日本の新型コロナの感染者数が少ないのに芸能界の感染者が多いのは日本が感染者を少なく見せるために隠蔽している証拠!
みたいな主張をする人、結構いますよね。
私は、「夜の街」でほとんど説明が付くと思います。
これは福井県の事例ですが、感染者の大半が、キャバクラで感染してます。なお本文では「ラウンジ」と書かれてますが、これはキャバクラのことですね。
東京でも「大半」とまではいかないですが、かなり多くの人が、こうしたお店で感染しています。
東京都の感染例を厚生労働省のクラスター対策班が調査したところ、キャバレーやナイトクラブ、バーなど酒場での感染が疑われる事例がこれまでに38人確認された。直近2週間の感染経路が分からない都内の感染者のうち、夜の繁華街に関連する事例は3割を占めるという。
3割とは言っても、母数の多い東京の3割ですからね。記事は1ヶ月以上前のものなので現在でも3割程度なのかどうかは分かりませんが、おそらくかなり多いであろうということは想像が付きます。多分、病院クラスターの次に多いんじゃないかな。
芸能人といえば、こうしたお店との関係が切っても切り離せない関係にあるので、感染リスクは普通の人よりもかなり高いと思われます。志村けんさんもお店でウイルスをもらってきたのではないかと言われてますよね。
一方、あれほど危険だと言われた満員電車での感染事例はほとんど聞きません。電車の中で喋る人はほとんどいないし、それに乗客の大半はマスクしてるので、飛沫が飛び散ることもほとんどないのではないでしょうか。学校を休校させたことで、電車に乗る生徒・児童が少ないのも関係あるかもしれません。子供は電車内でも大きな声で会話しますからね。
いずれにせよ、感染者数に占める芸能人の割合が高いことは特段ふしぎなことではないということです。