どういう風の吹き回し?茂木健一郎さんが竹田恒泰本を大絶賛!
反アベ左翼としても有名な脳科学者の茂木健一郎さんが、安倍礼賛右翼としても有名な竹田恒泰さんの著書を絶賛しているということが、ちょっとした話題になっています。
まず、9月20日に中尾清一郎さんとの対談の中で、40分間ほぼずっと竹田さんの著書を絶賛。翌21日の「虎ノ門ニュース」に出演した竹田さんがこの件に軽く触れて感謝の意を述べたところ、その当日夜に再び茂木さんが動画をアップして約10分ほど竹田本について熱く語る、という面白い出来事が起こってます。
竹田恒泰さんといえば明治天皇の玄孫としても有名ですが、右派論客として左派界隈からは目の敵にされ、YouTubeチャンネルを削除されたり、講演会を脅迫で中止させらたりしています。
一方、茂木健一郎さんと言えば、かつてはアハ体験で一世を風靡し、多数の著書を出しテレビにも数多く出演されたのですが、近年では政治活動ばかりしていて本職はどうしてんだろう?状態でした。
これを「醜態」と言ってしまっては失礼かもしれませんが、正直、正視に堪えません(笑)。
そんな、すっかりパヨク化してしまった茂木さんが、竹田さんの本を絶賛したのですから、驚きですよね。
竹田恒泰さんといえば、最近では、中田敦彦のYouTube大学をパクって(かどうかは知りませんが)「竹田学校」という日本史の授業を行う企画をYouTubeでやってます。これがめっちゃ面白い。竹田さんのことを、単に血筋だけが売り物のネトウヨだと思っている人は絶対に竹田学校を見たほうが良いです。認識ガラッと変わります。竹田さんは本物の知識人でした。ちょいちょい思想的なものからくる強引な歴史解釈が気にならないと言えばウソになりますが、それを割り引いても知識量が半端ないし、しかもそれを軽妙な口調でジョークも交えて面白おかしく語る技術も凄いです。
他の保守言論人が中田さんのことをごちゃごちゃ批判してましたけど、竹田さんはそういうことは一切口にせず、むしろ中田さんをリスペクト(?)して、ご自身も似たような授業スタイルでご自身の歴史見解を披露されておられるわけで、これは素晴らしいなと素直に思います。
茂木健一郎さんの最近の活動は正直把握してませんが、こうやって思想の違う方から絶賛される本ってどういうものなんだろうって気になってしまいますよね。右の人たちが宣伝するよりもはるかに興味をそそられます。私はまだ読んでませんがこれを書き終えたら購入するつもりです。ポイント消化も兼ねて(笑)。
茂木さんがこれを機に脱パヨするのかしないのかわかりませんが、思想が違うからと言って相手のことを全否定するのはやめたほうが良いと思った出来事でした。
あれ?この二人、結構前から交流あったのか(笑)。
(日付に注目してください)