在日朝鮮人に強制移住の被害者なんていません
また、海外同胞の存在も忘れてはならない。韓国の住民登録法は、元から海外の永住権者には住民登録番号を付与していない。混同されがちだが、住民登録は国民登録ではない。韓国人ではなく、「韓国に居住している」韓国人に与えられる番号なのだ。そのため、とりわけ韓国籍を有する在日同胞たちは、当初から不便を強いられてきた。日本統治時代に日本に移住し(強制移住が多かった)、韓国籍を維持していた在日韓国・朝鮮人は、日本で特別永住権を有している。
いやいや、強制移住なんて1人もいませんよ。
勘弁してください。
そもそも、韓国人(朝鮮人)の日本への移住は、日韓併合より前から始まってますから。貧しい祖国を捨てて、より豊かな国へ移住するなんて、現代でも普通に沢山ある話じゃないですか。
1930年の時点で既に30万人の朝鮮人が日本にいたのです。
李氏朝鮮時代から貧しかった南朝鮮から、職を求める多くの朝鮮人が日本に移入した[6][7]。日本への渡航には渡航証明書が必要だったが[138]、多くの朝鮮人が日本内地へ密航した[139]。多くの密航業者が密航を斡旋し、巨万の富を築いた[138][140]。2,000人を密航させた密航業者は一万数千円を荒稼ぎして妾を10人抱えるほどであった[140]。密航は1930年代に入ると激増し、毎日のように摘発されるようになった[139]。このため、1934年には岡田内閣は朝鮮人の密航の取り締まりを強化するために「朝鮮人移住対策ノ件」を閣議決定したがその後も密航は増加していった[6][7][139][141]。余りの密航の多さに日本政府は渡航制限を緩和したが[142][143]、渡航条件を満たさないものたちによる密航は止まらなかった[143]。第二次世界大戦中にも密航が行われており、密航朝鮮人が検挙されている[144]。
つまり、日本は朝鮮人を強制移住させるどころか、それは全く逆で「勝手に日本に入ってくるな」と言って、移住を制限していたわけです。
これは、1959年の朝日新聞の報道です。
これ、ネトウヨがよく曲解して「日本は朝鮮人をたった245人しか徴用しなかった」と言ってますけど、違いますからね。1942年~1945年に戦時徴用で日本に来られた方は、20万人程度いました。(*)
ですが、その大半は、戦争が終わって朝鮮(韓国)に戻りました。当たり前ですよね、自分の意思で来たわけじゃないんだから、帰れるようになったらとっとと帰る。これが当たり前です。
245人というのは、戦時徴用で日本に来て、戦争が終わっても日本に残った人の人数です。もちろん、帰れるのに帰らなかったのだから、それはご自身の意思ということになります。
そして、この245人以外の在日朝鮮人は、そもそも日本への移住自体が自由意志だった、ということになります。
「いやいやおまえ、最初に『強制移住なんて1人もいない』と言ったやないか」と言われる方がおられるかもしれませんが、戦時徴用で一時的に日本に来ただけなのを「移住」って言いますかね?例えば、単身赴任で2年間東京から福岡に引っ越すことを移住って言います?移住ってのは、実家を手放して完全に居を移すことをいうんじゃないでしょうか。帰る家があったらそれは移住じゃないと思います。
終戦当時、在日朝鮮人は約210万人いたそうです。20万人が戦時徴用ですから、約190万人は自由意志による移住ということになります。その自由意志で日本に来られた方々も、大半は祖国へ帰られました。もともと、稼ぎたくて日本に来たわけですから、敗戦でボロボロになった日本から出ていくのは当然ですね。もっとも、彼らも、その後祖国が朝鮮戦争でボロボロになるとは予想もしていなかったでしょうが。
日本に残ったのは、約60~70万人程度でした。その中の245人が、戦時徴用で連れてこられた方ということです。
ちなみに、特別永住者の中には、戦後に日本に来られた方も含まれてます。済州島での大虐殺事件や、朝鮮戦争から逃げてきた人たちです。
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