実質ベアなのに…
私の職場では、4月から生活支援金という名目で、10000円が支給されている。
労働組合があるわけでもなく、昨今の物価高から来る従業員の生活への配慮だというのだから、立派だ。
しかもその采配を決めているのは、社長だ。
その社長直々に、従業員に対し、もっと増やしたい、だから無駄を減らし、利益を作ることを一人ひとりが考えてほしいと話している。
ありがたい話だ。なんとかそれに答えていきたい。
後日、管理職からこの件について追加説明があった。
利益が大幅に増えてもいない、従業員も増えて、労務費も上がっている。
そんな中、社長は従業員のために生活支援金をくださっている。
賞与も出し続けている。
うちの社長は優しい。当たり前だと思うな。
利益が出なくなれば、支援金どころか、給料も、払えなくなるからな。
なんか、ガッカリした。
社長を持ち上げたい気持ちはわかるが、
別に我々は社長のために働いてるわけではない。
利益が出てるのかどうかさえ見えてこないし、
相変わらず賞与は2ヶ月しか出ない。
建物は数年で3倍以上にでかくなり、設備も増えてるんだから、
売上も利益も上がってるんでしょう。
誰もそれについて追求していない。
我々が稼いだ金で建ててるんでしょう?
配分ではなく、投資してるんでしょう?
なんの説明もなしに。
世間ではベアが始まっている。
やっていることは同じことなのに、なんか貧乏くさいというか、
金に汚いというか、会社と利益は、社長のものって感じが、
滲み出てるんだよな。
本当に残念。さようなら。