文在寅は対馬の仏像を盗むつもりか?

2012年に対馬から盗まれた仏像。その所有権を主張する韓国・浮石寺が韓国政府に対して仏像の引き渡しを求める訴訟を行ってたのだが、その後まったく音沙汰がないと思っていたところ、なんと3年間も放置されていた模様。

記事にある通り、一審ではなんと驚くことに「浮石寺への引き渡し」を命じる判決がくだり、韓国政府がこれを拒否して控訴していた、というのが、これまでの流れ。ところが、控訴審が3年間も放置されている間に、韓国の政権は朴槿恵から文在寅に変わってしまった。

韓国の一審判決がおかしいのは常識で考えればわかると思うが、浮石寺の主張が真実か否かに関わらず取得時効が成立すると考えられる。

なにせ浮石寺の主張は、500~600年以上前に盗まれた、というものである。もちろん、盗まれたという証拠はどこにもないが、証拠があろうがなかろうが、そんな大昔の話、とっくに取得時効が成立していなければおかしい。

もちろん韓国の民法にも取得時効の概念があり、素人の私が韓国の民法を読んでも韓国一審判決がどういう法理で導き出されたものかちょっと想像がつかない。

これが日本なら「控訴審では良識ある判決が出るはずだ」と思うところだが、なにせ韓国は大法院からしてあの「徴用工」判決を出してしまうところだ。あんなハチャメチャな判決を下す韓国司法を信用しろというほうが無理だ。

まあ、韓国の司法がハチャメチャなのは近年に始まった話ではなく、実は昔からハチャメチャだったんですよね。ガンダム裁判とかダイソー裁判とか。いずれも最終的には日本企業が勝訴していますが、そもそも控訴審になってしまっている時点でおかしい。

で、気になるのは、現在の韓国の政権が文在寅政権だということです。そして控訴審が今春再開、というタイミング。韓国では4月に総選挙が行われますので、政権としてはここで反日アピールをしたい狙いなのでは?もしそうだとするなら、控訴審でも浮石寺の主張に沿った判決が出てしまう恐れが。

ここで注意してほしいのは、控訴しているのが韓国政府だということです。つまり、政府が控訴を取り消せば自動的に浮石寺の勝訴となり、仏像は浮石寺に引き渡されます。ですが、韓国政府はそうしないでしょう。あくまで「政府は努力したが司法の判決には逆らえない」というスタンスを取りたいはずですから。

なので、仮に控訴審で再び韓国政府が敗訴しても、大法院へ上告すると思います。そして大法院で判決が出る前に文政権が倒れれば、もしかしたら、まともな判決が出る可能性も微レ存。

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