もしも自民党のマスコットアカウントが不謹慎ツイートしたら、きっとアカウントごと削除すると思います
立憲民主党のマスコットキャラクター、立憲民主くんが、とんでもないツイートをしてしまいました。
一応、非公式キャラクターであるとは言っていますが、かりそめにも、立憲民主党の名前を名乗って、こういうツイートをするのはダメすぎるでしょ。
無関係だとは言ってますが、無関係ならそもそも、このアカウントが存在すること自体を許してはいけないと思うのですが、なぜ放置しているのでしょう。当該ツイートを削除すればそれで済むという話ではないと思うのですが。
そもそも、無関係のはずなのに、どうして立憲民主党の応援に来てるのでしょう。
一応、知らない方に説明しておくと、このキャラクターは、もともとは「民主くん」という名前で、民主党の公式キャラクターだったのです。
この、民主党のロゴマークをモチーフとしたキャラクターだったのです。
ところが、民主党が「民進党」と改名したときに、「民主くん」はお払い箱となってしまい、新たに「ミンシン」というキャラクターが作られました。
ところが、翌年の総選挙で民進党の衆議院議員が全員「希望の党」へ移籍することになりました。しかし小池代表は、安保政策などで意見の異なる議員は受け入れないとし、排除された議員らの一部が、枝野氏を中心とした「立憲民主党」を新たに立ち上げました。
すると、民主くんも「立憲民主くん」として、なぜか復活。
なお、勘違いしている人が多いかと思いますが、この時点で民進党は未だ消滅しておらず、参議院議員だけが所属する政党として存続していました。
立憲民主くんが誕生した裏話なんかもあります。
もしかしたら、立憲民主くんが「非公認」なのは、そもそも部外者である高橋健太郎さんが勝手に作ったということと、立案制作者である高橋さんが「非公認のままが良い」と発言したことも影響しているのかもしれません。あと、結党当初は、長く続く政党ではないと考えていたからかもしれません。
まあ、そんなわけで、立憲民主党と全く無関係とは到底思えない立憲民主くんなわけですが、今回の騒動について岩田温さんが良いことを言っておられます。
立憲民主党の人達に申し上げたいのは、こういう、人間を人間と思わないような、例えば山口二郎さんも「お前は人間じゃない、叩き斬ってやる」とおっしゃってましたけど、おい、大丈夫かい?人間ですよ?と。この「人間じゃない」という発言は、本当に危ない発言で、例えばナチスがユダヤ人虐殺をやったときも「ユダヤ人は人間じゃない」と言った。ルワンダで虐殺が怒ったときも、相手は人間じゃない、と言ってたんですね。つまり相手を非人間化して、悪魔化することによって、相手を叩き斬っても罪の意識を感じなくて済むようになる。人間じゃないんだから。人間じゃなければ人権なんかないんですよね。その辺にゴキブリが這っているのと叩くのと同じことだと思えるようになる。こういう刷り込みを行い続けることによって、人間は人間に対して本当に残酷になっちゃうわけですよ。
これら全てを立憲民主党の支持者の仕業としてしまうのは酷かもしれませんが、立憲民主党は、日本共産党とも手を取り合っていくおつもりのようですから、こういった勢力の非も今後は背負っていく覚悟が必要なのではないでしょうか。
かつての日本は、戦争中でさえ、ルーズベルト大統領が死去すると、鈴木貫太郎首相は「深い哀悼の意」を表明したものです。立憲民主党の皆さんには、鈴木貫太郎首相の精神を忘れないでいただきたいですね。立憲民主くんのアカウントは、「無関係だ」などと居直るのではなく、アカウントを削除するように求めていくべきではないでしょうか。これは決して言葉狩りではありません。立憲民主くんの中の人が今後も誹謗中傷を続けたいのであれば、個人のアカウントで、自らの責任で発言されていけば良いのですから。
「決して若くはない安倍さんを心配するつもりで」って、白々しいんだよね。
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