森ゆうこ議員は愛国者

 元毎日新聞の論説委員で北朝鮮情勢に詳しい東京通信大学の重村智計教授は、森議員の“提言”を「北朝鮮の実情を知らない人が、単なる思いつきを口にしただけです」と呆れる。

「北朝鮮はロシアや中国にさえ、『ワクチンを供与してほしい』と頼んではいません。日本がワクチンを一方的に北朝鮮へ送ると言えば、彼らは『毒でも入っているんじゃないか』と疑うのが普通でしょう。彼らは、プライドの高い民族です。日本の施しは受けないと反発する。韓国の前外務大臣は北朝鮮にコロナ被害があると述べて、北朝鮮から激しく批判されました。拉致問題の解決には全く役立ちませんし、これまでにも国会議員が思いつきの質問を口にしたことで議論が停滞したことが何度もありました」

いやいや、重村教授、森ゆうこ議員は愛国者なのです。思いつきでこんな愚かな発言、するわけがないじゃないですか。

森ゆうこ議員は決してパヨク議員ではなく、保守本流の小沢一郎氏の薫陶を受けた愛国議員なのです、彼女は、2001年に自由党から出馬して政界デビューしました。当時の自由党と言えば、現在のイメージとは180度正反対で、「自民党より右」を売りにしていた政党でした。

そんなバリバリの保守政党で、短期間で頭角を現し、小沢氏の最側近の地位にまで上り詰めた女傑が、パヨクなはずがないじゃないですか。

じゃあ、そんな愛国者の彼女が、いったい何の目的で、こんなあからさまな売国発言を行ったのか?

そんなもの、ちょっと考えればわかるでしょ。もうすぐ衆院選なのですよ。愛国者の森ゆうこ議員としては、なんとしても立憲民主党の議席を減らしたい。だから自らが犠牲となって、立憲民主党の評判を貶めるような発言をしたのです。

わざとパヨクのふりをして売国発言をすれば、大半の国民は、それは森ゆうこ議員の演技だとは思わず、立憲民主は売国議員ばかりだと思って、他の政党に投票するでしょう。まさにアカデミー賞レベルの演技力ですよね、アカだけに。

あ、アカじゃなかった、愛国者だった。



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