賢者は統計に学び愚者は経験に学ぶ
見出しは「賢者は歴史に学び愚者は経験に学ぶ」のパロディですが、下のデータを見て、ふとこんなパロディを思いついてしまったわけです。
いまさらこんな数字を持ち出さなくても、韓国が世界の中でも突出した反日国であるデータなど枚挙に暇がありません。
例えば、これはちょっと古いデータですが
両国の日本への評価はもともと悪いが、今回の調査はさらに拍車がかかり、中国では「良い」の17%に対し「悪い」が74%。韓国は「良い」21%、「悪い」67%。両国とも前年より「悪い」が増え、尖閣諸島や竹島の領土問題、従軍慰安婦問題で、日本との摩擦が高まったことをうかがわせた。
もう少し新しいデータもある。
インド人が日本を嫌っている理由がよくわからないが、それでも「嫌い」を含めると日本を最も嫌っているのは韓国人だということになる。
それ以外の調査でも、韓国人の日本に対するイメージは常に世界最悪で、韓国が世界一反日イデオロギーの強い国だというのは、少なくとも統計的にはどうやら疑う余地はなさそうだ。
しかし、反日パヨクは統計が苦手なのか何なのかよくわからないが、こうした統計を否定し正反対のことを言う。「韓国は反日じゃない」って臆面もなく主張する。
彼らが統計を無視する理由の1つには、「自分達にとって都合の良いデータではないから」ということもあると思う。彼らにとって統計とは自分達にとって都合の良い結論を導き出して気持ちよくなるためのツールであって、真実などどうでも良いのだろう。
もし「真実などどうでも良い」と思っていないのなら、このような無意味なデータを作るはずがない。
このデータ自体に、嘘は、確かにない。嘘はないが、しかし真実は隠されてしまっていて、このデータからは真実は読み取れない。したがって、このデータは無意味である。
このデータで隠されている真実
①与党は自民党だけではない
②野党の中にも、立民、共産に批判的な政党(維新の会など)がある
③棄権した人はそもそも立民、共産、社民、れ新のことも支持していない
話を元に戻しますが、彼らは韓国人が日本を嫌いではないというデータを出すことができません。たまーに出してくるのは、訪日観光客の数くらいなもの。
まあ、これも古いデータで、今は「ノージャパン」運動とコロナのダブルパンチで訪日観光客は激減しているのですが、多い時でも700万人。ちなみにこれ、韓国人の約14%が日本に来ている、というデータではありません。700万人というのは延べ人数であり、1人の韓国人が年に4回日本に旅行に来たら、それは4人として計算されます。つまり、日本に来る韓国人なんて、おそらく1割もいないってこと。まあ1割でも十分多いですけど、これをもって韓国人全体が日本を好きだとは言えません。だって日本に来ない韓国人が9割いるわけですから。
似たような統計的事例で言うと、5~6年くらい前に「平和安全法制」への反対運動で、彼らの公称によると約12万人が集まったそうです。彼らにしてみれば「どうだ、こんなに大勢の国民が法案に反対しているんだぞ!」と言いたいところでしょうが、たとえ12万人集めたところで国民の人口の0.1%に過ぎないわけで、その12万人が民意を代表しているかどうかなんて、分からないわけです。
これらの事例から、反日パヨクは統計をちゃんと扱えない、ということが分かると思います。
そして反日パヨクは最後には「実際に韓国人に行ったことがないだろ」などと言って、全体像の話から個人の体験談へと論点をシフトさせようとします。もちろん体験を無視しろというつもりはないですが、それは決して韓国全体の民意ではないことに留意が必要です。
また、彼らが付き合う韓国人というのは、イデオロギー的にも彼らに近しい人たちばかりでしょうから、彼らの反日的な言動を見ても何とも思わないだけって可能性もあります。何しろ反日パヨクは自分が反日であるという自覚すらない人が大半ですから、自分の意見に近い意見を言う人のことを反日だと思うわけがないでしょう。
もちろん体験など何の役にも立たないなどと言うつもりはないことは繰り返し念を押して言っておきますが、しかし、別に韓国に行かなくても、統計を見ただけでも韓国が反日国家であることは十分理解できるのです。