【マッチレポート】Fリーグ2024-2025 第3節湘南ベルマーレvsフウガドールすみだ
前説
第1節、第2節と連敗中のフウガ。
フウガは前節のしながわ戦での不可解な判定によって#5リュウタが出場停止(暴力行為ということで次節の町田戦と合わせて2試合の出場停止)。
第3節は小田原アリーナで湘南ベルマーレと今シーズン初のアウェイゲーム。
昨シーズンのリーグ戦での対戦結果は0勝2敗1分(レギュラーシーズンで0勝1敗1分。ファイナルシーズンで1敗)。
今シーズンの湘南の目立った補強はシュライカー大阪から移籍した#77計盛のみ。あとボアルース長野からレンタルバックした#8薮内くらい。
得点数という意味では#27堀内が結果を出しているが、ロドリゴ退団の穴を埋められていない。
また、攻守ともにキーマンでもある#17内村がいるいないでチームのクオリティが大きく変わる印象。
この試合でも不在だったので今シーズン初勝利のチャンス。
1stピリオド
フウガのスタートは前節と同じメンバー。
GKに#2シン、FIXOに#18ヒロキ、右ALAに#36カツ、左ALAに#11ユウキ、PIVOに#9セイヤのセット。
前半残り18:32。フウガの攻撃。
湘南の左サイドでのPIVO当てを#18ヒロキが前カット。
#18ヒロキは二人を引き付けて中央の#36カツへパス。
#36カツと#9セイヤによる2対1の局面で#36カツはそのまま左サイドのセイヤへパスを送り、ワンツーでゴール前へ侵入を試みるが湘南DFにカットされる。
前半残り18:05。湘南の攻撃。
#9セイヤへのPIVO当てがカットされるとそのままショートカウンター。
左サイドでボールをうけた湘南#27堀内が縦ワンツーで#11ユウキを置き去りにしてGKと1対1もシュートはゴール上へ外れる。
前半残り17:31にフウガはセットチェンジ。
#14ユウ、#24バイク、363ショウタ、そして今シーズン初出場の#17クリ。
前半残り16:45。フウガの攻撃。
クアトロでのパス回しから左サイドで#63ショウタから#24バイクへ。
#時間を作った#24バイクを追い越した#63ショウタがGKと1対1の場面も作るも湘南GK#87フィウーザがブロック
続くCKからの下げ玉を#24バイクが左足シュートもまたしても湘南GK#87フィウーザがブロック。
ここでフウガはセットチェンジ。
#4ケンゴ、#13ニッシー、#15ジエイ、#23ツル。
前半残り14:34。湘南の攻撃。
湘南GK87フィウーザからのロングボールを湘南#27堀内がゴールまで合わせるが#4ケンゴがクリア。
前半残り14:22。フウガの攻撃。
敵陣で#23ツルがファールを受けてFKを獲得。
左サイドからのFKを#63ショウタが中央に走りこんだ#36カツヘパスするも湘南DFがクリア。
このこぼれ球を#14ユウがシュートを狙うも、これも湘南DFがヘディングでクリア。
湘南ベルマーレの得点(1-0)
前半残り12:43。湘南の攻撃。
右サイドのエンドライン3mに位置からキックイン。
ゴール中央への浮き球を湘南#27堀内がダイレクトボレー。
これがゴール右隅に決まり湘南先制。
ゾーン守備の4番の位置の#13ニッシーが湘南のブロックにかかりプレッシャーが遅れる。
前半残り12:37。フウガの攻撃。
バで右サイドをランニングした#36カツに#18ヒロキからパスが入る。
#36カツが右足ダイレクトでファーサイドにグラウンダーのパス。
#9セイヤがファー詰めで合わせるも湘南#87フィウーザが足を伸ばしてセーブ。
前半残り12:08。フウガの攻撃。
#18ヒロキからペナルティエリア中央の#9セイヤにPIVO当て。
#9セイヤが落としたボールにランニングした#18ヒロキが合わせるもゴール右に外れる。
前半残り11:56。湘南の攻撃。
右サイド奥からの折り返しを#36カツがスライディングでカットするもボールがこぼれる。
さらに#18ヒロキがクリアを試みるも湘南#8薮内が絡んできてゴール前にボールがこぼれる。
#2シンがブロック後にボールを見失うが戻ってきた#11ユウキが大きく蹴りだして難を逃れる。
前半残り10:45。湘南の攻撃。
右サイドでボールを持った湘南#77計盛がフックパスでゴール中央の湘南#27堀内へPIVOあて。
縦にワンツーでもらうワンフェイクを入れて中央へ侵入。
#27堀内からの落としをフリーで右足シュートを放つもゴール右に外れる。
前半残り8:27。フウガの攻撃。
左サイドをドリブルで侵入した#23ツル。
中にカットインしてゴール中央10mの位置から右足シュートを放つも湘南GK#87フィウーザがセーブ。
前半残り4:18。フウガの攻撃。
左サイドフリーでボールを受けた#18ヒロキが左足でシュート。
ゴール右で湘南DFがクリアしたボールがゴールポストに当たる。
跳ね返ったボールをさらに大きく前方にクリア。
前半残り4:05。湘南の攻撃。
湘南DFにクリアされたボールを自陣右サイドで#2シンが拾うもタッチが大きくなり湘南DFに奪われそうになりスライディングで何とか回避。
こぼれたボールを拾った#36カツが前方にパスするが湘南#72萩原がこれをカット。
ドリブルで中央に運んだところでスイッチした湘南#4高橋にピサーダ。
湘南#4高橋はダイレクトでゴール左フリーの湘南#19山崎へパスするも#11ユウキが戻りスライディングでなんとか触れる。
粘った湘南#19山崎がゴール中央の湘南#72萩原へパスをして、右足を振りぬくも#36カツがスライディングで体に当ててブロック。
前半残り3:01。フウガの攻撃。
左サイドでボールを持った#23ツルが#63ショウタのブロックを活用して中にカットイン。
カバーリングに入った湘南#72萩原の裏を取った右サイドの#36カツヘパス。
#36カツはワントラップしてファーサイドの#9セイヤへシュート性のパス。
#9セイヤが胸で合わせてコースを変えるも湘南GK#87フィウーザがブロック。
前半残り3:23。フウガの攻撃。
湘南のクリアランスからのパス回し。
左サイドの高い位置で#36カツがパスカットし、そのままグラウンダーのシュートを放つも湘南#87フィウーザが左足でセーブ。
跳ね返ったボールを#63ショウタが右足で強烈なシュートを放つもゴール上にわずかに外れる。
前半残り0:46。フウガの攻撃。
湘南の底辺での構築。
右サイドでのピサーダを#63ショウタがカットしてそのままフリーでループ気味にシュートもゴール左に外れる。
湘南ベルマーレの得点(2-0)
前半残り0:19。湘南の攻撃。
左サイド高い位置の湘南#27堀内に収まると、そのまま湘南#19山崎へ落とす。
#19山崎のグラウンダーのシュートパスは#14ユウが体でブロックするも、こぼれ球を湘南#72萩原が押し込んで追加点。
DFポジションには入れていたものの不運なこぼれ方。
このタイミングのセット的に一番FIXO適性の低い#14ユウがローテしてしまったことも一因かも。
このまま前半終了。
2ndピリオド
後半開始は前半出番の少なかった#4ケンゴ、#13ニッシー、#15ジエイ、#23ツルのセット。
後半残り18:40。フウガの攻撃。
湘南GK#87フィウーザの縦パスを#4ケンゴがカットするとそのままカウンターで3対1の状況。
左サイドの#23ツルへパスを送るとワントラップでプレスバックしてきた湘南DFをかわし、ゴール正面からシュートも#87フィウーザがブロック。
後半残り16:18。フウガの攻撃。
右サイドの#36カツから#9セイヤへ縦パス。
#9セイヤがキープすると#36カツと#63ショウタがクロスの動きで#9セイヤを追い越す。
#9セイヤは自身のDFを背中でブロックしながら回り込んだ#63ショウタに落とす。
#63ショウタはファーサイドへシュート性のパスを送るもゴール前の#36カツの歩幅が合わずにゴールならず。
後半残り14:23。湘南の攻撃。
左サイドからのCKをゴール中央の湘南#27堀内へ浮き球。
#23ツルと#63ショウタがスライディングでグラウンダーのシュートコースを消す。
ワントラップした#27堀内が右足でシュートを放つと再度#14ユウと#63ショウタがスライディングでグラウンダーのシュートコースを消す。
フウガマグロの水揚げ状態。
そこから得た右サイドでのCK。
マイナスのボールをシュートフェイントからひと舐めして左足でシュートを放つも#2シンがセーブ。
後半残り14:02。湘南の攻撃。
湘南GK#87フィウーザのロングスローをゴール前で湘南#27堀内がヘディングで合わせるも#2シンがセーブ。
後半残り13:50。フウガの攻撃。
右サイドでボールを持った#14ユウがダブルタッチで湘南DFをかわすも、逆サイドへのパスは湘南DFにカットされる。
後半残り13:46。湘南の攻撃。
パスカットした湘南#27堀内がカウンターで2対1の状況。
逆サイドの湘南#19山崎へパスが通るもトラップミス。
後半残り12:13。フウガの攻撃。
右サイドで#15ジエイが#24バイクとの縦ワンツー的なパラレラで抜け出す。
PIVO位置に入っていた#17クリと抜け出した#15ジエイがお見合いのような形で若干ボールを譲り合ったところを湘南DFがクリア。
後半残り11:00。湘南の攻撃。
右サイドでボールを持った湘南#72萩原が中へカットインして、追い越した湘南#27堀内へピサーダ。
そのまま#27堀内がエンドラインまでドリブル突破して、ゴール前へシュート性のクロスも湘南#72萩原へは合わず。
後半残り6:03。フウガの攻撃。
左サイドで縦突破した#18ヒロキ。
カバーに来た湘南DFの間を抜けてゴール前フリーの#13ニッシーへパス。
右足で合わせるも湘南GK#87フィウーザがスライドしてブロック。
後半残り5:42。カツをGKとしてパワープレー開始。
#4ケンゴが左奥、#63ショウタが中央左、#23ツルが中央右、#36カツが右奥、#9セイヤが中央。
フウガドールすみだの得点(2-1)
後半残り4:36。フウガの攻撃。
中央でボールを持った#23ツルが#9セイヤのブロックを使って右サイドにドリブル。
フリーになったところをファーサイドにシュート性のパスを送り、これに#4ケンゴが合わせてゴール。
ここ2戦でもよく見られた形からゴールが生まれた。
#9セイヤが死角から入り対格差も生かして湘南#11フェリペをうまくブロック。
#4ケンゴは湘南#22牧野に体を押さえられながらも足を伸ばしてボールに触れてコースを変えた。
フウガドールすみだの得点(2-2)
後半残り3:36。フウガの攻撃。
左サイドでボールを受けた#4ケンゴ。
縦につっかけてからゴール前を横断するパスを逆サイドに。
これに#36カツがダイレクトで合わせてニア上にゴール。
#4ケンゴがボールを持った時に湘南DFの寄せが少し遅れる。
湘南DF#2牧野が#9セイヤにつられて縦にポジショニング。後ろから#72萩原が寄せてくるが#4ケンゴはほぼフリーの状態。
#36カツは一度ファーサイドへポジションをとるが、湘南DF#4高橋がボールを見たタイミングでするするっと平行の位置に移動。
湘南#27堀内も絞り切れておらず、ここに#4ケンゴから絶妙なパスが通った。
やはりDFのエラーとそれを見逃さない視野、そして実行する技術があればGKがスーパーであっても得点は生まれる。
後半残り1:32。フウガの攻撃。
底辺中央の#63ショウタから右奥の#36カツヘ飛ばしのパスが入る。
#23ツルが抜けてゴール前へ、パスを出した#63ショウタが落としからのシュートを狙い近寄るお手本のようなLの形。
さらにファーサイドマイナスへの折り返しの位置に#4ケンゴが侵入する理想的な状況。
#36カツの選択は#23ツルを飛ばした先の#4ケンゴ、も湘南DF#22牧野が足を伸ばしてなんとかカット。
後半残り0:52。フウガの攻撃。
左サイドで#4ケンゴ→#15ジエイ→#23ツルとつないで、最後はゴール中央に走りこんだ#63ショウタが左足でシュートを放つも湘南GK#87フィウーザがセーブ。
パワープレーで追いついたが勝ち越しまでは届かずにここで試合終了。
後説
この試合でFリーグ通算300試合出場を達成した#4ケンゴの1G1Aの活躍で追いつき今シーズン初の勝ち点獲得。
前節の後説で#27堀内と#72萩原に気を付けよう、と言ってたらまさにその二人にやられてしまったので、相手チームの注目選手はもう触れません。。。
試合映像を見直すと相手のGKがフィウーザじゃなければ勝っていたかもしれない。とはいえ、そういうスーパーなGKの獲得も含めてチームビルディングなわけで。
今シーズンは毎試合同じことを言っているけど、足りないのは勝ち点3だけって状況。ただ、セットプレーから失点したのもまたまた同じことの繰り返し。
今シーズンは#4ケンゴ、#5リュウタ、#18ヒロキのタイプの違うFIXOで3セット分組めていた。#5リュウタの出場停止で2セット回しにするのかな?と思っていたが、序盤は#17クリと#24バイクを2人一組で#5リュウタの代わりとして3セット回し、中盤以降は#63ショウタをFIXOとして起用する形で2.5セット的な組み方をしていた。
#63ショウタは本来は攻撃的な選手だが、経験値とフィジカルなどを加味すると妥当な選択だった気がする。
第4節はホームに戻って現在首位のペスカドーラ町田戦。
3試合で15得点2失点と昨シーズン優勝まであと一歩だった強さは健在。
昨シーズンのリーグMVPだったジオヴァンニが退団し、代わりに獲得したビゴージもおそらくまだ登録されない様子。
フィウーザには止められたが同じ形で攻められれば得点は生まれるはず。
また、ヴィニシウスも開幕戦は出場したもののここ2試合は出場しておらず、森岡がその代わりを務めている状況。
森岡はプレスバックが遅いのでPIVOで使ってくれた方が助かるんだけどなぁ。
要注意選手は、、、言いません!