韓国の大学生が尊敬する歴史上の人物がやばすぎる。。。
なんと、1位から8位までのうち6人までが抗日独立運動家で占め、残る1人も豊臣秀吉の軍と戦った李舜臣なので、5位の世宗大王以外は全て日本絡みの人物なのです。
1位の柳寛順という人は我々にはあまり馴染みのない人物ですが、3.1独立運動で捕まり、若くして獄中死した女性だそうです。
韓国では、彼女は「拷問によって殺された」ということになっているそうです。Wikipediaの記述を見てみます。
4月1日、柳寛順は並川市場に集まった群集に独立運動のアジ演説を行い、デモ行進に移った。しかし、日本の憲兵警察は群集に発砲し、柳寛順の父母も死亡した
デモ隊に向けて発砲するなんて、日本の警察もずいぶん手荒なことをしてますね。ですが、拷問については
拷問により死亡との説もあるが、これに対応する取調べ記録は作成されていないため残されていない。
と書かれています。実際はどうだったのでしょう。
韓国で三一運動の英雄とされている柳寛順については、東京書籍中学校教科書にも「16歳の少女柳寛順は、三・一独立運動への参加をよびかけたために、日本軍にとらえられ、きびしい拷問を受けて命をうばわれました」と書いてあります。
これも朴殷植の「血史」がもとになっています。
朴殷植はこのなかで「逮捕されて拷問にかけられたものは10万人に達した」、さらに「逮捕された女学生は裸体で十字架に張り付けられ、髪を引っ張られると髪の毛も皮膚もともに剝げ落ちて血が溢れるように流れ、大地を染めた。日本の野蛮人どもは大笑いしてこの残虐を楽しんだ」と書いています。
これではまるで変質者です。
朴殷植という人物は、大韓民国臨時政府の第2代大統領なので、日本の悪行を誇張して宣伝する動機はないはずがないです。そもそも彼は拷問の様子を直接見たわけではないでしょう。
実際にはこの時代、すでに拷問は禁止されており、金完燮は『親日派のための弁明2』（扶桑社）のなかで「当時憲兵警察６人と警察２人を殺害し、官公署を破壊放火した朝鮮人被疑者に対しても拷問を加えなかったという日本政府の記録から見て、1年6カ月の軽犯罪である柳寛順を拷問したというのが虚偽捏造であることは明らかだ」と、断言しています。
彼女の死因は、デモ現場での負傷や獄中での反抗による体力消耗などが原因だったそうです。
どちらが正しいのかは分かりませんが、柳寛順が拷問死したことを裏付ける資料や文書は存在しない、というのがどうやら事実のようです。
数年前に元外務官僚の佐藤優さんが執筆したコラムですが、記事が削除されてしまってましたが、ミラーブログが残ってましたので、そちらを参照してください。
佐藤さんは
今回、私が一番驚いたのは、この韓国の教科書に書かれた歴史観でした。この国の歴史観は日本にとって脅威だといっても過言ではありません。
と言っておられますが、まさにそういう教育の成果が、リッパート駐韓大使襲撃事件や、靖国神社爆破未遂事件、日本領事館不法侵入事件、そして今回のこうしたアンケート結果にも表れていると思います。そして、このアンケート結果を見る限り、今後もそういった事件は断続的に続くだろうなあ、と考えざるを得ません。
10位にランクインした、丁若鏞という人物が、ちょっと興味深いです。
彼は日本が過去においては百済から書籍をもらい受け、非常に蒙昧であったのに比べ、現在は日本の学問がむしろ朝鮮を超えるようになったとまで評価した。その理由は朝鮮が中国との交流を絶ったのに比べ、日本は活発に交流することで中国の良書をすべて手に入れ、また科挙制度がないことで自由な学問研究が活発になったからだと理解した。彼がこれほどまでに日本の学問を高く評価するようになったのは、流配地の康津で日本の古学派儒学者の文集や経典注釈書を読んだからである。
当時の倭を無知蒙昧と決めつけ、倭の属国であった百済を先進国と見做す誤った歴史観はともかく、江戸末期の日本を客観的に評価していることは、当時の朝鮮においては特筆すべきなのではないでしょうか。
最近は、韓国の誤った歴史観を批判する韓国人YouTuberも十指に余るほど登場してきましたし、「反日種族主義」もベストセラーになるなど、小さなムーブメントではあるかもしれませんが、韓国の歴史歪曲を正す動きも徐々に活発になってきています。願わくば、10年後くらいには、彼らが韓国の主流になってくれればなあ・・・と、あまり期待はしすぎない程度に期待しています。
そういえば最近、旭日旗の話題を聞かなくなったけど、どうなったん？
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