「宇崎ちゃん」献血ポスター問題Part3
まだまだ献血ポスター問題やります。
2008年、JRがふんどし姿の男性が写る祭のポスターの掲示を拒否したことがある「JR東日本盛岡支社は、ポスター掲示がセクハラにつながるかもしれないと判断」「駅はいろいろな人が利用する。このポスターのデザインに不快感を持つ人も出てくる可能性は高い」とのことだったhttps://t.co/md9t2k5HyI
— 弁護士 太田啓子 (@katepanda2) October 26, 2019
珍しく太田弁護士の主張に私も全面的に賛成です。蘇民祭ポスター問題、すっかり忘れてましたが、当時、JR東の判断に、とても多くの人が批判していました。小倉智昭さんもテレビで批判してました。
新宿2丁目のこのポスターはイラストだ。でも、近隣住民からの苦情に「たかが絵だろう」「二次元と三次元の区別もつかないのか」という批判がわきあがったという記憶もない。https://t.co/y2pdSfpshu
— 弁護士 太田啓子 (@katepanda2) October 26, 2019
こちらの話は正直知らなかったのですが、もし知っていたら、もちろん批判してましたよ。この2つの話、とてもとても、太田弁護士の主張に賛同できるのです。でも、それなのに太田弁護士はどうして「宇崎ちゃん」や「キズナアイ」等は目の敵にするのでしょう。
献血ポスターのミラーリングについては「そもそも男女の身体の扱われ方が非対称なんだから正確なミラーリングは無理だ」という指摘をよく見るし、私もそう思う。似た事象が何かあったと色々思いだしていて、この二件を思い出した。どちらのときも「表現の自由の侵害だ」という批判を聞いた記憶はない
— 弁護士 太田啓子 (@katepanda2) October 26, 2019
最後の「表現の自由の侵害だ」という批判を聞いたことがない は間違いです。太田弁護士が個人的に聞いたことがないのはもしかしたら事実かもしれませんが、批判は、物凄く沢山ありました。
本当にそうです「こうしたことにより、漫画やアニメは迫害されていると考える人もいるが、注意しておかなければいけないのは、公共団体と漫画・アニメ表象のコラボ全てが炎上するわけではないということである。既存作品とのコラボに限っても、「炎上」するのはごく一部の作品だけだ。」 https://t.co/AcVn6ADRiW
— 弁護士 太田啓子 (@katepanda2) October 26, 2019
炎上させている張本人が何を言っているのでしょう。「一部」だからそれが何だって言うんでしょう?「一部」なら炎上させても問題ないと?あなたが静かにしていれば炎上しなかった事例は沢山あります。
「環境型セクハラ」の拡大解釈が引き起こす悲劇
環境型セクハラというのは、例えば女性社員のいる会社に女性モデルのヌードポスターを貼る、などの嫌がらせ行為を言います。しかし、この定義を拡大すると表現の自由を大きく抑圧します。
「公共の場にふさわしくない」「女性の尊厳を傷つける」「わいせつ目的である」など、批判のロジックが今回の献血ポスターに酷似しています。
こういった批判に、この女性モデルはこう反論しています。
私の体を性的なモノ扱いしないで。自尊心を持った、健康的な女性らしい体、また女性用商品の女性向け宣伝を不快に感じるなんて酷いわ。自分の体に自信を持っていることが『不適切』で『下品』だと言うことは、私たちに対する侮辱行為です。(中略)これが"間違った"行動だと言うのなら、私は"正しい"ことをしたくありません。
当たり前ですよね。「おまえの身体はわいせつ物だ」と言われたも同然なわけですから。どっちが女性の尊厳を傷つけてるんだって話ですよ。
こどもだってきれいなドレスを着てみたいだろ。一番ダメなのは「Kマート」の対応ですね。ごく少数の先鋭的なキxxxからの抗議に簡単に屈してしまうのは日本だけじゃないんですね。
これが「宇崎ちゃん」問題にもっとも近い問題かもしれませんね。似非フェミニストは「私たちはこれには抗議していない」と弁解すると思いますが、現実問題として、このような抗議をする人たちがいるわけですよ。胸が大きい人がテレビに映るだけで環境型セクハラになると主張する人たちがいるわけですよ(その人たちは「環境型セクハラ」という熟語は使ってないでしょうが、言ってることは同じですよね)。
私は環境型セクハラですか?
— 萌生めぐみ∅アニメ制作中⋈ (@megumi88works) October 24, 2019
Gカップだからか良く人の視線が気になるけど、親がくれた大切な体だから堂々としてます。
昨日から「環境型セクハラ」がトレンドだったので、番組出演には胸がパッツンな服を選んでみました。
不快になりましたか?#宇崎ちゃん献血 #行ってきた!#宇崎ちゃん好きです pic.twitter.com/hVZ2hJQjMn
胸が大きいことが悪いことのように言われたり、男女関係なくジロジロ見られたり、とても嫌な思いしてました。
— にゃこ (@2a_ko11) October 24, 2019
そういうのが嫌で、私は胸が目立たないように背中丸めて姿勢悪くなってしまっていましたが、萌生さんの言葉でスッキリしました。
これからは胸張って歩きます。
ありがとうございました。
おっぱい大きい女性イラストが環境セクハラというなら巨乳は存在するだけでセクハラになるの?性的な女性は悪なの?私はそんな空気を思春期からずっと感じてきた。私たちはなんなの。同じ人間として認めてよ。
— ふしみさいか@BG読み切り/サンクリJ35a (@tibinos) October 24, 2019
胸の大きな女性たちにこういうことを言わせてしまうフェミニズムって、どこが女性の権利拡大になってるの?明らかに女性の人権を踏みにじってるだけだよね。
世の中に、女の身体に関する性的サインが溢れているから性犯罪が起こる訳ではない。
— ひまちゃん (@HI_MA_CHA_N) October 26, 2019
男がイヤらしい事ばかり考えているからでも、女が無頓着にだらしない姿を披露しているからでもない。犯罪を無実の人のせいにしてはいけない。
食い逃げ多発のカレー屋は、カレーの匂いが魅惑的なのが悪いのか?
まったくそのとおりです。
ツイフェミとは、ミサンドリー(男性嫌悪者)のことである。
というエッセイ(ノンフィクション)をTwitterで教えてもらいましたので、こちらに紹介しておきます。まだ執筆中らしいので、今後に期待ですね。ぜひ書籍化してほしい。
一方、こちらはフェミニスト側からの自白。問うに落ちず語るに落ちる。