テレ朝はそんなに戦争が始まってほしいのか。てか、不親切すぎる。
中国人民解放軍が「プロモーションビデオ」を公開した、というニュースなのだが、肝心のビデオがどこに行けば見れるのかが全然書いてない。何のためのウェブメディアなんだ。リンクを貼るだけだろう。なんでそんな簡単なことができないのだ。
YouTubeで検索すれば見つかるかな、と思ったけど日本語で検索しても見つからない。そりゃそうだろう。かといって中国語のタイトルも分からない。リンクを貼らなくてもいいから、せめて中国語のタイトルくらい記事に書いておいてくれ。本当に不親切。
どうにか中国語のタイトル(「假如今天战争爆发」というらしい)を調べて、YouTubeで検索してみたら、一番上に表示されたのが4年前の動画。
どういうこと?
4年前の動画を今さらニュースにしたわけじゃないよな?
と思ったら、謎はすぐに解けた。
これが、ニュースで取り上げられた「プロモーションビデオ」だ。ただし、これがオリジナルかどうかわからない。ってか絶対コピーだろう。アカウントの説明には「中国大陸出身の平凡な一青年」と書いてある。うん、コピーでした。
結局、言葉の壁もあって、オリジナルがどこにあるのか、私の力では見つけることが出来なかった。
何にせよ、今回の「プロモーションビデオ」は、4年前に公開した動画のリメイクにすぎない、ということは分かった。
で、テレ朝はなぜかこれを「台湾への挑発」と決めつけている。
しかし、なぜこのタイミングで映像を公開したのでしょうか。その背景にはアメリカと台湾の急接近が関係しているとの見方も…。
はいはい、ごめんなさい。決めつけてなかったでしたね。あくまで「推測にすぎません」というスタンス。東スポの1面見出しの「〇〇〇〇ゕ?」みたいなやつですね。もういい、テレ朝の信頼性は東スポレベルってことで。
で、今回のリメイク動画、いろいろツッコミどころ満載らしい。
中国軍が公表した、爆撃機が滑走路を爆撃するプロモーション動画の一部が米国映画から無断転用した可能性があると、中国のSNS上で指摘されている。攻撃を受けた滑走路が米軍基地に似ているとの指摘もあり、波紋が広がっている。
(中略)
ところが、滑走路が爆発する場面などが米映画「ザ・ロック」や「ハート・ロッカー」に酷似しており、滑走路周辺の地形や建物の形までほぼ一致している。微博上では「知的財産権の意識はないのか」などと中国軍を批判する書き込みが相次いでいる。
あはは、さすがは「大きな北朝鮮」。やってることが一昨年の韓国のレーダー照射問題の「反論動画」レベルだぞ(笑)
これも探すの苦労した。ニュース動画で検索汚染されてて、オリジナルを探すのに苦労するって本末転倒だよな。