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フウガドールすみだをデータで振り返ろう~得失点編(Fリーグ2024-2025中断期間前)

9月は間に合わなかったけどリーグ再開には何とか間に合った。
フットサルワールドカップ2024を見ていたら筆が進まない進まない。。。

ということで、前回の出場時間編に続いて、中断期間前までの得点と失点についてまとめてみます。


得点数とアシスト数

まずは一番わかりやすい得点数とアシスト数。

得点とアシスト

得点数は公式HPにもデータが出ているけどアシスト数は公式データがないので手集計。

チーム得点王は#23ツルの6得点。
続いて同率2位に#36カツと#63ショウタの4得点。

ここまではこの3選手がそれぞれ別のセットで起用されることが多く、各セットの攻撃面での軸となっていることがわかる。

チームアシスト王は#36カツの5アシスト。
続いて同率2位に#4ケンゴと#15ジエイの3アシスト。
気が利くタイプの3選手がアシスト数の上位を占めた。

シュート数とシュート成功率

次にシュート数とシュート成功率。

一応公式HPに上位陣はデータとして公開されているのでこちらも集計。

シュート数ランキングは#36カツがリーグ14位、#23ツルがリーグ18位、#63ショウタがリーグ23位。
シュート成功率ランキングは#23ツルがリーグ11位、#63ショウタがリーグ23位、#36カツがリーグ27位。
#11ユウキと#24バイクのシュート成功率が高いけど、シュート数が少ないので参考記録扱い。

得点数、アシスト数でもわかる通り、この3人が攻撃面を牽引しているのが印象だけではなく数字上でも証明されている形。
前線の選手としては#9セイヤの数字がちょっと物足りないかも。

得点のシチュエーション

フットサルでは「定位置攻撃」「セットプレー」「カウンター」がそれぞれ得点の1/3を占めると言われてきている中で、結果的にバランスのいい比率となった。
フウガはここまで9試合で24得点。1試合あたり2.67得点、と少し物足りないのが現在の順位に表れている感じ。

定位置攻撃:昨年のフウガは定位置攻撃があまり得意ではなかった印象(数字的な裏付けなしでホントに私の印象だけ)だが、今期はクアトロと3-1のハイブリッドや#23ツルのドリブルといった特徴を生かした攻撃など、狙った形で崩せている印象。
セットプレー:キックインが3点、コーナーキックが2点、直接FKが1点、第2PKが1点とセットプレーの中でもバランスよく得点できている。
カウンター:ショートカウンターが5点と前プレでしっかり奪って得点につなげられている。
特殊局面:パワープレーでしっかり崩しての3点。フウガは伝統的にパワープレーは苦手なのだが、今期はパワープレーでもしっかり得点が取れている。

失点のシチュエーション

失点の比率としてカウンターが少なめな一方で、定位置攻撃での失点が多かった。
フウガはここまで9試合で30失点。1試合あたり3.33失点とこれまた少し多めな結果で現在の順位を表している。
ちなみに名古屋戦での9失点がなければ、、、という観点もあるがまぁいったんそれは置いておく。

定位置攻撃:今期のフウガは相手に押し込まれた場合にゾーンDFに移行するが、この時のゾーンの旋回(ペルムタ)が間に合わずに逆サイドまで飛ばされて失点するパターンが多い。
たぶん各チームはそこを狙ってきている感じがするので、中断期間でどこまで完成度を上げられるかが結構大事なポイント。
セットプレー:キックインが3点、コーナーキックが1点、直接FKが3点。
チョンドン含めた中長距離からのロングシュートでの失点の印象が強い。
GKのミスの部分もあるとは思うけど、壁の作り方含めてチームで守る方法を考えないとまたやられそう。
カウンター:カウンターでの失点は少なめ。撤退の早さとボールの失い方が悪くない(攻撃の終わり方が良い)部分が出ている感じ。
特殊局面:パワープレーが3点、パワープレー返しが2点、GK攻撃が2点、退場者による数的不利が1点。
致し方ない状況なことが多いとは思うものの、パワープレー返しは攻撃の終わり方、リスクのかけ方の工夫、GK攻撃は定位置攻撃と同様にゾーンDFの完成度の向上で防げる範囲なのかもしれない。

得点位置

フウガの得点がどの位置から決めたものなのかをプロット。
ついでに得点者の背番号もつけた。

気になるのがペナルティエリア内のファー詰めと呼ばれるような位置からのゴールが少ないこと。
ここの数が増えてくれば自然とゴール数が増えてくるのではないだろうか。

ゴールから6m(ペナルティスポットまで):11点
6m~10m(第2PKスポットまで):12点
10m超:1点

失点位置

フウガの失点がどの位置から決められたものなのかをプロット。

失点シチュエーションでも触れた通り、定位置攻撃で左サイドから右サイドに飛ばされての失点が多いので、ペナルティエリア内の図上でいうと右側のエリアに集中している。
あと気になるのは10m超から6失点(パワープレー返しの2点を含む)はちょっと多い気がする。

ゴールから6m(ペナルティスポットまで):18点
6m~10m(第2PKスポットまで):6点
10m超:6点

おわり

中断期間前の振り返りはここまで。

中断明け初戦は10/12(土)16:00からひがしんアリーナでのシュライカー大阪戦。
その前にはバッファローズの試合もあるよ。


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