の#18ヒロキから右サイドの#17クリへパスを出すもわずかに足が届かず。

このまま試合終了。

データ

1stピリオド出場時間

vs浦安1stピリオド

2ndピリオド出場時間

vs浦安2ndピリオド


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